共通テスト対策は直前期だけではダメ?いつから何をすべきか徹底解説
公開日:2022/09/20
最終更新日:2023/01/04
毎年1月に実施される大学入学共通テスト。出願期間はおおむね9月下旬から10月上旬 ですが、「対策に取り組むのは直前期に入ってから」と考えている受験生も多いようです。
しかし、共通テスト対策は直前期だけでは足りません。失敗しないためには、「夏」と「直前期」に対策に取り組むべきです。
なぜ直前期だけではなく夏にも共通テスト対策が必要なのか、そして夏にやるべき共通テスト対策と直前期にやるべき共通テスト対策は何が違うのか。今回はこれらの点を詳しく解説します。
目次
共通テスト対策が直前期だけではダメな理由
最初に、共通テスト対策が直前期だけでは不十分な理由を知っておきましょう。
一般的に、高校3年生の夏までは基礎固めが中心で、9月から11月終わりくらいまでは二次試験対策に多くの時間を割くことになります。そして共通テスト対策に取り組むのは12月以降。 特に直前期は、共通テスト対策に力を注がなければなりません。
しかし、受験生の多くは夏の終わりの模試で出願校をだいたい決定します。また、秋以降の模試では結果が求められるため、点数が伸びないとメンタルにも悪影響がおよびかねません。
これらを併せ考えると、夏の終わりにはある程度共通テスト対策を完成しておく必要があります。
そもそも、共通テスト対策をスタートしてすぐに高得点がとれる受験生はそれほど多くありません。そのため、共通テストで高得点を獲得してより有利に二次試験に臨みたいならば、直前期だけの対策では不十分といわざるを得ないでしょう。
共通テスト対策は「夏」と「直前期」にやる!
それでは、共通テスト対策はいつやるべきなのでしょうか。それはズバリ「夏」と「直前期」です。もっとも、夏に取り組むべきことと直前期に取り組むべきことは異なります。ここからは、それぞれの時期にやるべき共通テスト対策を見ていきましょう。
「夏」にやるべき共通テスト対策
夏の共通テスト対策は、基礎固めに力を入れてください。共通テストの出題範囲は教科書なので、教科書に載っていないようなハイレベルの知識は要求されません。教科書の内容をきちんと理解して、知識の抜けがないように仕上げておきましょう。
そして、過去問にも一度は取り組んでください。たしかに、夏の時点で過去問を解いても高得点は取れないかもしれません。しかし、夏に過去問を解くのは高得点を取るためではなく、自分の苦手な分野・点を取りにくい部分を知るためです。早めに自分に足りないものを知り、その後の学習計画に反映させれば、より効率よく勉強を進められます。
「直前期」にやるべき共通テスト対策
直前期の共通テスト対策は、アウトプットが中心になります。
まず、過去問を解いて間違いをチェックしましょう。自分の弱点を分析して、分野別の参考書や問題集で弱い部分・足りない部分をつぶし、弱点が克服できたと思ったら再度過去問を解いてみてください。このサイクルを繰り返し、目標点クリアを目指しましょう。
そして試験日が近づいてきたら、試験当日と同じスケジュールで問題を解いてみてください。このとき、時間配分や解く順番などを確認しておくことも大切です。
まとめ:共通テスト対策は今すぐ始めて!四谷学院で高得点がねらえる力をつけよう!
「共通テスト対策は直前期にやれば大丈夫」と考えている受験生も多いですが、基礎がしっかり固まっていなければ高得点はねらえません。早めに教科書レベルの基礎は固めて、二次試験を見据えた共通テスト対策に取り組みましょう。
四谷学院では最新の入試問題を解析して、出題頻度の高い重要事項や合否に大きく影響する問題などを研究しています。そのため、二次試験対策はもちろん、共通テスト対策もばっちりです。
共通テストで高得点獲得を目指すなら、四谷学院にお任せください。

大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
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