商学部に向いている人の特徴とは?経済学部との違いや主な就職先も紹介!

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こんにちは、四谷学院の奥野です!

大学進学を控え、「商学部」に興味を持っている人もいるのではないでしょうか。もしくは、「商学部が気になるけれど、自分に向いている学部なのかわからない」という人もいるでしょう。

進学する大学および学部は、受験の過ごし方にかかわるだけでなく、今後の進路にも大きく影響するため、不向きな学部を選んで失敗したくないと考えるのは当然です。

商学部に向いているのは、一般的にビジネスや経済に興味がある人、就職先として金融業界や保険業界を目指している人、学生のうちにさまざまな資格を取得したいと考えている人が該当します。

この記事では、商学部の概要について解説するとともに、向いている人の特徴や、商学部進学者の主な就職先についてご紹介します。

商学部とはどのような学部?


商学部は、「企業」や「商品」にフォーカスした経済活動や社会問題について学べる学部を指します。
具体的なカリキュラムは大学によって異なりますが、経営学や会計学、マーケティング、金融論などで構成されるのが特徴です。

ビジネス社会において中心的存在となる「企業」に関して、具体的かつ実践的な課題を分析・解明することで、市場経済への理解を深めるのが主な目的といえます。

商学部と経済学部の違い

商学部と混同されやすい学部に「経済学部」があります。どちらも経済や社会について学ぶ点は同じですが、商学部の対象が「企業」であることに対し、経済学部の対象は「国」や「世界」とより幅広くなっている点が異なります。

先生
先生
商学部は「企業にまつわる経済活動」、経済学部は「社会全体にまつわる経済活動」を学ぶのが目的だといえるでしょう。

商学部が向いている人の特徴


続いて、商学部が向いている人にはどのような特徴があるのかをご紹介します。

ビジネスや経済活動に興味がある人

前述のとおり、商学部ではマーケティングや会計学などを学びます。そのため、ビジネスや経済活動に興味があり、それらの分野の知識を身につけたい人に適しているといえるでしょう。

金融業界・保険業界を目指している人

商学部は、金融や会計などが研究の対象となっていることから、金融業界や保険業界など、お金を扱う業界との親和性が高いのが特徴です。

したがって、金融業界や保険業界への就職を目指している人は学んだことを活かしやすいため、商学部に向いていると考えられます。

学生のうちにさまざまな資格を取得したい人

商学部では、経営学や会計学を専門的に学ぶことから、日々の学習を公認会計士や税理士、FP(ファイナンシャル・プランナー)、簿記などの資格取得につなげやすい点も特徴です。

そのため、将来の就職や転職で役に立つ知識を身につけるだけでなく、学生のうちに知識を活かせる資格を取得したいという人に向いています。

「学部選びに迷ったら商学部・経済学部がよい」といわれている理由


進学を考えるうえで、「学部に迷ったら商学部や経済学部にするとよい」と聞いたことがある人もいるかもしれません。

このようにいわれる理由は、学問の特性から、社会に出ても使える実用的な知識を身につけやすい点にあります。

会計学やマーケティングなど、どの企業でもある程度通用するスキルを習得でき、就職の選択肢をより広げられることから、商学部や経済学部が勧められるのです。

商学部の主な就職先


続いて、商学部に進学した学生がどのような就職先を選ぶのかを、それぞれの仕事内容と併せてご紹介します。

銀行

商学部で学ぶ経済や経営、金融に関する知識を用いて、銀行に就職する学生は少なくありません。

銀行は、個人および法人の預かり資産業務や融資業務をはじめとした、金銭に関する幅広い業務を担います。

商学部でお金の動きについて学んでいる学生は、銀行員として大きな活躍が期待できるでしょう。

保険会社

保険会社に勤めるには、保険の仕組みはもちろん、家計の管理や税金に関する知識を身につける必要があります。

商学部ではこれらもカリキュラムに含まれるため、保険会社で働くうえで必要な基礎知識に触れられます。
業務のなかで学びを活かしやすいことから、商学部から保険会社に就職する学生が多いのです。

証券会社

証券会社では、主に投資信託の運用や投資商品の売買など、株式や投資に関する業務を行います。

商学部で、企業を中心に日本や世界の経済活動についての知識を身につけ、投資の仕組みについても理解している学生であれば、証券会社で活躍しやすいといえるでしょう。

公認会計士や税理士などの士業

カリキュラムのなかで学んだ実践的な知識を活かし、公認会計士や税理士、社会保険労務士などの資格を取得して、士業に就く学生が多いのも商学部の特徴です。

一口に士業といっても、公認会計士であれば、監査の専門家として会計や財務に関する調査や立案、相談に対応し、税理士であれば、税務の専門家として税務関連の書類作成や手続き、相談に対応するなど、仕事内容はさまざまです。

公務員

商学部で学ぶなかで取得した資格を活かせる仕事として、公務員を選択する学生も多くいます。
例えば、法務省や東京国税局といった中央官庁のほか、各県庁や自治体役所など、就職先は幅広く存在します。

商学部出身の場合、公務員の仕事のなかでも、行政にかかわる企業や業者の審査および指導において、大学で身につけた知識や簿記・公認会計士の資格が役立ちます。

なお、公務員として働く場合は、各種公務員試験に合格する必要がある点に留意しましょう。

まとめ:四谷学院で志望校合格を目指そう!

商学部は、企業や商品に焦点を当てた経済活動・社会問題について学び、会計学や金融論、マーケティングなどの分野で構成されているのが特徴です。

企業を中心とした経済について学びたい人はもちろん、将来の就職や転職に役立てたい人や、資格を取得したい人にもおすすめといえます。

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