効率重視の学習法の落とし穴 大学受験で骨太な学力を身につける

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「効率よく勉強したい」というのは受験生からもよく聞く言葉です。
しかし、「効率が良い」とは誤解を生む言葉でもあります。

  • 遠回りをした人と同じ成果が出せる
  • 半分の時間で同じ成果が出せる
    あるいは
  • 同じ時間でより多い成果が出せる
  • 早く終わって新しい課題に進める

といった意味で捉えられがちですが、本来、効率がいい勉強法とは「勉強時間が短くて済む」とか「手を抜いても早く終わる」という意味ではないのです。
今回は効率の良い勉強とは何か?効率重視の落とし穴について考えていきます。

すぐ使える知識はすぐに使えなくなる

「解法暗記」という言葉を聞いたことがありますか?この問題はこのように解けばいいという解法を暗記して、そのような問題があったら暗記したやり方を当てはめて解く、という方法です。
確かに、その大学の出題傾向が決まっているのであれば、解法暗記は「効率の良い」方法かもしれません。

しかし、デメリットもあります。
①異なる傾向の問題に適応できない
②ほかの大学の対策にはならない

多くの受験生は複数の大学を受験するので、入試対策も複数の大学の出題傾向を研究したり、過去問題に取り組んだりします。すると、解法暗記のデメリットを埋めるために、かえって手間がかかってしまいます。
それならば、解法暗記ではなく、どの大学の出題にも適用できるような原理原則を理解する勉強法のほうがよい、ということになります。

捨て問を作る

効率よく点数を獲得するために「捨て問を作る」という方法があります。難問には最初から手を付けずにその分、解ける問題を確実に得点するための勉強に時間を使う、というやり方です。確かにこれも一理あります。難問に挑戦して時間を多く使ってしまい、得点源になるはずの問題を落としてしまうのは確かに避けたいことです。
しかし、大学入試において確実に得点できる問題だけ解けてもライバルとの差が付きません。もしもうっかりミスをしてしまうと、僅差で不合格になってしまうこともありますし、少しでも難問にもチャレンジしたライバルが部分点をもらって合格できてしまうこともあるでしょう。
受験勉強において、「ここまでできればいい」と自分の限界を決めてそれ以上手を出さないというのは、効率重視の落とし穴にはまっているといえるでしょう。
基本的な問題を確実に解けるようにしよう、という姿勢はとても素晴らしいことです。でも、せっかくそこまでできているのに、その先に進まなければもったいないです。その先というのは、難問を基本原理の組み合わせに分解する解析方法を習得することです。効率を重視して自分の限界を定めてしまうのは避けてほしいと思っています。

効率重視の学習法の落とし穴-まとめ

大学受験で骨太な学力を身につける、ということは一見効率の悪い、遠回りの学習法に見えるかもしれません。いま目の前の課題である「大学受験」にだけで通用すればいいのに、なんでそんなことをしなければならないんだ、と思う受験生もいるでしょう。
しかし、大学に入ってからも人生は続きます。大学受験はもちろんのこと、その後の学びを豊かなものにするための勉強が「今」できるのあれば、ぜひ取り組んでほしいのです。

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