現代文の勉強法をわかりやすく!国語の「現代文」の勉強法が定まっていない高校生が今すぐできることは?

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こんにちは、受験コンサルタントの田中です。

大学合格を目指す受験生の多くが受験する「共通テスト」。その中で「国語」は、現代文・古文・漢文から構成されています。「現代文」は、国語の中でもっとも配点が高くなっています。
では、現代文の対策はどのように行っていますか・・・?

実は、現代文は勉強の仕方が分からない科目の筆頭なんです。
現代文の成績アップに必要とされる「読解力」「要約力」は、非常に漠然としているために、学習法が定まらない受験生が多いんです。

そこで今回は、現代文の勉強法についてくわしく解説していきます。

なぜその答えを選んだのか、説明できる?

現代文が苦手な受験生の多くが「なんとなく」答えを選んだり、引用したりしています。先生に「どうしてこの答えを選んだの?」と聞かれても、「選んだ理由なんてすぐに忘れちゃって説明できない…」という状態です。

問題を解く際には、解答を選んだ理由を見直しの時に確認できるように、選択肢に傍線引いたり、印を付けたりして、ある程度書き込んでおきましょう。
そのうえで、選んだ理由を言葉で説明してみましょう。「この言葉をヒントにした」とか「ここで同じことが繰り返されている」とか考えた道筋をアウトプットしましょう。

現代文の勉強で重要なこと、それは自分でなぜその解答を選んだのか、その道筋をきちんと説明できるようにするということです。

簡単そうに聞こえて意外にできていない方が多いので、今日の学習から「選んだ理由」を意識して問題を解いていきましょう。それだけで、復習の効率も一段アップしますよ。

「圧倒的に結果を出している人は、インプットよりもアウトプットを重視している」と言われています。
その裏付けとなるようなコロンビア大学の実験結果があります。それによれば、学習においてはアウトプット7割に対して、インプット3割が黄金比率ということです。
もし、成績が伸び悩んでいる…ということであれば、アウトプットつまり「何がわかったか?どんな風に考えたか?」を言葉にしてみる時間を増やしてみるとよいかもしれません。

 

四谷学院の55段階個別指導
四谷学院では、55段階個別指導の授業で、先生から「なぜこの答えにしたの?」と尋ねられることが多くあります。それは、問題を間違えたからではなく、正解した問題にも同じように質問されます。そうすることで、生徒のアウトプットのチャンスを増やしているというわけですね。
積極的に自分が読み取った本文の主旨や、正解を選んだ根拠・過程について先生に話してみることで、グッと学習効果が高まります。「何となく正解」ということがなくなっていくはずです。

有名講師の授業を受ければ、学力が上がる?

「質の高い授業を受けることで、勉強ができるようになる」「有名講師の授業は学力アップに直結する」という話を聞いたことがあるでしょう。それも一理ありますが、残念ながら「授業だけ」では成績は上がりません。
理由は簡単です。

授業は一方的なインプットにすぎないからです。

学習の黄金比率は「アウトプット7割、インプット3割」です。現代文の授業を受けることが3割だとすれば、問題を解くことが7割必要になるということですね。

授業を受けて「分かった気がする!「やる気が出る!」というのは素晴らしいことではあるのですが、テストの点数に結びつけるという点は不十分です。

授業後には「何がわかったのか?」を確認しながら、実際に問題と解いてみることが必要です。

まとめ「国語の「現代文」の勉強法が定まっていない高校生が今すぐできることは?」

現代文の勉強法について、今すぐにできることを解説してきました。もしもあなたが問題を解いてそこで採点して終わり、解説を読んでおしまい、であれば、もったいなさすぎます。
なぜその解答を選んだのか、考え方の道筋をアウトプットする練習が大切だからです。アウトプットができれば、次第に読解力がついてきますよ!

現代文だけでなく、どの科目にも言えることですが、「正しい学習法」が身についていないとせっかく同じ長時間勉強しても効果が出ない!という残念な結果になりかねません。
勉強量というのは、質と時間の両方が必要となってきます。効率よく正しく勉強する方法を四谷学院ではお伝えしています。勉強法に悩んでいるなら、一度個別相談会にご参加ください。お待ちしています!

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