【化学】沈殿やイオンの色 どうやって覚えたらいいの?

最終更新日:2021/08/23

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院の山中です。
55段階の化学の授業で
「無機化学で登場する沈殿やイオンの“色”が覚えられない」
という質問をよく受けます。

そこで今日は、沈殿やイオンの色をどう整理していくかをお伝えします。

色に関して暗記は必要!

はじめに・・・沈殿やイオンの色は暗記するしかないということです。

例えば、硝酸銀水溶液と希塩酸を混合すると、塩化銀の白色沈殿を生じます。でも、「なぜ塩化銀が白色沈殿なのか」と考えても答えは出てこないと思います。
化学がすべて暗記科目であるというわけではないですが、色に関する知識に関しては覚えてもらうしかありません。

では、どう覚えていったらよいのでしょうか?

ゴロ合わせで覚える

有名な語呂合わせは炎色反応の色ではないでしょうか?
炎色反応とは、水溶液を白金線に浸して炎にかざすと、元素特有の発色をする反応です。炎色反応で登場する色は次のように語呂合わせで覚えている人が多いと思います。

リアカー (Li赤)
なき (Na黄)
K村 (K紫)
動力 (Cu青緑)
借りると (Ca橙赤)
するもくれない(Sr紅)
馬力 (Ba黄緑)

教科書や資料集にある写真で覚える

 
教科書や資料集にある写真を開きながら覚えていくことも大切です。

例えば水酸化鉄は緑白色の沈殿ですが、色の名前だけだと非常にわかりにくいと思います。目で見て覚えることは非常に大切です。
そうすると沈殿の色は

白色が多いことがわかります。ただし、硫化物は黒色が多いですね。

ということは、塩化物、水酸化物などと沈殿を整理して、白色沈殿以外(硫化物は黒色沈殿以外)を覚えておけばよいのです。

暗記が苦手という人も多いのですが、沈殿やイオンの色を覚えることは非常に大切なので、ぜひこのブログを参考にしてもらえればと思います。

大学受験合格ブログ編集部

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