受験勉強と定期テストはどちらを優先すべき?2つの勉強を両立させるためのコツを解説

  公開日:2024/05/24

※この記事は約9分で読めます。

こんにちは、四谷学院の片野です。

定期テスト対策、しっかりとやっていますか?

「推薦入試、受けるかどうかわからないし……」
「一般受験だから、必要ないです」
「大学入試に必要ない科目は勉強したくない」

たしかに「受験勉強もあるのに、そのうえ定期テスト対策までやりたくない!」という人もいるかもしれません。

ですが、受験勉強をしっかりして結果を出す人は、定期テスト対策もしっかりやります。

もしも「学校の定期テストって、受験では役に立たないでしょ」と思っているなら、少し危険です。定期テスト対策をしっかりとやっていれば、その先にある受験にかなり役立ちます。

この記事では、一般入試での受験を考えている人に向けて、受験勉強と定期テスト対策のどちらを優先すべきか、また、両立するコツなどを紹介します。

また、定期テスト対策については以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【高校定期テスト対策】定期テスト対策と受験対策の両立のコツ!

受験勉強と定期テスト対策、どちらを優先すべき?

前提として、受験対策の勉強と、定期テスト対策の勉強は種類が異なります。

定期テストは、授業で扱った英単語や文法などを理解しているかどうかを確認するためのものです。
一方で入試は、授業で習った教科書の内容をもとに、知識や思考力などを総合的に見ます。

例えば英語の場合、定期テストでは教科書の限られた範囲から出題されることが多く、出題される英文も授業で扱ったものがベースとなります。

しかし、入試ではどのような内容が出題されるかわかりませんし、英文法や語句などは高校で学んだ全範囲から出題されます。

そのため、英単語や文法などの基礎を習得したうえで、読解力や思考力など、どんな問題にも対応できるような学力をつけておかなければなりません。

高校3年生の受験シーズンになると、定期テスト対策よりも受験勉強を優先したほうがよいという意見もあります。

しかし、受験勉強も定期テストも普段の授業の延長線上に位置するものであるため、上手に両立させることがおすすめです。

定期テスト対策と受験勉強を両立させるコツ

次に、限られた時間のなかで、定期テスト対策と受験勉強を両立させるコツを紹介します。

英語を例に挙げると、英単語や文法の暗記などは定期テストでも入試でも必要です。

そのため、定期テストが近づいた時期には、範囲が重なる分野を集中的に勉強することで受験対策も兼ねられます。

国語も同様に、受験対策をしていれば定期テストもある程度は解けるはずなので、両立しやすい教科であるといえるでしょう。

数学や理科・社会などは、受験問題でも出される基礎的な内容が定期テストで出される傾向にあります。
仮に定期テストで解けなかった問題があった場合は、それが自分に足りていない部分だと考えて、集中的に学習しましょう。

このように、入試に向けて自分の苦手分野を把握できる点も、定期テスト対策をしっかり行うメリットです。

現役合格した先輩たちの定期テスト対策

大学に現役合格した先輩たちは、どのように定期テスト対策をしていたのでしょうか?
先輩の声を聴いてみましょう。

A先輩の体験談:受験勉強にシフトしにくかった

定期テスト対策をしっかりとやっていれば、早めに受験に備えられたのになぁ……と激しく後悔している。
中途半端にしてしまい、まずは定期テストで勉強しているはずの部分からやり直し学習。
そのせいで、受験勉強へのシフトが遅くなった。

A先輩のように、定期テスト対策を直前の勉強だけに頼りきっていて、継続的学習ができていなかったという生徒が大多数ではないでしょうか。

B先輩の体験談:定期テスト対策はやらなかった

一般入試に絞っていたため、合否に関係のない高校の成績は一切ムシ。
そのため、定期テスト対策はほぼやってこなかった。

B先輩のような定期テスト対策をほとんどやっていないという先輩もいますが、かなり少数派です。

C先輩の体験談:定期テストをバロメーターに

定期テスト対策は、範囲が限られているからこそ、勉強のバロメーターになった。
推薦入試は予定になかったが、受験勉強の一環として定期テストにも全力投球した。

C先輩は、定期テストをバロメーターとすることで受験対策にも役立てていますね。
そう、定期テストは受験とつながっているものだからこそ、しっかり対策が必要なのです。

定期テスト対策をしっかりするメリット

では、定期テストをしっかり対策することで、どのようなメリットがあるのかを、具体的にみていきましょう。

受験生はもちろん、高校1年生2年生のうちから、定期テスト対策を「受験の一環」として取り入れることがおすすめです。

学習をする習慣が身につく


定期テストに向けて継続的に勉強することで、受験にも必要な「学習の習慣」が定着します(試験前の一夜漬けはNGです!)。

スイッチON!で受験生になれるわけではありませんが、定期テスト対策がベースにあれば、受験生への変身がスムーズに進みます。

また、定期テストは範囲が決まっているため、予習と復習がしやすく、自分の苦手分野や得意分野も自覚できます。

つまり、定期テスト対策は、学校の授業で学んだことから、受験勉強へとつながる土壌。
この土壌を、豊かにしておくことで受験勉強が有利になります。

さらに、定期テストでよい点数が取れることで、自信や意欲につながるでしょう。

定期テストを利用して記憶を定着

定期テスト対策では限られた範囲を学習します。覚えきれないほどの膨大な範囲から出題されるわけではありません。
しかし、大学入試の出題範囲は高校で学習した全範囲です。そのため、短期記憶で乗り切れるものではないでしょう。

人間の記憶は繰り返し学習することで定着していきます。つまり、定期テストの勉強で一度覚えた知識は、初めて覚える知識より定着しやすいということです。

人間の記憶は1ヵ月ほどで8割が抜けてしまうといわれているため、この1ヵ月のなかで反復演習することが、効率よく知識を定着させるコツです。

定期テストが終わったらそれでおしまい!ではなく、しっかり復習することでより学習効率が上がります。

短期的目標になる

定期テストに向けて、「今回は80点を目指そう!」「全科目平均70点以上取れるようにしよう!」などと、自分なりの目標を設定しておくのも有効です。

定期テストでよい点が取れると「次も頑張ろう!」と思えます。学習意欲は非常に大切で、勉強ができるようになると楽しく感じ、もっと勉強しようと思えます。

定期テスト対策も受験勉強も、嫌々ではなく、前向きに取り組めるとよいでしょう。

定期テスト前の学習スケジュールの立て方

これまでに述べてきたとおり、定期テスト対策をしっかり行うことは受験対策につながります。

しかし、受験期はどうしても受験勉強が中心になりがちで、定期テスト直前に慌ててテスト対策をする人もいます。

重要なのは、受験勉強が定期テスト対策になる状況を計画的に作り出すことです。以下に一例として、計画の立て方を紹介します。

定期テストの1ヵ月以上前 ⇒ 受験勉強に集中する
普段の授業の予習復習をきちんと行いつつ、受験勉強にも取り組む
定期テストの1ヵ月前 ⇒ 定期テスト対策を開始する
例えば、平日は受験勉強中心、休日を定期テスト対策に充てるなど、曜日や時間でスケジュールを決めると切り替えがしやすい
定期テストの2週間前 ⇒ 定期テスト対策の割合を増やす。
わからないところがあれば、学校や塾の先生などに質問をして疑問を解消しておく
定期テスト対策の勉強の割合を増やし、試験範囲を終わらせるように計画を立てて取り組む
定期テストの1週間前 ⇒ 定期テスト対策の割合をさらに増やす
「やり残したこと」や「弱点」などを中心に定期テスト対策に取り組む。

思い込みや自己判断で定期テストの科目を「捨てる」のは危険

時間は有限であり、特に受験シーズンは「受験に専念したい!」と思う人も多いことでしょう。

学校の定期テストでは、受験に関係のない副教科が出題される場合もあるため、受験生のなかには、「受験に関係のない科目は対策をしなくてよい」と考える人もいます。

しかし、受験で使わない予定だった科目が「やっぱり必要になった」となる場合も少なくありません。

例えば、第1志望では必要がなくても併願校で必要な科目であったり、成績が上がって志望校のレベルも上がり、必要な科目になったりするケースが考えられます。

特に推薦も視野に入れている人は、注意が必要です。なぜなら推薦では、出席状況や定期テストの結果などが推薦の合否にかかわってくる可能性があるからです。

いずれにしても、受験に関係ないという思い込みや自己判断で定期テストの科目を捨てることは、とても危険です。

科目の取捨選択をしたい人や、定期テスト対策と受験勉強の両立に悩んでいる人は、受験のプロである予備校に相談することをおすすめします。

まとめ

定期テスト対策は、学校で学んだ基礎知識の復習という意味でも、とても大切です。

とはいえ、受験シーズンは受験勉強に集中したい時期でもあるため、定期テスト対策が受験勉強につながるよう、計画的に取り組むことをおすすめします。

また、定期テストで解けなかった問題は弱点として対策するなど、効果的に活用しましょう。

定期テスト対策は、基本的に自分で計画を立てて学習を進めます。
しかし、わからない問題があったときに、教えてもらえる環境があると安心です。四谷学院なら、定期テスト対策もバッチリのため、気になる人はぜひ一度、ご相談ください。

関連記事:
学校と受験勉強の両立は厳しい?現役合格のためのポイント4選

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