センター試験で1点でも点数を上げたいと思いませんか?受験生が最後の1ヶ月でやるべき5つのこと

最終更新日:2018/12/05

※この記事は約7分で読めます。

こんにちは、四谷学院の奥野です。

2018年度のセンター試験は2018年1月13日(土)と14日(日)ですね。
ふとカレンダーを見たときに12月という文字があると、「残り1ヵ月しかない!」と突然あせり出す人もいることでしょう。

あせりを通り越して、「もう無理だ・・・間に合わない・・・」と諦めてしまう人もいるかもしれません。
ですが、諦めるのはまだ早い!

「1ヵ月しかない」と考える人と「1ヵ月もある」と考える人とでは、最後の学力の伸びが変わってきます。

1ヵ月ってどのくらい?

1ヵ月と聞いたときに「無理だ・・・」と感じる人は、何に絶望しているのでしょう?

今までそういった生徒を何人も目にしてきましたが、みんな「1」という少ない数字に怯えているだけのように思います。

「1ヶ月」を日数に直してみましょう。単純に「30日」はありますよね。
さらに、時間に直してみましょう。
受験生として1日10時間勉強すると試算すると・・・1ヵ月=30日=300時間ですね。

「なんだ、意外とあるじゃん。」
そう思ったのでは??その感覚が非常に重要なんです。

人間は単純なもので、「1ヵ月」と聞くと「少ない!」と感じるのに、「300時間」と聞くと「多い!」と思ってしまうのです。
1ヵ月でセンターの点数伸ばすよりも、300時間でセンターの点数伸ばす方が、希望が持てますよね。
(実際、同じこと言ってるだけなんですけどね・・・)

それでも時間は有限である

希望が持てるとは言いましたが、もちろん「300時間あるから余裕じゃん」と思ってはいけません。

時間は有限です。
300時間あるから多少のんびりしても良いわけではなく、300時間をいかに計画的に過ごし、1点でも多く点数をとれるように対策していくかが重要です。

ただ、対策と言っても色々あります。
直前期だからこそやっておきたいことをご紹介していきましょう。

過去問対策

これは言われなくても、誰もがやることでしょう。
過去問、いわゆる「赤本」を解いて、どのくらい得点できるかやってみます。実際に過去その大学(およびセンター試験)で出題されている問題を解くので、出来が良ければ、これ以上ない自信に繋がりますよね。

[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”2.jpg” name=”生徒A” ]第一志望の大学の過去問で、8割くらい正解できた! [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”2.jpg” name=”生徒B” ]センター試験の英語で初めて150点超えた! [/speech_bubble]

そういった報告を生徒から聞くたびに、こちらも一緒になって喜びたくなるものです。
ですが、過去問を解いて、うまくいかなかった時はどうでしょうか?

[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”1.jpg” name=”生徒C” ]滑り止めだと思っていた大学の過去問を解いたら、合格最低点超えなかった・・・ [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”1.jpg” name=”生徒D” ]センター試験の数学、時間が足りなくなって平均点を下回った・・・ [/speech_bubble]

まったく自信にはつながりません。
むしろ自信喪失です。

過去問を解いて出来が良くなかった時、みなさんはどうしますか?

・所詮は過去問。今年は出題されないことを祈る?
・まぁそういうこともあるよ。次いってみよう!とポジティブに切り替える?
・解答を見て、「あぁ、こういうことか。次出題されたら出来る」という自信をつける?

過去問を解いた後は

ちなみに上記の3つの対応は、どれも間違った考え方ではありません。
過去問は過去の問題です。
今年出題されない可能性も十分にあります。
英語の長文読解で同一の文章が2年連続で出題されるなんてことあり得ませんよね。
出題範囲が近いことは多いですが、信じすぎないことが重要です。

ポジティブに切り替えることも重要。
過去問が出来なかった=不合格ですか?
違いますよね。
過去問の出来に落ち込んでいる暇があったら、少しでも点数を伸ばせるよう切り替えて努力をしましょう。

解答を見ることももちろん必要不可欠です。
自分の間違えた問題に対して背を向けるなんて、ただの現実逃避です。
しっかり間違いに向き合い、修正していく。

ただ、それだけでは足りません。
過去問を解いた後に意識をしておくべきことが他にもあります。

それは、「振り返り」と「解きなおし」、「保管」です。

振り返り

振り返りとは、言うなれば「反省」のこと。
自分が間違えた問題に対して
「何が原因でどう間違えたのか」「防ぐためにはどうすれば良いか」
を分析して、次に生かすということです。
間違えた問題だけでなく、時間配分がうまくいったかどうか、次に改善できることは無いかを探すのも重要ですね。

解きなおし

振り返りは過去問を解き終わった直後にやるものですが、もちろんそれだけでは実際に点数にはつながりません。
時間を置いてから解きなおしをする必要があります。

ただ・・・
「解きなおし」と言っても、ひたすら問題を全部解いていると、時間はいくらあっても足りませんよね。そういう場合は、科目によって解きなおしを工夫してみましょう。

たとえば、数学や理科は、実際に解答にたどり着くまでのプロセスが重要視されます。
計算式・グラフ・証明などを記述できるようにならないと、点数には結びつきません。つまり、数学・理科は、本当に1から解きなおしをする必要がある科目ということです。

それに対して英語や国語はどうでしょう?
英語や国語は文章読解が中心ですよね。
読解というのは、一度日本語訳を見てしまうと、その内容は頭にインプットされてしまいます。つまり数学理科と異なり、解きなおしをしにくい科目なのです。
そこで、自分が間違えたポイントに絞って、やり直してみましょう。
英語や古文であれば、「どこから読み間違えたか」「どこから意味が分からなくなったか」、現代文であれば「どこから言いたいことが分からなくなったか」など。そのポイントに絞って、文構造や筆者の主張を考え直してみる。自分の頭の中で「なんとなく分かった」ような状態ではなく、きちんとした言葉として「誰かに解説できる」レベルを目指すのです。

保管

解きなおしてできるようになれば、もう確実に点数として取れるようになった状態。しかし・・・・油断していると、今度は本番の緊張感にやられます。
本番というのは誰しもが緊張するもので、緊張状態の中だと人は、いつもの実力は出せないのです。

本番の緊張感に打ち勝ち、少しでも自分の実力を引き出すために、最後にやって欲しいのは「過去問の保管」です。

過去問を解き終わり、解きなおした後、みなさんはその過去問をどうしますか?
コピーをとって問題を解いている人は、そのコピーを捨ててしまったりしていませんか?

それは非常にもったいないです。
解いた過去問のコピーは、ぜひ保管をしてください。
そして、その保管したものは、試験当日に会場に持っていきましょう。

試験が始まる前、そわそわして落ち着かない時は、その過去問を見直しましょう。これまでその大学で出題された問題が載っていて、なおかつ自分が間違えた問題が載っているんです。
どんな問題集・参考書より、頼りになる相棒ですよね。自分が今まで積み重ねてきた努力の証でもあります。
試験会場で解きなおす必要はありません。それを見返すだけで、緊張は緩和されるはずです。

四谷学院では、勉強の内容だけでなく、心得やスケジュール管理方法など、細やかにサポートいたします。
詳しくは入学説明会でもお伝えいたします。

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