一橋大学の地理対策!一橋大学に合格するための押さえるべき入試問題「地理」の特徴を解説

  公開日:2023/08/25


※この記事は約6分で読めます。

こんにちは、四谷学院の地理担当、本田です。

今日は「一橋大学の地理」について紹介していきます。難易度・出題内容ともに他大学とは一線を画すため、一橋大学の地理の入試問題は、一般的な論述対策のみでは対応できません。ここで一橋大学の特徴を押さえることで、今後の対策につなげていきましょう。

一橋大学 地理の難易度とは

一橋大学の地理はよく「地理の最難関」と言われ、「極めて難しい」私もそう思います。当然、東京大学や京都大学の地理も難しいのですが、一橋大学はレベルが違う難しさです。

難しい要因としては、これらが挙げられます。

・題意をつかみづらい
・資料が複雑
・そもそも教科書レベルを超えた内容が聞かれている
・馴染みが薄い国について聞かれる
・答えがないことを書かされる

それぞれについて対策を紹介していきます。

数年に1度、「大学院生でも解けない問題」が出題されます。この対策はする必要がなく、他の受験生も解けない、いわゆる「捨て問」です。もし自身が受ける入試で出題された場合、「運が悪かった」と思い、諦めましょう。

参考:一橋大学 入試問題の「問題」および「出題の意図等」

一橋大学 地理の対策・勉強法

題意をつかむ

論述問題において最も大切なことは、「聞かれていることに関して書くこと」ですよね。題意がつかめなければ、書く方針すら立ちません。
東大の入試では、書く方針を立てづらい問題には指定語句を与えてくれます。しかし、一橋大学の入試【地理】では指定語句は与えてもらえません。ただし、当然問題文やリード文にヒントはくれているので、そこを意識することが重要です。

では、一橋大学の地理の入試問題を見てみましょう。

大人が想定していない場所が子どもの遊び場となる事例として、日本国内ではどのような場所が考えられるか。具体的な例を一つ取り上げ、都市構造の変化によって子どもの遊び場がどのように変質してきたか、説明しなさい。

2023年一橋大学「地理」大問Ⅲ問1

「子どもの遊び」について、地理の授業で習うことはありませんよね。よって、何を書けばよいかが難しいと感じる方も多いと思うのですが、問題文太字の「都市構造の変化」は地理の授業でも習っていますよね。他にリード文(ここでは割愛)に「大人が準備した公園」というニュアンスの文章があるので、具体例は「公園以外」を書く。問2で「外遊び」、問3で「友達と遊ぶ」というヒントもくれているので、ここを踏まえ論じていくとよいです。重要なのはヒントを見つけることです。

✅リード文と問題文で取り上げられている事柄をヒントにする
✅前後の問題もヒントにする
✅地理の授業で習ったことにつなげる

問題文にあるヒントや授業で習ったことを活かさずに、ただただ自身の考えを論じてしまうと、恐らく高い確率で題意とずれてしまいます。授業内容の理解は当然として、ヒントを見つけるためには「慣れ」が必要ですので、過去問演習はしっかり行いましょう。

資料を正しく読み取る

一橋大学の「地理」の入試では、「資料から読み取れることを論じさせる問題」が頻出です。恐らく受験生の皆さんがほとんど見たことがないような資料ばかりが使われると思います。しかも、初見の資料を比較したり今後の変化を予想させたりするため、ことさら難しく感じることでしょう。

でも大丈夫、やるべきことは、まず基礎・基本からです。既に持っている統計集や各国要覧が載っている『データブック オブ・ザ・ワールド』を用い、基本統計に関しては全て確認しましょう。上位国などを覚えるだけではなく、「なぜこれらの国が上位にくるのか」を説明できるようにすることが大切です。
また、一橋対策として、より細かい統計が載っている統計集の確認もしましょう。近年の変化や解説も載っている『日本国勢図会』や『世界国勢図会』がお勧めです。

世界の社会・経済状況に関心をもつ

一橋大学は、社会・経済系の大学のため、この分野に関しては特に教科書レベルを超えた内容を聞いてきます。2023年度は「コンパクトシティ」が、2022年度はコロナ渦後の経済復興に関する政策として「グリーンリカバリー」が扱われたように、近年注目されている事柄が出題されるため、普段から新聞を読み、社会・経済系の記事に関してはさらに踏み込んで調べておくようにしましょう。

また、地理で差をつけたいのであれば、大きなテーマ(EUや民族紛争、環境問題、情報化など)については、様々な考え方に触れるために新書を読んだり、経済の動向を掘り下げるために「通商白書」を活用したりすることもお勧めです。

発展途上国や話題になった国・地域について調べる

一橋大学の2023年度入試においては、ケニアのナイヴァシャ湖周辺やボリビアのウユニ塩原周辺の産業が問われました。馴染みが薄い国・地域について聞かれることが多いため、この対策も必要です。上述した『データブック オブ・ザ・ワールド』の各国要覧で特色がある国は確認しておきましょう。その際、経済発展がみられる地域間の格差や、開発に伴う課題に注視するとよいです。

また、上述のように近年注目されている事柄が聞かれるため、EUの東方拡大やロシアとウクライナ、さらには旧ソ連諸国の動向も注視しておきましょう。

論述対策をする

一橋大学の「地理」の入試問題は、大問1つにつき400字と地理では字数が多い方です(各小問は100~150字が多い)。
また、「論じなさい」というような問題指示があります。決まった答えがあるわけではなく、読み取れることから自身の考えを述べさせる問題が出題されます。他の大学にように、回答すべきポイントがはっきりしているならば、一人でもある程度対策できますが、一橋の場合はそうはいきません。「唯一の正解」があるわけではなく、赤本や問題集に載っているのもあくまでも「解答例」です。つまり、掲載された解答(例)とは異なっていても、それなりに点数がもらえそうな解答もありますし、同じようなことを書いているように見えてポイントがずれていれば大きく減点されることもあります。確実に得点したいのであれば、プロの先生に添削をしてもらうことを強くお勧めします。

繰り返しになりますが、一橋大学の地理の過去問演習においては「解答例通りに書こう」と思わなくてよく、むしろ「論点がずれていないか」「事実と異なることを書いていないか」などを確認することが重要です。どこで部分点がもらえるのか知るのは、自己採点では難しいため、プロの先生に添削をしてもらうことで学習効率が格段に上がります。

まとめ:一橋大学の地理対策

一橋大学の地理対策についてここまで色々書きましたが、自分の考えを論理的にまとめさせるということは、普段から結論を覚えるのではなく、因果関係や背景をおさえ、理解しているかを聞いています。「一橋の問題は地理の本質を聞いてくるから好き」と言っている生徒もいます。
また、一橋大学の地理対策をしていくと、共通テストなどでも出題者の意図が読めるようになることもあります。
一橋大学の地理の入試問題は難問が多く、対策が大変ではありますが、普段から「なぜ?」という勉強の本質を意識し、楽しみながら対策していって下さい!

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完全個別指導:1対1で自身の課題をピンポイントで対策します。添削も1対1で丁寧に行います。

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大学受験合格ブログ編集部

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