青山学院大学の受験対策!難易度や偏差値、合格に向けての勉強法を解説

最終更新日:2023/09/15


※この記事は約13分で読めます。


近年は駅伝で注目されている青山学院大学(青学)。いわゆるMARCHの名門大学としても広く知られています。そんな青山学院大学に入学するためにはどのような受験対策が必要なのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、青山学院大学の受験資格や合格最低点、出願者などの各種データ、試験の難易度や求めている人材像などをご紹介。青山学院大学合格のための勉強方法も併せて解説していきます。青山学院大学に興味のある方、受験を予定している方はぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2022年12月29日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

 

青山学院大学の入学試験で問われる能力


青山学院大学の入学試験で問われる能力とは、何でしょうか?ここでは、どのような人材を望んでいるのか、入試の特徴、入試の難易度から求められる能力について探っていきます。

 

青山学院大学はどのような人材(学生)を望んでいるのか

青山学院大学は日本に派遣された宣教師によって創設された3つの学校をルーツにもつ、1949年に創立された大学です。前身である学校の影響を色濃く受け継ぎ、今もスクールモットーに聖書の言葉を掲げているなど、キリスト教信仰に基づいた教育を行っています。
そんな青山学院大学のアドミッション・ポリシー(入学者受入方針)に挙げられているのは、以下の3つです。

本学では、各学部・学科が求める人材を、さまざまな形式の入学者選抜を通して以下の能力等に照らして受け入れる。

  • 高等学校卒業相当の知識・技能
  • 高等学校卒業相当の知識に基づいて自ら思考し、判断し、表現する能力
  • 本学の特徴を理解し、大学における学びを追求し、社会のために役立てる意欲・関心・態度

出典:教育研究上の目的、3つのポリシー | 青山学院大学

注目して欲しいのは、3つ目の「社会のために役立てる意欲・関心・態度」という部分。キリスト教の教えに基づいて「愛と奉仕の精神をもって すべての人と社会とに対する責任を進んで果たす人間の形成を目的とする」という教育上の目的を掲げているだけあって、社会奉仕の精神を備えた人材を求めていることがわかります。

 

青山学院大学における入試の特徴

青山学院大学には大きく分けると2つの入試方法があり、合否の判断方法や出願方法が異なります。以下で簡単に説明するので、チェックしておきましょう。

 

一般選抜

青山学院大学の一般選抜には、すべての学部・学科が同じ日程で行う全学部日程と、学部により異なる日程で行う個別学部日程の2種類があります。

特に全学部日程は青山キャンパスのほかに横浜・名古屋・福岡の3つの会場でも実施されるので、地方に住んでいても地元に近い場所で受験できるのがメリット。3科目を受験し、その総合点で合否が決定します。
全学部日程では基本的に学部間の併願はできませんが、学部によっては、学部内学科間での併願ができるケースがあります。

個別学部日程は、学部ごとに試験を実施する方法で、2教科~4教科の受験が課せられます。学部により、大学入学共通テストの成績を利用したり、独自試験・小論文などを課したりする場合もありますので、受験を考えている方は詳細を募集要項などでご確認ください。

 

大学入学共通テスト利用入学者選抜

大学入学共通テストの結果のみを利用して合否を判定する試験方法。出願は共通テストの前に締め切られてしまうため、共通テストの結果を確認してから出願はできませんが、個別の学力検査を行うことなく青山学院大学を受験できるメリットがあります。

 

青山学院大学における各科目の試験問題の特徴

青山学院大学の各科目の試験問題にはどのような特徴があるでしょうか。ここでは一般選抜全学部日程について解説します。

 

英語

青山学院大学の英語は「英語の青山」といわれており、難易度は高くなっています。全学部日程の大問は5問程度で試験時間は80分、配点は150点(2023年度)。
長文読解や空欄補充、語句整序など幅広く出題されます。長文の比率が高いので、速読の練習を積み、語彙力や構文解釈力を高めておきましょう。

 

国語

青山学院大学の国語は、現代文と古文から出題されます(文学部のみ現代文2問古文1問、他の文系学部は現代文2問)。試験時間は70分、配点は100点です。英語の難易度と比較すると、そこまで難しくないといわれており、読みやすい文章が出題されています。

全問マークシート方式で、クセの少ない問題ゆえに得点率が高いとされ、ミスのない解答が求められます。文章の読解力はもちろんですが、漢字の読み書きや文学史などの知識も求められるのでチェックしておきましょう。

 

数学

数学は、大問が4問程度で、試験時間は60分、配点は100点。ただし、理工学部など数Ⅲが含まれる場合は、試験時間70分、配点150点になります。基本的にマークシート方式ですが、一部記述式が含まれます。出題範囲はとても広いので、まんべんなく勉強しておくことが重要です。ちなみに、基礎問題が多く出る傾向があります。

 

青山学院大学における入試の難易度・偏差値

Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」のデータでは、青山学院大学の入試の偏差値は58~75、共通テスト得点率は69~93%となっています。以下は、学部別の偏差値データです。

学部 偏差値
68
総合文化政策 70~74
70
国際政治経済 70~74
経済 68~71
経営 71~72
社会情報 67
コミュニティ人間科 66
教育人間科 71~73
地球社会共生 69~71
理工 58~66

出典:Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」

 

青山学院大学の入試概要


ここでは、受験資格や試験科目と合格要件、入試の合格者最低点、出願者数や合格者数のデータなど、青山学院大学の入試概要について見ていきましょう。
※記事に記載のデータは、2022年12月28日現在のものです。

 

出願資格について

青山学院大学の出願資格は次のような内容となっており、ここでは一部をご紹介します。

  • 高等学校(特別支援学校の高等部を含む。以下 同じ。)または中等教育学校を卒業した者および入学年の3月31日までに卒業見込みの者
  • 高等専門学校の第3学年を修了した者および入学年の3月31日までに修了見込みの者
  • 高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格した者、および入学年の3月31日までに合格見込みの者
  • 外国において、学校教育における12年の課程を修了した者、および入学年の3月31日までに修了見込みの者
  • 国際バカロレア、アビトゥア、バカロレア、General Certificate of Education(GCE)Aレベル1科目以上合格(評価E以上)等、外国の大学入学資格の保有者
  • 本学において個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者
  • 我が国において、国際的な評価団体(WASC、ACSI、CIS)の認定を受けた教育施設の12年の課程を修了した者、および入学年の3月31日までに修了見込みの者

受験を考えている方は、最新の募集要項で、詳細をご確認ください。

 

青山学院大学の試験科目や配点

ここからは、青山学院大学の試験科目や配点を、一部学部を抜粋してご紹介します。今回取り上げるのは、一般選抜(全学部日程)での試験科目です。

なお、以下のデータはすべて2022年12月28日現在のものです。

 

文学部

文学部は、学科によって配点や科目の範囲が異なります。

英米文学科とフランス文学科は以下のとおり。

教科 科目 配点
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 150
国語 国語総合(古文、漢文を除く) 100
地理歴史または公民または数学 「世界史B」、「日本史B」、「政治・経済」、「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」のうち1科目選択 100
総合計 350

 

日本文学科と史学科、比較芸術学科は以下のとおりです。

教科 科目 配点
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 150
国語 国語総合 150
地理歴史または公民または数学 「世界史B」、「日本史B」、「政治・経済」、「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」のうち1科目選択 100
総合計 400

 

経済学部

教科 科目 配点
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 150
国語 国語総合(古文、漢文を除く) 100
地理歴史または公民または数学 「世界史B」、「日本史B」、「政治・経済」、 「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」のうち1科目選択 100
総合計 350

 

理工学部

理工学部は、学科によって科目の範囲が異なります。しっかり確認しておきましょう。

教科 科目 配点
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 150
数学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(数列、ベクトル) 150
理科 物理基礎、物理 100
総合計 400

 

数理サイエンス学科、化学・生命科学科、電気電子工学科、機械創造工学科、経営システム工学科、情報テクノロジー学科は以下のとおりです。

教科 科目 配点
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 150
数学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(数列、ベクトル) 150
理科 「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」のうち1科目選択 100
総合計 400

 

青山学院大学の出願者数や合格者数のデータ

青山学院大学の出願者数や合格者数、倍率などのデータは以下のとおりです。なお、ここでは2022年度の一般選抜(個別学部日程)・一般選抜(全学部日程)・大学入学共通テスト利用入学者選抜の合計数をご紹介します。

学部 募集人数 出願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
458 6,958 6,505 1,724 3.8
教育人間科 183 3,267 3,146 662 4.8
経済 415 8,516 7,220 1,168 6.2
255 4,626 4,271 1,131 3.8
経営 355 4,981 4,523 1,091 4.1
国際政治経済 252 2,818 2,564 681 3.8
総合文化政策 185 2,493 2,362 400 5.9
理工 540 9,672 9,265 2,863 3.2
社会情報 162 2,170 2,076 416 5.0
地球社会共生 95 1,153 1,110 326 3.4
コミュニティ人間科 96 1,185 1,125 325 3.5

引用:青山学院大学 2022年度入学者選抜結果(PDF)

 

青山学院大学に合格するための対策、勉強方法


ここまで青山学院大学について説明してきましたが、結局どのように勉強したらいいのか知りたい方も多いでしょう。そこで青山学院大学に入るには何をすればいいのか、受験期の過ごし方、勉強ポイントをご説明します。

 

青山学院大学を受験!試験科目ごとの勉強ポイント

試験科目ごとの勉強ポイントは以下のとおりです。

  • 英語:語彙・英文量とも多く、難易度の高い英語。英文を正しく理解することはもちろんですが、日本語を英語にできる語彙力や文法力、表現力を鍛えておきましょう。
  • 国語:学部によって評論文や随筆、小説など出題傾向が異なるので、事前にチェックしておくことが重要です。難易度や求められる知識量はそれほど多くないので、漢字や語彙のボキャブラリーを増やし、ミスを少なくする勉強を行いましょう。
  • 地理歴史・公民:どの科目においても、近現代史や時事問題が多く出題される傾向にあります。問題集には載っていなかったり、高校の授業では扱わなかったりする範囲なので、新聞やニュースなどを見て物事の背景を含めて把握しておくとよいでしょう。
  • 数学:難易度的には標準の問題がほとんどです。教科書を中心に問題集や過去問を何度も繰り返し解きましょう。
  • 理科:物理は公式の理解が、化学は計算力が試される問題が多い傾向にあります。記述問題も出題されるため、知識を応用できるような勉強をしておきましょう。

英語以外の科目については、難易度は標準レベル。したがって1つのミスが合否を分ける結果になります。できるだけミスをしないこと、例年の出題傾向を把握しておくことが重要なポイントでしょう。

受験勉強を進めるうえで気をつけておきたいのが、スケジュール管理です。予備校では授業のカリキュラムが組まれているため遅れることはないですが、自分一人で勉強していると周りの学習スピードがわからないために、遅れがちになります。定期的に予備校の主催する模試を受けるなどして、自分の学習レベルを確認しましょう。

 

予備校で勉強するなら青山学院大に強い四谷学院

予備校で勉強をしようと思っても、どこの予備校を選べば良いか悩んでしまうという方も多いでしょう。実は、四谷学院は青山学院大学の受験に強い予備校です。その理由は、四谷学院独自の「ダブル教育」にあります。「ダブル教育」とは科目別能力別授業と55段階個別指導という2つの教育方法で、集団と個別を上手に組み合わせることで青山学院大学合格に必要な基礎力と記述力、実戦力を高めることができるのです。

多くの予備校は100人規模の集団で授業を行っていますが、それでは授業のレベルに合っているのかも、勉強の進め方が合っているのかもわからず、不安になってしまいます。四谷学院のダブル教育なら、理解しているつもりでも知識が定着していない、という状況にならないように、現状の学力を細かく把握し、1度自分のなかに落とし込む作業を挟むことができます。理解・実践をしっかりと行うことにより、応用もできるようになるのです。

実際に四谷学院は青山学院大学に数多くの合格者を輩出しており、合格者の方々からは「ダブル教育が良かった」という声が多く聞かれています。

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まとめ


【青山学院大学の入試概要】

  • 勉学をもって社会に貢献する意欲を持っている人材が求められている
  • 入試方法は、「一般選抜(全学部日程・個別学部日程)」「大学入学共通テスト利用入学者選抜」が中心。その他、全国高等学校キリスト者推薦など、多彩な入試方法がある。
  • 学部により多少の差はあるが、難易度は高い。

【青山学院大学の入試データまとめ】

  • 一般選抜・大学入学共通テスト利用入学者選抜では、倍率は3.2〜6.2倍(2022年度入試)。

【勉強方法まとめ】

  • 教科書を中心とした基礎学力をしっかりと身に付けておくことが重要
  • 英語は比較的難易度が高い&点数配分が高いので、重点的に勉強しておくのがおすすめ

近年駅伝で人気の青山学院大学は、キリスト教の信仰に基づいた教育方針が特徴的な大学。そんな青山学院大学に入りたいと思ったら、四谷学院への入学をご検討ください。四谷学院最大の特徴である「ダブル教育」で、自分のレベルにあった授業を受けることができ、効率的に教育効果を実感できます。ぜひ、一度お問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2022年12月28日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。


大学受験合格ブログ編集部

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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