上智受験対策!上智受験の難易度や合格に向けての勉強法を解説
公開日:2019/01/18
最終更新日:2022/05/13
「上智大の受験対策はどうしたらいい?」
「難易度や合格に向けての勉強法は?」
と思う人は多いでしょう。
上智大は、難関大でありながら、入試問題の難易度自体は標準からやや難しい程度です。ヌケモレのない基礎力と、問題を素早く処理するための解答力・実戦力を身につけることにより、合格は可能となるでしょう。
この記事では、上智の入試問題で問われる能力、上智試験の概要、上智に合格するための勉強方法について解説します。
※本記事に記載されている情報は2019年1月18日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
上智の入試問題で問われる能力
上智の入試問題で問われる能力はどのようなものなのでしょうか?ここでは、上智はどんな人材(学生)を望んでいるのか、上智入試の特徴、各科目の試験問題の特徴、および上智入試の難易度について見ていきましょう。
上智はどんな人材(学生)を望んでいるのか
上智大学は、カトリシズムの精神を基盤とし、以下の4つを柱とする人材養成を教育の目標としていますので、それらを高めたいと思う学生を望んでいます。
1. キリスト教ヒューマニズム精神の涵養
上智大学の建学の理念でもあるキリスト教ヒューマニズムに触れ、これを理解すること、および他者や社会に奉仕するなかで自己の人格を陶冶すること、真理の探求と真の自由を得るために自らを高めること。
2. 他者に仕えるリーダーシップの涵養
他者のために、他者とともに生きる精神を育むこと、および社会から受ける恩恵を自覚し、それにともなう責任感を抱くこと、リーダーシップに必要な基礎能力を培うこと。
3. グローバル・コンピテンシーの養成
グローバル・イシューへの関心を抱くこと、および複数の言語でコミュニケーションできること、さまざまな文化の違いを理解し、その違いを肯定的に受け止め、それらの架け橋となれること。
4. 幅広い教養と専門分野の知識・能力の修得
幅広い教養やコミュニケーション能力など社会人としての基礎能力、および専攻する学問領域における専門的知識・能力を修得すること。
上智入試の特徴
上智入試は、偏差値は最も高い学科で67と難関大といえながら、試験問題の難易度自体は、年度や学部によってバラツキはあるものの標準からやや難くらいで、しかも比較的クセがないことが特徴です。したがって、基礎を徹底的に固めることで合格は射程に入ります。
ただし、上智の入試は問題数のわりに試験時間が短いため、典型的な問題は素早く解く解答力、および解けない問題は早めに見切りをつける判断力・実戦力が要求されます。また、偏差値法を採用しているため、得意教科で高得点をあげ、苦手教科をカバーすることが困難です。基礎力は抜け漏れがないように、まんべんなく固めることが大切です。
各科目の試験問題の特徴
上智入試の各科目の試験問題の特徴は、以下の通りです。
英語
上智大の英語は、難易度は高いものの比較的素直な問題が多く、語彙数と知識の基礎をしっかりと固めれば高得点が狙えるでしょう。ただし、出題される英文が幅広く、小説やエッセー・評論・時事問題などが出題されるほか、英字新聞から取り上げられる報道文や、さらにはキリスト教や西洋史などをテーマとした長文が出題されることもあります。英字新聞を購読して社会問題・国際問題についての知識を蓄えておくこと、およびキリスト教に関する人名や地名などを抑えておくことは、上智大の英語対策として必要だといえるでしょう。
また、上智大の英語は、設問も英語であることが特徴です。そのために、読まなくてはならない英文が4,000語ほどもあり、試験は時間との戦いになるでしょう。速読力、および素早く問題を解いていくための解答力、問題を取捨選択して確実に解けるものから手をつけるなどの実戦力を身につけることが必要でしょう。
国語
ミッション系の大学である上智大は「英語が難しいのでは」とのイメージがありますが、じつは国語の難易度が英語と比較して数段高くなっています。英語の出題が比較的素直であるのに対し、国語はひっかけ問題も多いため、問題文を丁寧に読み解くことが重要です。
現代文は、硬質な文章が出題されることが多く、明治文語文が出題されることもあります。森鴎外や夏目漱石などは頻出ですので、有名な作品についてはあらかじめ読んでおきましょう。
古文・漢文は、難易度はそれほど高くなく、高校の範囲を超えることが少ないのが例年の傾向です。教科書を中心とし、基礎力をしっかりと固めましょう。
日本史
上智大の日本史は、難易度のレベルとしては標準からやや難くらいです。対策は教科書を中心とし、基礎をしっかりと固めましょう。
世界史
世界史も日本史同様、難易度のレベルは標準からやや難くらいです。教科書を中心として基礎をしっかりと固めることが重要です。出題の傾向は、地図を使用した問題、およびキリスト教に関する問題が頻出していることが特徴です。地図は、1つ1つ位置関係を確認しておきましょう。また、キリスト教の宗派や公会議の名称・年号、教皇名などについてはしっかりと整理しておきましょう。
上智の世界史は、試験時間に対して問題数が多いことが特徴です。問題を素早く処理する解答力・実戦力も要求されることになるでしょう。
文系数学
上智の文系数学は、文系にとっては難易度が高い問題が出題されます。図形問題が微積やベクトルなど他の分野に絡められたりなどのれた複合問題も多く、数学的思考力および計算力の両方が要求されます。教科書を徹底的にマスターし、基礎を固めておきましょう。
また、問題数のわりに試験時間が短いことも、上智の数学の特徴だといえます。典型的な問題は素早く解けるようにしておくとともに、解けない問題は見切りをつける判断力も重要です。
理系数学
上智の理系数学は、難易度は標準からやや難しいくらいです。しかし、やはり文系数学と同様に試験時間のわりに問題数が多いため、問題を素早く処理する解答力および解けない問題は見切りをつける判断力を身につけておきましょう。
物理
上智の物理は、難易度としては標準レベルです。問題も典型的なものが多いため、教科書の例題や標準レベルの問題集に徹底して取り組むことにより、基礎力を固めて臨みましょう。
化学
上智の化学も、難易度としては標準レベルだといえます。教科書をきちんと固めておきましょう。ただし、上智の化学は理論の比重が大きく、計算問題が多く出題されることが特徴です。熱化学や化学平衡、酸化還元、電気分解などの計算問題は、特にていねいに対策しましょう。
生物
上智の生物は、難易度はやや高めです。教科書によって基礎をしっかり固めた上で、ややレベルが高めの問題集に取り組むことも必要でしょう。遺伝情報や体内環境、動植物の反応などが頻出ですが、生態などから出題されることもあります。基礎に抜けや漏れがないことも重視して対策しましょう。
上智入試の難易度
上智入試の偏差値は、56(神学部神学科)~67(外国語学部フランス語学科)であり、特に外国語学部の各学科はすべて66~67です。これは、早稲田大学の68や国際基督教大学の65と同等のレベルですので上智入試の難易度は高いといえます。
ただし、入試問題の難易度レベルは標準からやや難くらいとなりますので、基礎をしっかりと固めること、および短い試験時間のなかで問題を素早く処理する解答力・実戦力を身につけることで、合格は十分に可能でしょう。
また、上智大学は得点の集計に偏差値法を採用しており、合否は素点によってではなく、科目ごとの偏差値によって決められます。そのため、得意教科で高得点をとり苦手教科をカバーすることが困難で、全教科で7割程度の得点は取らなくてはなりません。したがって、苦手科目を作らないことも、上智に合格するためには大切です。
上智試験の概要
上智試験の概要を紹介します。受験資格について、試験科目や合格要件、入試の合格者最低点、および出願者数や合格者数のデータを順に見ていきましょう。
受験資格について
上智大学の受験資格は以下の通りです。
- 1. 高等学校または中等教育学校を卒業した者、および入学年の3月31日までに卒業見込みの者
- 2. 特別支援学校の高等部または高等専門学校の 3 年次を修了した者、および入学年の3月31日までに修了見込みの者
- 3. 外国において、学校教育における12年の課程を修了した者、および入学年の3月31日までに修了見込みの者
- 4. 外国における、12 年の課程修了相当の学力認定試験に合格した者、および入学年の3月31日までに合格見込みの者
- 5. 我が国において、外国の高等学校相当として指定した外国人学校を修了した者、および入学年の3月31日までに修了見込みの者
- 6. 高等学校と同等と認定された在外教育施設の課程を修了した者、および入学年の3月31日までに修了見込みの者
- 7. 指定された専修学校の高等課程を修了した者、および入学年の3月31日までに修了見込みの者
- 8. 旧制学校等を修了した者
- 9. 国際バカロレア、アビトゥア、バカロレアなど、外国の大学入学資格の保有者
- 10. 国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI)の認定を受けた外国人学校の 12 年の課程を修了した者、および入学年の3月31日までに修了見込みの者
- 11. 高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定を含む)に合格した者、および入学年の3月31日までに合格見込みの者で、満 18 歳に達する者
- 12. 本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、入学年の3月31日までに満 18 歳に達する者
※これらは2019年1月18日時点の情報です。最新の情報は、上智大学の公式HPで必ずご確認ください。
試験科目や合格要件
上智大の一般入学試験(学科別)の試験科目と合格要件は、以下の通りです。
神学部
学科 | 教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|---|
神 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴 | 100 | 日本史B・世界史Bから1 | |
小論文 | - | 2次試験 | |
面接 | - | 2次試験 |
文学部
学科 | 教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|---|
哲 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
学科試問 | 60 | 小論文(哲学への関心および思考力・表現力を問う) | |
史 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴 | 100 | 日本史B・世界史Bから1 | |
学科試問 | 50 | 歴史学をめぐる試問 | |
国文 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 150 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴 | 100 | 日本史B・世界史Bから1 | |
英文 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ | |
国語 | 150 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴 | 100 | 日本史B・世界史Bから1 | |
ドイツ文 | |||
外国語 | 150 | 英語(コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ)・ドイツ語から1 | |
国語 | 150 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴 | 100 | 日本史B・世界史Bから1 | |
フランス文 | |||
外国語 | 150 | 英語(コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ)・フランス語から1 | |
国語 | 150 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴 | 100 | 日本史B・世界史Bから1 | |
新聞 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 150 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴 | 100 | 日本史B・世界史Bから1 | |
学科試問 | 100 | メディア/ジャーナリズムに関する試問 |
総合人間学部
学科 | 教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|---|
教育 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
社会福祉 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
心理 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
面接 | - | 2次試験 | |
社会 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
看護 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合(近代以降)・現代文B | |
数学・理科 | 100 | 数学(数ⅠA・数ⅡB)・化学(化基・化)・生物(生基・生)から1 | |
面接 | - | 2次試験 |
法学部
学科 | 教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|---|
法律 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
国際関係法 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
地球環境法 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 |
経済学部
学科 | 教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|---|
経済 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合(近代以降)・現代文B | |
数学 | 100 | 数ⅠA・数ⅡB | |
経営 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合(近代以降)・現代文B | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 |
外国語学部
学科 | 教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|---|
英語 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
ドイツ語 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
ポルトガル語 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
フランス語 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
イスパニア語 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 | |
ロシア語 | |||
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(独・仏選択可) | |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) | |
地歴・数学 | 100 | 日本史B・世界史B・数学(数ⅠA・数ⅡB)から1 |
総合グローバル学部 総合グローバル学科
教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ |
国語 | 100 | 国語総合・現代文B・古典B(古文・漢文) |
地歴 | 100 | 日本史B・世界史Bから1 |
理工学部 物質生命理工学科・機能創造理工学科・情報理工学科
教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|
外国語 | 150 | コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ |
数学 | 150 | 数ⅠA・数ⅡB |
理科 | 150 | 物理(物基・物)・化学(化基・化)・生物(生基・生)から1 |
※最新の情報は、上智大学の公式HPで必ずご確認ください。
入試の合格者最低点は?
上智大の一般入試(学科別)の2018年度における合格者最低点および合格者最低得点率は次の表の通りです。
学部 | 学科 | 総点 | 合格最低点 | 最低得点率 |
---|---|---|---|---|
神学部 | 神 | 350 | 184 | 53% |
文学部 | ||||
哲 | 410 | 238 | 58% | |
史 | 400 | 244 | 61% | |
国文 | 400 | 250 | 63% | |
英文 | 400 | 253 | 63% | |
ドイツ文 | 350 | 229 | 65% | |
フランス文 | 350 | 222 | 63% | |
新聞 | 450 | 278 | 62% | |
総合人間科学部 | ||||
教育 | 350 | 238 | 68% | |
心理 | 350 | 232 | 66% | |
社会 | 350 | 234 | 67% | |
社会福祉 | 350 | 233 | 67% | |
看護 | 350 | 226 | 65% | |
法学部 | ||||
法律 | 350 | 228 | 65% | |
国際関係法 | 350 | 227 | 65% | |
地球環境法 | 350 | 219 | 63% | |
経済学部 | ||||
経済 | 350 | 230 | 66% | |
経営 | 350 | 234 | 67% | |
外国語学部 | ||||
英語 | 350 | 249 | 71% | |
ドイツ語 | 350 | 245 | 70% | |
フランス語 | 350 | 212 | 61% | |
イスパニア語 | 350 | 220 | 63% | |
ロシア語 | 350 | 218 | 62% | |
ポルトガル語 | 350 | 231 | 66% | |
総合グローバル学部 | ||||
総合グローバル | 350 | 235 | 67% | |
理工学部 | ||||
物質生命理工 | 450 | 291 | 65% | |
機能創造理工 | 450 | 292 | 65% | |
情報理工 | 450 | 305 | 68% |
出願者数や合格者数のデータ
上智大の一般入試(学科別)の出願者数と受験者数、合格者数、補欠合格者数および競争率は次の表の通りです。
学部 | 学科 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 補欠合格者数 | 競争率 |
---|---|---|---|---|---|---|
神学部 | 神 | 67 | 61 | 10 | 4 | 4.4 |
文学部 | ||||||
哲 | 242 | 231 | 70 | 0 | 3.3 | |
史 | 523 | 514 | 113 | 16 | 4.0 | |
国文 | 573 | 552 | 120 | 0 | 4.6 | |
英文 | 892 | 873 | 171 | 35 | 4.2 | |
ドイツ文 | 315 | 301 | 45 | 7 | 5.8 | |
フランス文 | 332 | 320 | 65 | 4 | 4.6 | |
新聞 | 519 | 505 | 95 | 0 | 5.3 | |
総合人間科学部 | ||||||
心理 | 387 | 371 | 22 | 10 | 11.6 | |
社会 | 905 | 852 | 100 | 7 | 8.0 | |
社会福祉 | 367 | 356 | 46 | 5 | 7.0 | |
看護 | 380 | 367 | 60 | 19 | 4.6 | |
法学部 | ||||||
法律 | 1,633 | 1,552 | 250 | 46 | 5.2 | |
国際関係法 | 1,313 | 1,279 | 220 | 71 | 4.4 | |
地球環境法 | 518 | 497 | 100 | 28 | 3.9 | |
経済学部 | ||||||
経済 | 1,962 | 1,916 | 270 | 45 | 6.1 | |
経営 | 3,285 | 3,150 | 401 | 54 | 6.9 | |
外国語学部 | ||||||
英語 | 1,047 | 1,014 | 60 | 48 | 9.4 | |
ドイツ語 | 781 | 758 | 71 | 0 | 10.7 | |
フランス語 | 450 | 434 | 105 | 8 | 3.8 | |
イスパニア語 | 783 | 757 | 143 | 11 | 4.9 | |
ロシア語 | 525 | 500 | 109 | 0 | 4.6 | |
ポルトガル語 | 699 | 687 | 90 | 50 | 4.9 | |
総合グローバル学部 | 総合グローバル | 1,704 | 1,661 | 210 | 6 | 7.7 |
理工学部 | ||||||
物質生命理工 | 1,209 | 1,123 | 184 | 40 | 5.0 | |
機能創造理工 | 1,197 | 1,155 | 183 | 10 | 6.0 | |
情報理工 | 1,394 | 1,328 | 160 | 8 | 7.9 |
※ 競争率 = 受験者数 / (合格者数 + 補欠合格者数)
上智に合格するための勉強方法
上智に合格するための勉強方法は、どうすればいいのでしょうか?ここでは、上智に入るには何をすればいいのか、受験期の過ごし方、独学で勉強する場合の注意点、予備校で勉強する場合の注意点、四谷学院のカリキュラムのご案内を見ていきましょう。
上智に入るには、何をすればいい?
上智に入るためには、万遍ない基礎力を固めること、および素早く問題を処理する解答力・実戦力を身につけることが大切です。
上で解説した通り、難関大である上智ですが、試験問題自体の難易度は標準からやや難くらいとなるのが例年の傾向です。したがって、教科書を中心として基礎をしっかり固めることで合格は射程に入ります。
ただし、上智大の入試問題は試験時間のわりに問題数が多いため、問題を素早く処理する解答力・実戦力が要求されます。また、偏差値法を採用しているため、苦手科目を作らず満遍なく基礎を固めることも必要だといえるでしょう。
受験期の過ごし方
上智大に合格するには、学期ごとにしっかりと目標を定め、さらにその目標を月ごと、週ごとの目標に落とし込み、スケジュールをきちんと管理しながら受験期を過ごしましょう。
まず1学期は、基礎をしっかりと固めましょう。教科書に徹底的に取り組むのがおすすめです。次に、夏休みは、苦手科目の克服にチャレンジしましょう。夏休みが過ぎてしまえば、苦手科目の克服に時間を使うことは難しくなります。
2学期は、解答力を身につける期間です。1学期で身につけた基礎を、どうやって問題の解答につなげればいいかを学びましょう。
受験も差し迫ってくる3学期は、実戦力を身につける期間です。過去問題に時間を計りながら取り組み、問題を素早く処理する方法を学びます。
独学で勉強する場合
独学で勉強する場合に注意しなければいけないのは、第一にスケジュール管理を徹底して行なうことです。1人で勉強していると、つい勉強を後回しにしてしまうなどして作成したスケジュールが遅れることになりがちです。スケジュールが予定通りに進んでいるかは、週ごと、月ごと、および学期ごとに確認し、もし遅れているようならスケジュールを組み替えることも必要となるでしょう。
また、独学で勉強すると、自分の実力がどのレベルにあるのかがわかりにくくなります。自分では「このレベルに達した」と思っても、客観的に見た場合そうでないこともあります。模試を積極的に受けるなどし、自分のレベルを常に確認しながら勉強を進めましょう。
予備校で勉強する場合
予備校で勉強する場合、「予備校へ通っている」というだけで安心してしまいがちです。しかし、予備校に通っていても、漫然と授業を受けているだけだと勉強の効率が上がらないことがありますので注意しましょう。
まず気をつけなければいけないことは、予備校の授業レベルと自分の能力レベルが合っているかどうかです。予備校では、「志望校別」などでクラス分けがされることが多いでしょう。上智大などの難関大のクラスでは、授業レベルも高くなります。しかし、自分の能力と比較して授業レベルが高すぎる場合には、授業をきちんと理解することができず、かえって勉強の効率が低下することがあります。その場合には、クラス替えなども申し出る必要があるでしょう。
また、大教室でマイクを使って行なうような授業では、先生への質問も気軽にできないことがあります。しかし、基礎の理解を深めるためには、わからないことを質問することは重要です。予備校で先生への質問ができないようなら、個別指導を検討しても良いでしょう。
四谷学院のカリキュラムのご案内
四谷学院の「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」によるダブル教育は、上智大の合格を目指す際には自信を持っておすすめできます。ここでは、四谷学院のダブル教育についてご案内いたします。
科目別能力別授業
科目別能力別授業とは、科目ごとに能力に合わせたクラス分けを行なうことで、すべての科目で自分の能力にぴったりと合った授業を受け、勉強の効率を高めることです。
一般の予備校では、細かく分けてあっても「教科別」の能力分けが一般的です。しかし、教科のなかでも、たとえば国語の場合なら「現代文は得意だけれど古文と漢文は苦手」など、科目によって得手・不得手が分かれることもあります。
四谷学院では、得意な現代文は選抜クラスで、苦手な古文と漢文は標準クラスで、などのように、すべての科目で自分の能力に合った授業を受けることができます。それにより、上智大の合格に必要な「万遍ない基礎力」をしっかりと固めることができます。
また、四谷学院のクラス授業は、大教室でマイクを使って行なうような大規模なものではありません。高校のクラスのようなアットホームな雰囲気ですので、先生への質問も気軽にできます。わからないことを積極的に質問することで、基礎の理解はより深まることが期待できます。
55段階個別指導
55段階個別指導は、上智大の合格に必要なレベルまでを55段階に分け、先生が個別指導を行なうものです。
55段階の授業のスケジュール管理は、四谷学院によって提供されるアプリ「55ナビ」によって行われますので、自分でスケジュールを管理する苦労はありません。また、毎回の個別指導では小テストが実施されますので、自分の実力レベルを常に客観的に把握することができます。
小テストの採点はその場で行われ、もし自分の理解に足りないところがある場合には、すぐに先生が指摘してくれます。質問もたっぷりできますので、ヌケモレのない基礎力をしっかりと身に着けることができます。
さらに、四谷学院の先生は、大学生のアルバイト講師はいません。全員、上智大への合格法を知り尽くしたプロの講師ですので、試験時間内に素早く問題を解く方法や、解けない問題に早めに見切りをつけるコツなども指導してくれます。
このように、四谷学院では、上智大の合格に必要なヌケモレのない基礎力と、素早く問題を処理するための解答力・実戦力を無理なく身に着けることができます。ダブル授業によって上智大に合格した先輩たちからの喜びの声も多数届いています。
まとめ
上智の入試問題で問われる能力
- 上智大ではカトリシズムの精神を基盤として人材養成を行っている
- 上智大は難関大でありながら、試験問題の難易度は標準からやや難くらい
上智試験の概要
- 上智大の入試は3教科が基本
- 合格者最低得点率は学部・学科により5割~7割
- 競争率は3倍~12倍
上智に合格するための勉強方法
- 上智大に合格するために必要なのは、ヌケモレのない基礎力と、解答力、実戦力
- 受験期は学期ごとに目標を設定して勉強を進める
- 独学で勉強する場合にはスケジュール管理と自分のレベル把握に注意
- 予備校で勉強する場合には授業レベルと自分の能力が合っているかを確認する
- 四谷学院の科目別能力別授業は自分の能力にぴったりと合った授業が受けられる
- 55段階個別指導では、基礎力と解答力・実戦力に磨きがかけられる
四谷学院のダブル授業は、上智大に合格するための実力を無理なく身に着けることができます。もしご興味を持たれましたら、資料をご請求いただき、また個別相談会にお出かけいただいてはいかがでしょうか。四谷学院の学習効率の高さ、およびアットホームな雰囲気がおわかりいただけることと思います。
※本記事でご紹介した情報は2019年1月18日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
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