前の記事 » 
次の記事 » 

「小説は自由に読んではいけない~入試小説の読解法①~」

  公開日:2017/08/21
最終更新日:2018/01/30

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院の岩佐です。

以前「勉強法がわからない科目No.1 現代文の勉強法とは」の記事で現代文の勉強方法についてお話ししました。
プロが教える、現代文の読解法とは?

今回からはもう1歩進んで「小説」の読解についてお話ししようと思います。

小説読解のポイント

みなさんは普段、小説を読みますか?

趣味の読書として小説を読んだり、あるいは話題になっている人物の小説を読んだり。
普段、小説を読むときには、みなさんが小説の内容を自由に解釈し、時には感情移入しながら読み進めていきます。

しかし、大学入試の「小説読解」では自由に読んではいけません。

客観性

小説読解では「登場人物の心情」が問われるのですが、自分の「主観」で読むのではなく「客観的」に心情を読むことが求められます。

例えば

『合格発表の掲示板を見た太郎は泣いていた。』
と本文中に書かれていた場合、このときの太郎の心情はどのような心情だと思いますか?

『泣く』という動作1つとってもいろいろな心情が考えられます。
「○○泣き」という言葉を辞書で探してみると、

・嘘泣き
・嬉し泣き
・男泣き
・悔し泣き
・忍び泣き
・半泣き
・もらい泣き

などなど、この他にも「○○泣き」という言葉がたくさんあります。

つまり、同じ「泣く」という動作であっても様々な心情を表すことがあるので、その部分だけで心情を判断してはいけないのです。

先ほどの例文、
『合格発表の掲示板を見た太郎は泣いていた。』
の場合でも、「合格を知って、嬉しくて泣いた」かもしれないですし、「不合格とわかり、悔しくて泣いた」かもしれません。
もしくは全く違う理由で泣いているのかもしれません。

大事なのは、登場人物の行動や発言から心情を読み取ることです。

合格発表の掲示板を見た太郎は泣いていた。
「やった!あった、あったぞ!」
自分の受験番号を見つけた太郎は喜びのあまり涙していたのだ。

このように書かれていたら、太郎は『嬉し泣き』をしている
と断定できますね。

「主観」ではなく本文に書かれていることから「客観的」に心情を読み取ること

まずはこれを意識して小説読解に取り組んでみましょう。

四谷学院について、詳しくはホームページでご確認ください。

現役合格なら!
大学受験予備校 四谷学院

 

前の記事 » 
次の記事 » 

 

同じカテゴリの記事を見てみる  教科別学習アドバイス  

 

感想をお寄せください

個別のお返事はいたしかねますが、いただいたコメントは全て拝見しております。いただいた内容はメルマガやブログでご紹介させていただくことがございます。掲載不可の場合はその旨をご記入ください。
お問い合わせはフリーコール(0120-428255)にて承っております。

このページの先頭へ