現役生必見!判定が信用できない模試の見分け方②

最終更新日:2018/12/05

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは。
四谷学院の奥野です。

前回は模試の判定や偏差値とはそもそも何なのかというお話をしました。
模試の見分け方①の記事はこちら!

今回はその続きです。

判定や偏差値に騙されてはいけない

前回説明した通り、模試の判定や偏差値というのは、周りの人と比べてどれだけ出来ているかによって大きく変動するものです。

つまり、模試の結果というのはそのまま全て信頼して良いものではないということ。
それはいい結果であっても、悪い結果であっても同じです。

良い結果が出たとき、もちろん喜んでいいのですが、当然油断や過信は禁物です。
悪い結果が出たとき、反省はすべきですが、気にしすぎてやる気を失っては今まで努力してきた意味がありません。

信用できない模試の特徴

では、結果が信用できない模試とはいったいどんな模試なのでしょうか。

まずは、受験者数に注意するようにしましょう。
先ほども言いましたが、偏差値も判定も、
「周りの人と比べてどれだけ出来ているか」によって変わるものです。
つまり、周りの人の数が少なければ少ないほど、あてにならないということ。

例えばあなたが、平均点より5点高い点数をとったとしましょう。
平均点=偏差値50でしたね。
それより5点高いわけなので、当然偏差値も50は超えます。
受験者が多い模試では偏差値が53くらいになるのに対して、受験者が少ない模試では偏差値は60にまでなることもあり得ます。
偏差値53と60って全然違うように思えますよね。
受験者数が違うだけでこんなにも変わるのです。

受験者層にも注意

受験者数だけでなく、受験者層にも注意をしましょう。
受験者層というのは、学力レベルの話だけではなく、現役生の受験者が多いのか、浪人生の受験者が多いのか。ということです。

例えば現役生のみなさんが、浪人生(高卒生)ばかりが受ける模試を受けたとします。
まだ学校で習っていない範囲も多く出題され、良い結果が残せなかった場合、その結果をどう捉えますか?

「全然できなかった。偏差値も判定もとにかくひどい。受験諦めようかな」と考えますか?

それは違います。
よく受験者層を見てください。
浪人生が多いということは、全範囲一度は勉強した経験がある人がほとんどなのです。
その中で出来なかったからと言って、深刻な問題でしょうか?
もちろん出来なきゃいけない部分もありますが、逆にできなくて当たり前の部分もありますよね。
つまり、判定や偏差値はこれまたあてにならないということです。

受験者数と受験者層
この2つに注意して、みなさんも模試の結果に左右され過ぎないようにしてくださいね。

四谷学院では受験のプロである受験コンサルタントが「模試の結果」を一緒に分析。
正しく分析して、学習に生かせます。四谷学院「受験コンサルタント」について、詳しくはホームページでご確認ください。

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