こんにちは。四谷学院 受験コンサルタントチームの相川です。
長時間勉強していると、ふとこんな瞬間がありませんか?
- 「気がついたら、ぼーっとしていた…」
- 「問題文を読んでも、まったく頭に入ってこない!」
- 「がんばりたいのに、体も気持ちもついてこない…」

こういうとき、無理に勉強を続けても効率は落ちる一方です。
ただ、勉強していないと「周りに置いていかれるのではないか」と不安になりますよね。
安心してください。
集中が一度切れたとしても、ちょっとした工夫でしっかり回復できます!
今回は、自習室でもすぐにできる
「5分で集中力を回復するリセットのテクニック」を3つご紹介します。
今日から、ぜひ実践してみてくださいね。
目次
なぜ集中力が切れるのか?3つの原因をチェック
まずは、集中が続かない主な理由を見てみましょう。
① 身体的な疲れ
長時間同じ姿勢でいると、血流が悪くなります。
すると、勉強時にもっとも働いている脳に酸素が届きにくくなってしまうのです。
その結果、けだるさや眠気が出てきて、勉強が捗らない時間が生じてしまいます。
集中し続けるには、脳が働きやすい環境をつくってあげることが大事です。
正しい姿勢づくりについては、こちらの記事でも詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。

② 勉強に対する飽き
どんなに好きな科目であっても、勉強を続けていると集中が途切れる瞬間はありますよね。
人間は同じようなことを続けていると、脳が「飽きた」「やる気が出ない」と感じてしまい、集中が続かなくなってしまうのです。
テスト前など、苦手な科目にばかり勉強時間を費やしたのに、結果が出なかった…という経験はありませんか?
不安なことだけに力を注ぎたい気持ちもわかりますが、実は効率が落ちてしまっているかもしれません。
「時間で区切ってほかの科目の勉強を挟む」など、脳に飽きを感じさせない学習計画を立てるのも、集中するコツです。
③ 周辺環境による影響
「部屋の温度」「周囲の雑音」「照明の明るさ」など、意外と「勉強する環境」も集中を乱す原因になります。
目の前の勉強に集中したいのに、自然と「暑い」「寒い」という考えが頭に浮かんでくるのは、脳の働きを邪魔していることになりますよね。
もちろん「うるさい」「薄暗い」などの感覚も同様です。
オープンスペースやカフェなどで自習する人もいますが、本当に集中して勉強したいのであれば、「勉強するための環境」でない場所を選択するのは、最適とは言えないでしょう。
集中力を5分で回復させるテクニック3選!
① 【ストレッチ+深呼吸】で体からリフレッシュ!
机に向かって勉強していると、知らず知らずのうちに猫背になり、肩や背中が凝り固まってしまうことがありますよね。
その固まった体をゆっくり伸ばしてあげることで、血流が改善し、脳に酸素が届きやすくなります。
さらに、深呼吸を組み合わせることでリラックス効果もアップ!
試験前の休憩時間など、「これから集中するぞ!」というタイミングで行うルーティンにするのも良いですね。
「集中が途切れそうだぞ」と感じたときに、ぜひ試してみてください。
おすすめのストレッチ!
- 両手を上に伸ばして背伸びをする
- 肩を後ろにゆっくり5回まわす
- 首を左右に倒して10秒キープ
深呼吸は、鼻からゆっくり吸って、口からゆっくり吐くのがポイント。
3回程度でも効果があります!
② 【休憩するときは目を閉じる?】視覚情報をシャットアウト!
目から入ってくる視覚情報は多く、脳に与える刺激は意外に大きいものです。
情報があまりにたくさん入ってくると、落ち着いて整理することができず、正常に思考できなくなってしまいます。
休憩のときにスマホやSNSに触れていると、絶えず別の情報が入ってきて、脳は休むことができません。
5分だけ目を閉じて、スマホや教材から離れてしまうだけでも、頭がスッキリしますよ。
Point!
- タイマーをセットして「5分だけ」と時間を設定して休憩に入る
- 休憩はあくまで休憩、脳も体も正しく休ませる
- 寝てしまわないよう、「だらけた」姿勢にはならないようにする
③ 【場所が変われば心も変わる】プチ環境チェンジで気分転換
勉強場所を少し変えるだけでも、気分がリセットされて集中力が戻りやすくなります。
自宅では、静かな場所を複数確保することはなかなか難しいでしょうから、自習室を使う際には意識したいポイントですね。
ほかにもこんな方法が…
- 自動販売機や近くのコンビニまで飲み物を買いに行って、気分をリフレッシュ
- 廊下を1往復、階段を1階分歩いて、体に刺激を与えてあげる
- 別の座席に移動して、景色を変える
少し動いて脳や体に刺激を与えてあげることで、やる気や集中力が回復しリスタートできます!
あくまで「プチ」ということで、「少し」動くことがポイントですよ。
「5分休憩」=サボりではなく「戦略」である
集中が切れたときに無理をしても、質の良い勉強はできません。
そんなときは、「よし、ここで5分だけ休憩してリセットしよう」と、ポジティブに切り替えましょう。
集中力が切れる=脳や体が休憩を欲しているタイミングと、覚えておいてください。
結果を出す人ほど、休憩や休息を大事にしています。
一流のアスリートが、「睡眠やリフレッシュを大事にしている」という話をよく耳にしますよね。
受験勉強でも、自分の状態をしっかり把握し、最適な環境を整えてあげるのが重要なのです。
まとめ『たった5分でできる「リセット習慣」3選』
今回は、自習中に集中力が落ちてきたときに試してほしい、「リセットするための習慣」についてお伝えしました。
| テクニック | 効果 |
|---|---|
| ① ストレッチ&深呼吸 | 血流改善で脳をリフレッシュ |
| ② 目を閉じて休憩する | 脳への刺激をシャットアウト |
| ③ 場所を変える | 気分をリセット |
集中力は切れるのが当たり前。
だからこそ「どう回復させるか」が大事です。
ぜひ今日から、「5分リセット」をあなたの勉強習慣にも取り入れてみてくださいね!
自習環境がほしい場合はどうする?
四谷学院の卒業生には、「自習室の環境が良かった!」「まずは友達と自習室に通うことから始めた!」という先輩が大勢います。

自慢のブース式自習室は、広々とした座席が好評です。
順番待ちの必要がないほどの席数を完備していますから、いつ来てもすぐに座って集中して勉強ができますよ!

スキマ時間にもすぐに座って勉強できる、教室開放型の自習室もありますよ。
気分によって座席を何度も変えることができるので、リフレッシュするにはうってつけです。
2つの自習室を、気分や用途によって使い分けるのも大事な戦略のひとつです!
まずは自習室を見てみよう!
四谷学院の個別相談会では、システムの説明や学習計画を立てるだけでなく、実際に利用する自習室を目で見て確認することができます。
実際に雰囲気を肌で感じるだけでも、「ここなら集中できそう!」という実感が得られるはずですよ。
「自習する環境がない」「自分で勉強しようと思っているのにうまくいかない」と悩んでいる人は、ぜひ一度参加してみてください。
全国の校舎でお待ちしています!





