文学部に向いている人の特徴とは?進学するメリットと主な就職先も紹介!

  公開日:2023/08/31

※この記事は約6分で読めます。

こんにちは!四谷学院の奥野です。

文学部に向いているのは、人間文化や歴史に興味を持ち、言葉や文章を通じて人間への理解を深めたいと思っている人です。

自分の興味のある分野や人間の成長を探究する情熱がある学生たちにとって、文学部は魅力的な選択肢となります。

本記事では、文学部の概要や向いている人の特徴、主な就職先などを紹介します。

文学部とはどんな学部?

文学部は、人文科学系統の学問を専門とする学部です。

文学や歴史、哲学、芸術など、多様な分野を研究し、人間が築き上げてきた文化を追求します。

文学部は日本文学科や英語英米文学科、心理学科、歴史社会学科、文化人類学科など属する学科は多岐にわたるのが特徴です。

文学部と人文学部の違い

文学部と人文学部に大きな違いはありません。

どちらも人文科学を学ぶ学部であり、「人間とはどのようなものか」「人間が人間たるゆえんはいかなるものか」などの問いを追求します。

文学部は名前から文学に焦点が当てられがちですが、実際には哲学、歴史学、社会学、心理学など、人文科学全般にわたる学問を学びます。

大学によっては、人文学部の名称で文学部と同様に人文科学を学ぶところもあります。

志望する学部を決定する際には、それぞれの大学のカリキュラムや特色をよく調べ、自分の興味や将来の目標に合った選択をしましょう。

文学部が向いている人の特徴

文学部への進学を希望している受験生のなかには、「文学部は本当に自分に合っているだろうか?」と不安に思っている方もいるでしょう。

ここからは、文学部が向いている人の特徴を2つ紹介しますので、進路の参考にしてみてください。

 人間の歩んできた文化に興味がある人

文学部は、人間の歩んできた文化に興味を持つ人におすすめの学部です。

過去の文学作品や歴史、哲学などの思想に興味がある人は、授業にも熱心に取り組めるでしょう。

文学部なら、作品が描かれた背後にある文化や歴史、その時代ごとに生きた人々の生活など、高校までの授業では触れることのなかった深いところまで追求できます。

探究心の強い人

文学部では、先人の資料や作品、思想の解明を通して、疑問や興味を追求します。

具体的には、文学作品における作者の思いを読み取ったり、過去の思想家たちの考え方をベースに「人はなぜ生きるのか?」などの普遍的な問いを探求したりと、「楽しい」から一歩進んだアプローチをしていきます。

そのため、探究心が強く自ら調査することを楽しめる人が向いています。

 文学部に進学するメリット           

文学部に進学することによる主なメリットを2つ紹介します。

 教員免許取得を目指せる

多くの文学部では教員免許を取得でき、国語や社会などの教員を目指せます。

ただし、教員免許を取得するには、教職課程を備えた大学や短期大学で特定の科目や単位を修得する必要があります。

教員を目指している方は、志望する大学の文学部に教職課程があるかどうかを必ず確認しましょう。

学芸員や図書館司書を目指せる

学芸員は、博物館資料の収集や保管、展示、調査研究などを専門的に行う職業です。

学芸員資格を取得する方法は、「文部科学省の資格認定試験で合格する」もしくは「学芸員養成課程を持つ指定の大学で所定の単位を履修する」の大きく2つです。

図書館司書は、公立や私立の図書館で図書資料の発注、目録作成、利用者への貸出業務、読書案内などを担当する専門職です。

大学や短期大学で必要な科目を履修することで司書資格を得ることができます。

文学部のなかには、学芸員や司書資格に対応した学科を持つ大学もあるので、それぞれを目指す場合は履修科目などをチェックしましょう。

 文学部の主な就職先

文学部はさまざまな学科があり学ぶ分野も多岐にわたるため、就職先の選択肢も数多くあります。ここでは、文学部の主な就職先を4つ紹介します。

出版業界

出版業界は、本や雑誌、新聞などの制作に携わる職業が中心の業界です。

出版業界の職種は、大きく編集・制作系と営業系、事務系の3つに分かれます。

イメージが強いのは、編集や校正などの制作系だと思いますが、効果的な販売方法を考案したり資材の調達をしたりと仕事や職種はさまざまです。

職種にはよるものの、出版業界は文章と密接にかかわりやすい業界です。そのため、文学部の学生にとっては得意分野を活かしやすい業界といえます。

ただし就活時は、競争が激しいことが予想されます。業界の特徴を理解し、OB・OG訪問などを通じて情報収集を行いましょう。

教育業界

教育業界は、教員や予備校の講師などに加えて、学校事務や運営スタッフなど組織の体制づくりに携わる仕事があります。

教養を多く学ぶ文学部の学生にとっては人気の業界の一つです。

教育業界は、子どもたちの成長をサポートする仕事が多くあります。

職種によっては子どもの成長を間近で見ることもでき、大きなやりがいを感じられるでしょう。

自分の教えや行動を通して子どもたちの成長をサポートしたい人、教育の観点から社会貢献をしたい人などに向いています。

 広告業界

広告業界の魅力は、自分がかかわった広告が広く発信される点です。

また、さまざまな業界の人々と接する職種もあり、人によっては大きな魅力となるでしょう。

広告代理店や制作会社の場合、テレビCMやポスターの企画、インターネットに特化した広告などを手がけます。

コピーライティングなどの文章を扱う機会も多く、学生時代から文章に触れている文学部の学生に適した業界です。

 公務員

公務員は、行政系や心理・福祉系、技術系、公安系、専門職系、資格免許職などさまざまな職種があります。

国や地域の発展に貢献したいと志望する学生も多くみられますが、公務員試験は競争が厳しいのが実情です。

ただし、公務員試験の「教養試験」では、「文章理解」や「人文科学」など文学部の学生が日々学んでいる内容に近いものも含まれます。

専攻にはよりますが、人によっては有利であるといえるでしょう。

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