【英語】リスニングができないよ!その理由は?リスニングの大きな壁!
最終更新日:2023/08/24
こんにちは、四谷学院の山中です。
大学受験に向けて英語の勉強を進める中で、大きな壁になるのがリスニングではないでしょうか?
「共通テストのリスニング難しすぎ…」
「もういや!ちっとも聞き取れるようにならないじゃん」
こんな思いをしている人に、今回はアドバイスです!
聞き取れない理由は?
「とにかくたくさん聞いて英語の音に耳を慣らそう!」と一生懸命に英語の音声を聞き続けてみたものの「聞き取れるようになった!」という実感がわかず、次第にリスニングから遠ざかっていく…。
せっかく頑張っているのに、それが実にならないととても悲しいですよね。
いくつもの原因が重なって「聞き取れない」となってしまうのですが、苦手なリスニングを克服するためにまず意識しなければならないのは
自分の思っている聞こえ方と実際の聞こえ方はかなり違う
ということを知ることです。
音節の仕組み
具体的に、自分の思っている聞こえ方と実際の聞こえ方は、どう異なるのでしょうか。
strength「力」という英単語を例にして考えてみましょう。
strengthをカタカナで表記するとすれば「ストレングス」となります。
リスニングで聞き取れない人の多くは、そもそもこの単語が「ス・ト・レ・ン・グ・ス」と、カタカナの1文字1文字がはっきり明瞭に聞こえると考えています。
けれども、日本語と英語では「音節」の仕組みが異なります。
「音節」とは、簡単に言うと母音と子音が組み合わさったひとまとまりの音のことです。
例えば、日本語の場合の「ス・ト・レ・ン・グ・ス」は、6つの音節でできています。
では、英語のstrengthは何音節でしょうか?
なんと、たったの1音節です。
strengthの発音記号はこちらです。
母音は1つ,残りはすべて子音です。1音節ということは、つまり英語のstrengthは手をパンと1回たたく間に発音されてしまうのです。
英語のリスニングができない!その理由は?~まとめ~
英語と日本語の違い、このずれを認識しないまま「こう聞こえるはず」という思い込みで英語を聞き続けても、決して聞き取れるようにはなりません。
当たり前のことではありますが、日本語と英語の音声は全くの別物という意識を持ちましょう。
そのうえで、英単語の音を聞き、自分でも声に出してみることで、少しずつ英語の音に慣れるようにしていくことが大事なのです。

大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
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