東京科学大学の偏差値や難易度、入試科目別の受験対策とおすすめ勉強法を解説

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東京科学大学は、東京都目黒区に本部を置く国立大学です。2024年10月に東京医科歯科大学と統合し、東京科学大学となりました。
それぞれ両大学の専門分野に限らず、よりグローバルな視点で「科学」を発展させることを目指しています。

確かな研究力や教育力は国内外で高い評価を受けており、世界トップレベルの大学として日本のテクノロジーを牽引しています。

過去には、文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援採択校(トップ型)にも選出されました。

この記事では、東京科学大学(旧:東京工業大学)の偏差値や難易度、入試の特徴や合格するための効率的な勉強方法をご紹介します。東京科学大学の受験を考えている方、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2025年5月17日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

東京科学大学の概要

東京科学大学は、学部と大学院を統一した「学院」を、日本で初めて設置した大学です。理系の学問研究が中心の東京科学大学では、科学・技術の専門分野を究めるための特徴的な教育システムが導入されています。

「学修一貫・修博一貫」のカリキュラムでは、学士課程と修士課程、修士課程と博士後期課程の継ぎ目をなくすことで、大学入学から大学院卒業までを見据えた選択・挑戦を可能にしています。

また、学士課程から博士後期課程までの教養教育と専門教育を関連させた「くさび型教育」は、高い見識や倫理観、専門学力など、最先端の理工系専門知識を身につけられる教育体系です。

2018年には指定国立大学法人の指定を受け、「世界最高峰の理工系総合大学」の実現を目標に掲げています。

以下は、東京科学大学の理工学系の入学者に求められる学生像(アドミッション・ポリシー)です。


【求める人材像】
科学技術への知的好奇心や探究心と社会に貢献したいという志を有し、その基本的概念や基礎知識とそれを活用できる力を身に付けた人材を求めます。

【求める力】

  • 専門力:理数系分野に関する基本的概念や基礎知識
  • 教養力:社会に関する基礎的知識と語学力
  • コミュニケーション力:自らの考えを具体的に表現でき、他者の考えを聴くことができる力
  • 展開力:論理的に思考して知識を活用できる力
参照:東京科学大学 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー) | Science Tokyo 受験生

東京科学大学では、学院ごとにもアドミッションポリシーが定められています。詳しくは、大学公式ホームページの入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)をご確認ください。

東京科学大学にはキャンパスが6つあり、理工学系は主に大岡山キャンパス、医歯学系は湯島キャンパス・駿河台キャンパス、国府台キャンパスを使用します。


大学名:東京科学大学
設立年:1881年
学生数:6,242人(2023年5月1日時点)
所在地:
・大岡山キャンパス
〒152-8550
東京都目黒区大岡山2-12-1

・すずかけ台キャンパス
〒226-8501
神奈川県横浜市緑区長津田町4259

・田町キャンパス
〒108-0023
東京都港区芝浦3-3-6

・湯島キャンパス
〒113-8510
東京都文京区湯島1-5-45

・駿河台キャンパス
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-3-10

・国府台キャンパス
〒272-0827
千葉県市川市国府台2-8-30

公式ホームページ:東京工業大学
X(旧Twitter):@sciencetokyo_ja
Instagram:@sciencetokyo_ja
YouTubeチャンネル:Science Tokyo(東京科学大学)

東京科学大学の学部別偏差値と難易度(レベル)

Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」のデータでは、東京科学大学の偏差値は54~77、大学入学共通テストの得点率は65~95%です(2025年5月17日時点)。

学院・学部ごとの偏差値は以下のとおりです。

学院・学部偏差値
理学院68
工学院68
物質理工学院67
情報理工学院69
生命理工学院66
環境・社会理工学院67
医学部60~77
歯学部54~66

参照:東京科学大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2025年度入試・2024年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

東京科学大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学

ここでは、東京科学大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学をいくつかご紹介します。

■偏差値の近い大学「理学院(理学部)」
東北大学 理学部(偏差値64~70)
北海道大学 理学部(偏差値64~67)
慶應義塾大学 理工学部(偏差値67~68)

■偏差値の近い大学「工学院(工学部)」
京都大学 工学部(偏差値67~70)
神戸大学 工学部(偏差値62~67)
早稲田大学 創造理工学部(偏差値66~68)

■偏差値の近い大学「医学部医学科」
京都大学 医学部医学科(偏差値75)
千葉大学 医学部医学科(偏差値69~73)
慶應義塾大学 医学部医学科(偏差値74)

■偏差値の近い大学「歯学部」
大阪大学 歯学部(偏差値64)
徳島大学 歯学部(偏差値53~64)
昭和医科大学 歯学部(偏差値58~59)

東京科学大学入試の特徴


東京科学大学の入試は理工学系と医歯学系(旧:東京医科歯科大学)に分かれ、理工学系では一般選抜や総合型選抜、学校推薦型選抜などが実施されています。

ここでは、2025年度試験の募集要項をもとに、東京科学大学・理工学系の入試の特徴を解説します。

一般選抜(前期日程)

指定された大学入学共通テストの教科・科目を受験後、個別学力検査を受ける方法で、理工学系は前期日程のみの実施です。

志望者数によっては2段階選抜が実施され、その場合は大学入学共通テストの得点で第1段階選抜を通過した方のみ、個別学力検査を受けます。最終的な合否の判定は、個別学力検査の成績と調査書を総合的に判断して行われます。

総合型選抜

学力検査(指定された大学入学共通テストの教科・科目、個別学力検査)のほか、志望理由書、調査書、各学院が指定する提出書類をもとに選考が行われる選抜方法です。

一般枠と女子枠が設けられており、女性は一般枠と女子枠の併願も可能です。

選抜には第1段階と第2段階がありますが、出願する学院や希望枠により内容が異なるため、詳細は大学公式ホームページで最新の情報をご確認ください。

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜は生命理工学院でのみ実施され、募集人員は一般枠、女子枠それぞれに設けられています。女性は一般枠と女子枠の併願ができ、各枠で合格した場合は女子枠での合格となります。

学校推薦型選抜では、以下の推薦要件を満たしたうえで学校長の推薦があり、合格後の入学を確約できる方のみが出願可能です。

  1. 生命理工学院に対する明確な志望理由と学修の熱意を有し、学習成績・人物ともに特に優れる者
  2. 高等学校等での正規授業科目として「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、「数学A」、「数学B」、「数学C」の全てを履修している者
  3. 高等学校等での正規授業科目として「生物」、「物理」、「化学」のうち2科目以上を履修している者
引用:東京科学大学 学校推薦型選抜 | Science Tokyo 理工学系 高校生・受験生向けサイト

上記以外に「私費外国人留学生選抜」「国費外国人留学生優先配置選抜(GSEP)」などの選抜方法があります。各選抜方法に関する詳細は、大学公式ホームページの学士課程入学をご確認ください。

東京科学大学の入試科目別の出題範囲とその対策

東京科学大学は、東京大学・京都大学・一橋大学と並ぶ国立大学の難関校といわれています。難問が多く出されるため、合格するには、弱点のない基礎力とともに高い解答力が必要です。

東京科学大学への合格を実現するために、試験問題の特徴や傾向をつかんでおきましょう。ここでは、一般選抜(前期日程)での試験問題の特徴をご紹介します。

数学の対策と勉強法

東京科学大学の入試において、数学は大きなポイントです。個別学力検査の合計750点のうち、4割にあたる300点が数学に配点されています。

また、試験時間は180分の長丁場で5問出されるため、1問あたりにかけられる時間は36分の計算です。配点および試験時間から、東京科学大学が数学をいかに重視しているかがわかります。

東京科学大学の数学には数学Ⅲの内容が含まれており、そのうち微積分が複数出題されます。確率、極限、整数なども頻出範囲なので、押さえておきましょう。

対策としては、基礎力を十分に高め、公式を自分で導出してみるなど、数学の本質にどれだけ迫ることができるかが大切です。

経験値と発想力が求められるため、東京科学大学だけでなく、ほかの難関大学の過去問研究も欠かせません。

物理の対策と勉強法

東京科学大学の物理の試験時間は120分、大問は3問です。例年、1問目で力学、2問目で電磁気学が出され、3問目に熱力学と波動のいずれかが出されています。

力学では単振動や円運動、電磁気学では電磁誘導やコンデンサーなど幅広いテーマが扱われるため、知識を網羅する必要があるでしょう。

高度な思考力が求められるため、東京大学や京都大学といった難関大学の過去問を活用することをおすすめします。

化学の対策と勉強法

東京科学大学の化学の試験時間は120分で、大問は3問です。理論化学・有機化学・無機化学・高分子などから、まんべんなく出題されます。

正誤問題では正解が複数ある場合もあり、単純な消去法で解答を導くことはできません。知識に抜けがあると間違えやすいため、しっかりと根本から理解しましょう。また、計算問題は解答スピードも重要になります。

英語の対策と勉強法

東京科学大学の英語の試験時間は90分で、大問は長文問題2問の構成です。

文章量の多さが特徴で、2問で2,000語を超えることもあります。内容説明や内容一致問題、英文和訳が中心のため、速読と精読をバランスよく組み合わせながら英文を読む力が要求されます。

東京科学大学の試験の概要


ここからは、出願資格や入試日、出願の受付期限など、東京科学大学試験の概要を解説します。

出願資格について

東京科学大学に出願資格があるのは、受験年度の大学入学共通テストで指定された教科・科目を受験し、以下のいずれかに該当する方です。なお、ここで取り上げるのは一般選抜(前期日程)の出願資格です。

  1. 高等学校または中等教育学校を卒業した者および入学年の3月卒業見込みの者
  2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び入学年の3月修了見込みの者
  3. 学校教育法施行規則第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者のうち次の項目のいずれかに該当するもの及び入学年の3月31日までにこれに該当する見込みのもの
上記3に該当する条件は6項目あるため、詳しくは最新の募集要項をご確認ください。

参照:東京科学大学 令和7(2025)年度 東京科学大学 一般選抜(前期日程)学生募集要項(PDF)

入試日と出願の受付期限

東京科学大学の理工学系における一般選抜は前期日程のみです。ここでは、2025年度の一般選抜(前期日程)における入試日と出願の受付期限をご紹介します。

区分出願期間試験日(個別学力検査)
一般選抜(前期日程)2025年1月27日(月)~2月5日(水)2025年2月25日(火)・2月26日(水)

参照:東京科学大学 令和7(2025)年度 東京科学大学 一般選抜(前期日程)学生募集要項(PDF)

東京科学大学に出願するには、インターネット出願サイトで出願情報を登録後、検定料を支払い、出願期間内に必着で出願書類を郵送する必要があります。

出願書類一式が出願期間内に到着しなかった場合、出願が受理されないため、余裕を持って準備を行いましょう。

入試科目や配点

理工学系の一般選抜(前期日程)で必要な入試科目と配点は次のとおりです。東京科学大学では、すべての学院で同じ試験内容となっています。

なお、以下のデータはすべて2025年5月17日現在のものです。

<大学入学共通テストの科目と配点>

教科科目配点
国語『国語』200
地理歴史・公民『地理総合,地理探究』、『歴史総合,日本史探究』、『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』、『公共,政治・経済』から1科目100
数学『数学Ⅰ,数学A』、『数学Ⅱ,数学B,数学C』の2科目200
理科『物理』、『化学』、『生物』、『地学』から2科目200
外国語『英語(リスニング含む)』、『ドイツ語』、『フランス語』、『中国語』、『韓国語』から1科目200
情報『情報Ⅰ』100
合計1,000

<個別学力検査の科目と配点>

教科科目配点
数学「数学Ⅰ」、「数学A(図形の性質、場合の数と確率)」、「数学Ⅱ」、「数学B(数列)」、「数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)」、「数学Ⅲ」300
物理「物理基礎」、「物理」150
化学「化学基礎」、「化学」150
英語「英語コミュニケーションⅠ」、「英語コミュニケーションⅡ」、「英語コミュニケーションⅢ」、「論理・表現Ⅰ」、「論理・表現Ⅱ」、「論理・表現Ⅲ」150
合計750

参照:東京科学大学 令和7(2025)年度 東京科学大学 一般選抜(前期日程)学生募集要項(PDF)

出願者数や合格者数のデータ

東京科学大学の出願者数や合格者数は以下のとおりです。なお、ここで取り上げるのは、理工学系における2024年度一般選抜(前期日程)の結果です。

学院出願者数受験者数合格者数実質倍率
理学院7586551484.4
工学院1,4351,2663174.0
物質理工学院4533691482.5
情報理工学院6355551154.8
生命理工学院3012181171.9
環境・社会理工学院400329863.8

参照:東京科学大学 令和6年度学士課程入学者選抜実施結果(PDF)

東京工業大学の受験料と学費目安

東京科学大学の入学検定料は17,000円、大学入学共通テストの検定料は18,000円(3教科以上)です。

入学料は282,000円、年間の授業料は系統別に以下のように分かれています。

理工学系:635,400円
医歯学系:642,960円

東京科学大学卒業後の進路

東京科学大学の卒業生は約90%が大学院へ進学しており、修士課程学生の約80%は就職、約15%は博士後期課程へ進学しています。

東京科学大学の大学院課程修了後は、さまざまな専門分野でプロフェッショナルとして活躍できるでしょう。

主なフィールドには、以下が挙げられます。

  • 大学や研究施設の研究員
  • 関連するグローバル企業やベンチャー企業の研究部門
  • 企業等の研究者、技術者
  • 学校教育者
  • 大学・官公庁などの研究教育者 など

東京科学大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ

東京科学大学のオープンキャンパスは、すずかけ台キャンパスで例年5月半ばの週末に、大岡山キャンパスで例年夏に開催されています。

2024年度は以下の日程で実施されました。

・すずかけ台キャンパス

日程事前申し込み
2024年5月11日(土)~5月12日(日)不要

・大岡山キャンパス

日程事前申し込み
2024年8月7日(水)9️:30~16:30プログラムによっては必要
2024年7月18日(木)17:00~

大岡山キャンパスのオープンキャンパスでは、一部プログラムのライブ配信も実施されました。

主なプログラムとしては、以下のようなものがあります。

  • 説明会(理工学系・各学院)
  • 相談会
  • 模擬講義
  • 研究紹介
  • ワークショップ
  • 在学生との交流
  • 展示・見学

高校生・受験生は自由に参加できますが、プログラムによっては先着順の事前申し込みが必要です。学院別のプログラムで参加したいものがあれば、忘れずに事前申し込みを行いましょう。

なお、オープンキャンパス以外に、オンラインでの学院・入試説明会や個別相談会、キャンパスツアーや入学体験なども実施されています。

東京科学大学に合格するための勉強方法


東京科学大学に合格するためには、要点を押さえた勉強方法を取り入れることが大切です。ここからは、東京科学大学に合格するための勉強方法を解説します。

東京科学大学に入るにはどのような対策をすればいい?

東京科学大学の偏差値は54~77、大学入学共通テストの得点率は65~95%と、難度は高めといえます。

そのため、東京科学大学に入るには、弱点のない盤石な基礎を固めることが必要です。また、問題の出題傾向に独特のクセがあるため、過去問で実戦力を高めることも必要でしょう。

・弱点のない盤石な基礎を固める
東京科学大学の特に理系科目については、公式を単に暗記しているだけでは歯が立ちません。基礎をその本質に至るまで深く理解すること、その基礎に抜けがないことが重要です。

対策として、教科書を徹底的に読み込んだうえで、公式を自分で導出してみましょう。先生や友人に不明点を積極的に質問することも学習効果を高め、本質の理解を助けます。

・東京科学大学の独特な問題に対応できる実戦力を高める
東京科学大学に合格するためには、独特なクセのある問題に対処しなければなりません。自分がこれまで取り組んでこなかった超難問が出された場合に、どうするかを瞬時に判断しなくてはならないこともあります。

過去問演習を繰り返すことはもちろん、間違えた問題は必ず復習を行い、次に同じような問題が出された場合でも確実に得点できるようにしておきましょう。

受験期の過ごし方と勉強のコツ

東京科学大学に合格するうえでは、受験期の過ごし方が重要になります。受験期は、下記のように大まかな計画を立てたうえで勉強を進めましょう。

  • 春(4~5月):基礎を固めることに専念しましょう。苦手分野を洗い出しつつ、英単語や文法などの暗記事項に早めに取り組むことも重要です。
  • 夏(6~8月):夏休みは苦手克服の最後のチャンスです。やり残しがないよう「週に○ページ問題集を進める」など、短期的な目標を設定することをおすすめします。
  • 秋(9~11月):固めた基礎をもとに、応用力を高める時期です。この時期には模試が多く実施されるため、積極的に利用して自分のレベルを知るとともに、試験の雰囲気に慣れましょう。
  • 冬(12月~):実戦力を高める時期です。過去問題に徹底して取り組みましょう。過去問題に取り組む際には、本番さながらに時間を計り、時間の使い方を体で覚えることが大切です。

東京科学大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう

独学でも受験勉強を進めることは可能ですが、1人で取り組む場合、モチベーションを維持する強い意志や情報収集力がないと、かなり厳しい戦いになるでしょう。

そのため、受験勉強を効率的に進めるなら、予備校に通うことをおすすめします。予備校を利用すれば、受験のプロから的確なアドバイスがもらえたり、自分に合った学習計画を作成してもらえたりと、さまざまなサポートを受けられます。

ただし、「予備校に通っている」というだけで安心してはいけません。大手予備校では、大勢の生徒が同じ授業を受ける集団授業スタイルが一般的です。

集団授業では、わからないことがあっても質問するタイミングがなかなかなく、疑問を抱えたまま授業が進んでしまうこともあるでしょう。

また、講師の授業をただ聞いているだけでわかった気になってしまい、実際には学習効果が得られなかった、ということもあります。

四谷学院のカリキュラムのご案内

予備校の授業にありがちな欠点をカバーするのが、四谷学院の「ダブル教育」です。ダブル教育では「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」によって、東京科学大学に合格できる実力を無理なく身につけることができます。

科目別能力別授業

多くの予備校では、志望校別や入塾テストの結果によるクラス分けが一般的です。しかし、この方法だと「苦手科目の授業についていけない」「得意科目の授業は物足りない」といった科目ごとのレベルの不一致が起こりやすくなります。

四谷学院の科目別能力別授業では、科目ごとに習熟度をチェックしてクラス分けを行います。自分の学力にマッチしたレベルの授業を受けられるため、学習効果が高まります。

例えば、国語なら「現代文は得意だけれど、古文と漢文は苦手」という場合もあるでしょう。

その場合、四谷学院では事前にレベル診断テストを行うことで、現代文は選抜クラス、古文と漢文は基礎クラスのように、科目ごとにレベルの違う授業が受けられます。

また、科目別能力別授業は、大教室でマイクを使うような大人数のものではありません。アットホームな雰囲気の授業で、講師に質問がしやすいメリットもあります。

55段階個別指導

55段階個別指導は、志望校合格に必要な知識やテクニックを、段階的に無理なく身につけられる学習プログラムです。過去の入試問題を徹底分析して作られた55テストによって、解答力が身についているか細かくチェックします。

理解の足りないところや不完全なところ、表現が不適切なところがあれば、プロの講師がその場で丁寧に解説するため、記述式の問題が多い入試にも対応可能です。

以上のように、四谷学院では科目別能力別授業と55段階個別指導を柱としたダブル教育で、毎年多くの難関大学合格者を輩出しています。合格者の喜びの声が多数寄せられているので、ぜひご覧ください。

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【東京科学大学の入試概要】

  • 一般選抜のほか、総合型選抜や学校推薦型選抜などが実施されている
  • 一般選抜(前期日程)では2段階選抜が行われる場合がある

【東京科学大学の入試データまとめ】

  • 一般選抜(前期日程)の実質倍率は1.9~4.4倍(2024年度)
  • 難関大学に分類され、特に数学が重視される傾向

【勉強方法まとめ】

  • 基礎固めや弱点の克服を丁寧に行う
  • 難問に対応できるだけの実戦力を高めておく
  • 時間配分を意識し、本番を想定した演習を行う

東京科学大学の入試は、ハイレベルな戦いになりやすいといえます。そのため、本番でいかにミスを少なくできるかが、合否を分けるといっても過言ではありません。

四谷学院の「ダブル教育」では、自分の実力に合った授業で苦手部分をなくしつつ、得意な教科・科目の学力を着実に伸ばすことができます。志望校合格を叶えたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2025年5月17日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!

自分に合った予備校を選ぶ際は、パンフレットやインターネットの情報だけで判断するのではなく、説明会・相談会に参加し、実際の雰囲気を確かめることが大切です。

実際に校舎に足を運ぶことで、自宅や学校からの通いやすさ、設備の充実度などを確認できます。

以下の記事では、説明会・相談会に参加する際に確認したい予備校のチェックポイントや、参加時の不安を解消する方法などを解説しています。ぜひ、こちらもご覧ください。

予備校の入学説明会って何をやるの?どうやって参加する?

大学受験合格ブログ編集部A

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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