【大学受験】「衆議院解散」に秘められたドラマ―現代社会・政治経済をもっと面白く!

  公開日:2023/06/15

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは。四谷学院の岸です。

現代社会や政治・経済の授業で「解散があるのは衆議院、解散がないのは参議院」と習います。では衆議院が解散になるのはどういう場合でしたか?そう、内閣不信任案が可決されたとき(憲法69条解散)と内閣が国民に信を問う形の解散(憲法7条解散)がありました。
そんな衆議院解散ですが、実は色々なドラマがあるんですよ。

今回は、そうした衆議院解散にまつわるドラマを紹介します。

万歳三唱

衆議院議長が天皇からの解散詔書(=「解散をします」という書類)を読み上げた後は、議員一同で万歳三唱をするのが恒例になっています。「ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい」と、議員たちが大きな声を出してバンザイをします。これは、衆議院解散のおなじみの光景なんです。しかし、議員たちは、これで失職してしまうわけですよね。なぜバンザイなのでしょう?

この万歳の理由、
・声をだして選挙に向けて元気を出すため
・解散=職がなくなるというやけっぱち
・天皇陛下への敬意
などなど色々な説が上がっていますが、いまだ定かではありません…。

面白い名前の解散

衆議院の解散には、名前が付くことがあります。これはテレビや新聞などのマスコミで使用されます。命名は議員が行うこともあります。

バカヤロー解散

1953年第4次吉田茂内閣の「バカヤロー解散」。
当時の吉田茂首相が、議会での質疑応答中に「バカヤロー」と発言したことが引き金となったことによるネーミングです。

ハプニング解散

1980年大平正芳内閣の「ハプニング解散」。
与野党の目論見に反して「ハプニング」的に内閣不信任案が決議されたのでこの名前が付きました。憲法69条解散の一例です。

現代社会・政治経済をもっと面白く!~まとめ~

今回は、現代社会・政治経済であつかう衆議院の「解散」にスポットライトを当ててみました。

四谷学院のクラス授業では、プロの講師が豊富な知識をもとに、受験に必要な知識をいろんなエピソードを踏まえてわかりやすく、記憶に残りやすいかたちで教えてくれます。
「なるほど」、「へえ」と印象に残れば、忘れづらい知識として脳に定着していきます。楽しみながら勉強することが、社会の力を伸ばすコツなのです!

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