
こんにちは!四谷学院の奥野です。
東京都立大学(旧:首都大学東京)は、東京都の八王子市、日野市、荒川区にキャンパスを持つ、公立の総合大学です。
この記事では、東京都立大学の偏差値や難易度、入試の特徴、合格するための効率的な勉強方法をご紹介します。受験を考えている方、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事に記載されている情報は2025年8月22日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。



目次
東京都立大学の概要
東京都立大学は、文系と理系で合計7つの学部を持ち、学部生が利用する主なキャンパスには南大沢キャンパスと日野キャンパス、荒川キャンパスがあります。
1年生は学部を問わず、南大沢キャンパスで基礎科目群を学び、2年次以降は自由度の高いカリキュラムで、分野を横断した学習も可能です。
東京都立大学が定めるアドミッション・ポリシーは以下のとおりです。
[求める学生像]
(1)知的好奇心にあふれ、未知のものにチャレンジする人
(2)独創的な発想に富み個性豊かな人
(3)人とのかかわりを大切にし、社会に貢献する人
(4)向上心が強く努力を惜しまない人
東京都立大学では、学部ごとでもアドミッション・ポリシーを定めています。詳しくは大学公式ホームページのアドミッション・ポリシーをご確認ください。
大学名:東京都立大学(略称:TMU)
設立年:2005年
学生数:6,876人(2024年5月1日時点)
所在地:
- 南大沢キャンパス
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1 - 日野キャンパス
〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-6 - 荒川キャンパス
〒116-8551 東京都荒川区東尾久7-2-10
公式ホームページ:東京都立大学
X(旧Twitter):@TMU_PR
YouTubeチャンネル:都立大Channel
東京都立大学の学部別偏差値と難易度(レベル)
Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」のデータでは、東京都立大学の入試の偏差値は54~71、大学入学共通テストの得点率は71~89%となっています(2025年8月22日時点)。
学部ごとの偏差値は以下のとおりです。
| 学部 | 偏差値 |
| 人文社会学部 | 67~71 |
| 法学部 | 68~71 |
| 経済経営学部 | 62~69 |
| 理学部 | 59~62 |
| 都市環境学部 | 57~64 |
| システムデザイン学部 | 59~63 |
| 健康福祉学部 | 54~59 |
参照:東京都立大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2025年度入試・2024年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報
学部・学科により偏差値が多少前後しますが、東京都立大学はGMARCHと並ぶほどの難関大学といえるでしょう。
大学入学共通テストの得点率が80%前後の学部が多いことからも、東京都立大学への合格は容易ではないと考えられます。
全学部で2段階選抜が実施されるため、大学入学共通テスト対策に力を入れましょう。
東京都立大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学
ここでは、東京都立大学と近い偏差値・難易度(レベル)の国公立・私立大学をいくつかご紹介します。
■偏差値の近い大学「法学部」
千葉大学(国立) 法政経学部(偏差値69~72)
学習院大学(私立) 法学部(偏差値69~72)
青山学院大学(私立) 法学部(偏差値68~73)
■偏差値の近い大学「経済経営学部」
横浜国立大学(国立) 経済学部(偏差値68~75)
横浜国立大学(国立) 経営学部(偏差値69~74)
埼玉大学(国立) 経済学部(偏差値62~65)
駒澤大学(私立) 経済学部(偏差値57~66)
■偏差値の近い大学「人文社会学部」
筑波大学(国立) 人文・文化学群(偏差値69~74)
立教大学(私立) 社会学部(偏差値71~73)
法政大学(私立) 社会学部(偏差値64~73)
東京都立大学入試の特徴
東京都立大学の選抜方法には、一般選抜のほか、学校推薦型選抜や総合型選抜、特別選抜などがあります。中でも最も出願者数が多いのは、一般選抜です。
ここからは、各選抜方法の特徴をご紹介します。
一般選抜
大学入学共通テストと、個別学力検査を受験する選抜方法です。前期日程と後期日程があり、指定の教科・科目は学部・学科ごとに異なります。
また、すべての学部で、大学入学共通テストの結果に基づいた第1次選抜が行われます。例えば、前期日程の詳細は次のとおりです。
| 学部・学科 | 選抜の範囲 | 第1次選抜合格者数 |
| 人文社会学部 法学部 理学部 都市環境学部(都市政策科学科を除く) システムデザイン学部 | 学科別 | 募集人員の約6倍 |
| 経済経営学部 都市環境学部 都市政策科学科 | 入試区分別 | 募集人員の約6倍 |
| 健康福祉学部 | 学科別 | 募集人員の約5倍 |
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜には、一般推薦入試と指定校推薦入試、高校特定型特別推薦入試、都立工科高校等特別推薦入試の4種類があります。
一般推薦入試は、高等学校1校から各学科1名のみで、同じ学科へ2名以上を推薦することはできません。指定校推薦入試、高校特定型特別推薦入試、都立工科高校等特別推薦入試を検討する際は、早めに高等学校へ相談しましょう。
なお、推薦基準や募集人員は学部や学科により異なります。詳細は最新の学校推薦型選抜の学生募集要項にてご確認ください。
総合型選抜
東京都立大学の総合型選抜には、次のような入試方式があります。
- ゼミナール入試
- 科学オリンピック入試
- グローバル人材育成入試
- SAT/ACT・IB入試
- 研究室探検入試
- 情報Ⅰ・Ⅱ利用入試
特別選抜
東京都立大学の特別選抜には、次のような入試方式があります。
- 社会人入試
- 帰国子女入試
- 私費外国人留学生入試
- 秋季入学入試
そのほかの選抜についての詳細は、大学公式ホームページの入学者選抜要項・学生募集要項をご確認ください。
東京都立大学の入試科目別の出題範囲とその対策
東京都立大学の入試対策として、試験問題の特徴や傾向をつかんでおきましょう。ここでは、東京都立大学の一般選抜(前期日程)における個別学力検査(第2次学力試験)の特徴をご紹介します。
英語の対策と勉強法
英語は、大問が2つで試験時間は60分です。主に長文読解が出題され、最新の研究や時事的なテーマが扱われます。知らない単語や表現があっても文脈から類推する力が必要です。英語の過去問は少ないため、基礎力を固めたうえで模試や英文解釈の問題集などを活用しましょう。
国語の対策と勉強法
国語は、大問が2つで試験時間は90分です。古文1つと現代文1つで構成されています。いずれも作者の意図を問う問題や、質問に対して自分の言葉で解答する記述問題が出題されるため、時間配分を意識した演習を行いましょう。
数学の対策と勉強法
文系の数学は、大問が4つで試験時間は90分です。問題の難易度は標準レベルのため、教科書で基礎固めをしてから、過去問や問題集を使って演習を積んでおきましょう。
理系の数学は、大問が3つで試験時間は75分です。問題は標準~やや難しいレベルで、微分・積分や数列の問題が多く出される傾向にあります。計算量が多いため、計算ミスをしないよう演習を繰り返しましょう。
理科の対策と勉強法
理科の試験時間は、1科目のみ選択の場合は75分、2科目選択の場合は150分です。いずれの科目も大問3つで構成されます。
物理では「力学」と「電磁気」の分野から各1問出されるほか、「波動」などの分野が出されることも少なくありません。難易度は標準レベルですが、計算量がやや多いため、時間配分を意識しましょう。
化学の難易度は標準~やや難しいレベルとされています。計算力を問うものが多いほか、字数制限のある記述問題も出題されるため、過去問で出題形式に慣れておきましょう。
生物は、基礎知識はもちろん、観察や実験の結果をふまえて的確な考察ができるかが問われます。記述量が多く、難易度は標準~やや難しいレベルです。偏りのないよう学習し、理解を深めておきましょう。
地理歴史の対策と勉強法
地理歴史の試験時間は90分です。日本史は大問5つで構成されています。論述問題が多く、自分の言葉で簡潔にまとめなければならない問題が出されます。用語に関する理解が必要なため、教科書や参考書で歴史の流れや用語の背景を把握しておきましょう。
世界史は大問4つで構成され、標準レベルの問題が多く、古代から現代まで出題範囲が広いのが特徴です。
地理は大問3つで構成され、統計資料や地形図をもとに論述する問題が多い傾向にあります。資料が多いため、演習を積んで読み取り速度を上げておきましょう。
東京都立大学試験の概要

ここからは、東京都立大学試験の概要を解説します。
出願資格について
東京都立大学の出願資格は、選抜方法ごとに定められています。ここでは、一般選抜の出願資格をご紹介します。
一般選抜は、大学入学共通テストで大学が指定する教科・科目を受験し、かつ、次のいずれかに当てはまる場合に出願が可能です。
(1)高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び入学年の3月卒業見込みの者
(2)通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び入学年の3月修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者のうち次の各項目のいずれかに該当するもの及び入学年の3月31日までにこれに該当する見込みのもの
なお、上記(3)に当てはまる場合は、詳細を入学者選抜要項で確認しておきましょう。
入試日と出願の受付期限
東京都立大学の2026年度一般選抜における出願期間は、次のとおりです。
※2025年9月現在、来年度の試験日は公開されておりません。
| 区分 | 出願期間 | 試験日 |
| 一般選抜(前期日程) | 2026年1月26日(月)~2月4日(水) | 2025年2月25日(水)※1 2025年2月26日(木)※2 |
| 一般選抜(後期日程) | 2025年3月12日(木) |
※1:人文社会学部、法学部、経済経営学部【一般区分】、都市環境学部 都市政策科学科【文系区分】
※2:経済経営学部【数理区分】、理学部、都市政策科学科【文系区分】を除く都市環境学部、システムデザイン学部、健康福祉学部
なお、前期日程と後期日程は学部をまたいで併願可能です。学部・学科により、個別学力検査の試験日が異なる点に注意しましょう。
入試科目や配点
東京都立大学の入試科目や配点は学部・学科により異なります。ここでは例として、人文社会学部人間社会学科の一般選抜(前期日程)における入試科目や配点をご紹介します。
掲載していない学科や詳細については、最新の入学者選抜要項をご確認ください。なお、以下のデータはすべて2025年8月22日現在のものです。
| 教科・科目名(大学入学共通テスト) | 配点 | |
| 国語 | 『国語』 | 100 |
| 地理歴史 公民 | 『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から1科目選択又は2科目選択(※1) | 100 |
| 数学 | 『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅱ,数学B,数学C』から1科目選択又は2科目選択(※1) | |
| 理科 | 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』,『物理』『化学』『生物』『地学』から1科目選択 | 100 |
| 外国語 | 『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目選択 | 300(※2) |
| 情報 | 『情報Ⅰ』 | 50 |
| 合計(※3) | 850 | |
| 教科・科目名(個別学力検査) | 配点 | |
| 国語 | 『国語』 | 150 |
| 地理歴史 | 『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』 『数学Ⅰ,数学A,数学Ⅱ,数学B,数学C』から1科目選択 | 200 |
| 数学 | ||
| その他 | 『小論文』 | 100 |
| 合計(※3) | 450 | |
※1:「地理歴史・公民」と数学から計3科目選択。「地理歴史・公民」の第1解答科目を採用し、「地理歴史・公民」の第2解答科目と数学から、得点の高い順に2科目を採用する。ただし、『公共,倫理』『公共,政治・経済』の組合せは不可。
※2:『英語』の配点内訳は、リーディング240点、リスニング60点。
※3:大学入学共通テストと個別学力検査の配点計は、調査書等(上表外)の配点10点を加算した1,310点。
出願者数や合格者数のデータ
東京都立大学の出願者数や合格者数は、以下のとおりです。なお、ここで取り上げているのは、2025年度の一般選抜(前期日程)の結果です。
| 学部 | 募集人員 | 出願者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 人文社会学部 | 118 | 594 | 147 | 5.0 |
| 法学部 | 150 | 1,337 | 325 | 8.9 |
| 経済経営学部 | 120 | 616 | 151 | 5.1 |
| 理学部 | 97 | 627 | 115 | 6.5 |
| 都市環境学部 | 143 | 782 | 175 | 5.5 |
| システムデザイン学部 | 162 | 1,021 | 212 | 6.3 |
| 健康福祉学部 | 92 | 275 | 105 | 3.0 |
参照:東京都立大学 2025年度 入学試験実施状況(一般選抜)
東京都立大学の受験料と学費目安
東京都立大学の受験料と学費の目安は、以下のとおりです。
| 学部 | ||
| 入学考査料 | 17,000円 | |
| 入学料 | 282,000円 (141,000円) | |
| 授業料 | 前期 | 260,400円 |
| 後期 | 260.400円 | |
※()内は「東京都の住民」の金額
参照:東京都立大学 学生生活・キャリア :: 学費・減免制度・奨学金制度等 | 東京都立大学
授業料は、前期と後期の年2回支払い、それぞれ年額の2分の1を納入します。納入方法は原則、口座振替(引落し)です。
東京都立大学では、入学料減免や授業料減免・分納など、学費に関するさまざまな支援制度が用意されています。
詳細は、大学公式ホームページの学費・減免制度・奨学金制度等をご確認ください。
東京都立大学卒業後の進路
東京都立大学の2023年度卒業生の進学率は40.0%で、うち内部進学は79.0%、外部進学は17.9%でした。就職希望者の就職率は98.2%で、全国平均98.1%を上回っています。
主な就職先にはITや金融、メーカー、流通、サービス、マスコミなどの民間企業のほか、公務員などが挙げられます。就職者の業種内訳は、割合が高い順に「情報通信業」「医療、福祉」「公務」でした。
参照:
東京都立大学 大学について :: 教育情報の公表 :: 進路状況(2023年度卒業生・修了生) | 東京都立大学
東京都立大学 2023年度卒業生進路実績<学部生>(PDF)
東京都立大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ
東京都立大学のオープンキャンパスは、例年夏に開催されます。学部により実施キャンパスや開催日程が異なるため、早めにスケジュールを確認しておきましょう。
南大沢キャンパス:
| 開催日程 | 対象学部 |
| 2025年8月9日(土)10:00~16:00 | 人文社会学部・法学部・経済経営学部・理学部・都市環境学部 |
| 2025年8月10日(日)10:00~16:00 | 人文社会学部・法学部・経済経営学部・理学部・都市環境学部・システムデザイン学部・健康福祉学部 |
日野キャンパス:
| 開催日程 | 対象学部 |
| 2025年8月23日(土)9:30~16:45 | システムデザイン学部 |
荒川キャンパス:
| 開催日程 | 対象学部 |
| 2025年8月7日(木)9:30~16:30 | 健康福祉学部 |
参照:東京都立大学 入試案内 :: 学部入試 :: 2025年度来場型オープンキャンパス | 東京都立大学
南大沢キャンパスの場合、参加には予約が必要で、予約人数が上限を超えた場合は抽選となります。予約が必要な個別のプログラムは先着順のため、気になるプログラムがあれば早めに予約しましょう。予約が不要なプログラムへ参加する場合でも、オープンキャンパス参加の予約が必要となる点に注意してください。
なお、日野キャンパスも事前予約制で、荒川キャンパスは一部のプログラムが事前予約制です。
オープンキャンパスや開催日程ごとのプログラムの詳細は、大学公式ホームページにて最新の情報をご確認ください。
東京都立大学に合格するための勉強方法

ここからは、東京都立大学に合格するための勉強方法をご紹介します。
東京都立大学に入るにはどのような対策をすればいい?
東京都立大学は学部・学科によって、大学入学共通テストで必要な科目や個別学力検査の科目選択が異なるのが特徴です。同じ学部でも、学科により科目や配点が違う場合もあります。
したがって、過去問などから自分が志望する学部・学科で求められる内容をつかみつつ、範囲を絞り込んで勉強し、入試に臨むとよいでしょう。
受験期の過ごし方と勉強のコツ
高校3年生の1年間をどのように過ごすかで、合否結果が変わるといっても過言ではありません。そのため、年間を通してスケジュールを立て、計画的に受験勉強を進められるようにしましょう。
- 春(4~5月):基礎を身につけて土台を作る時期です。勉強習慣がない場合は、習慣化を目指して計画を立てるようにしましょう。教科書を中心に丁寧に学習し、単語集や用語集を活用した暗記学習も取り入れます。夏に向けて、苦手分野の洗い出しもしておくとよいでしょう。
- 夏(6~8月):夏は、苦手分野の克服を優先する時期です。まとまった学習時間を確保できるため、基礎力アップが狙えるでしょう。夏休みには「週に問題集を10ページ解く」など、短いスパンでスケジュールを立てることをおすすめします。
- 秋(9~11月):基礎力をもとに応用力を磨く時期です。今までインプットした知識をアウトプットする訓練を行います。大学入学共通テストの対策もこの時期に始めましょう。
- 冬(12月~):入試直前では、過去問に集中的に取り組んで演習を積みましょう。直近数年間分の過去問を使い、時間配分に気を付けながら問題を解き、最後の仕上げをします。
東京都立大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう
一人で受験勉強に取り組む場合、継続する意志と集中力がないと、厳しい戦いになる可能性があります。そのため、予備校に通うことは受験対策として有効な手段と考えられますが、「予備校にさえ通っていれば安心」ともいえません。
例えば、大手予備校の集団授業では、一度に大人数の生徒が同じ授業を受けることが一般的です。集団授業では、講師の解説を聞くだけで勉強した気になってしまう、質問できるタイミングが限られているなどの理由から、期待するような学習効果が得られないケースもあるでしょう。
授業形態や学習方針は予備校により異なるため、自分に合ったスタイルで勉強できる予備校を選ぶようにしましょう。
予備校の落とし穴・注意点については、以下の記事でも解説しています。ぜひ、併せてチェックしてみてください。
予備校に通っているのに成績が伸びない理由は?なぜか模試A判定がでない4つの理由
四谷学院のカリキュラムのご案内
一般的な予備校の授業にありがちな欠点をカバーできるのが、四谷学院独自の「ダブル教育」です。以下では、ダブル教育の2つのポイントをご紹介します。
科目別能力別授業
多くの予備校では、入塾テストの結果や志望校によってクラス分けをします。それに対し、四谷学院の科目別能力別授業は、科目ごとのレベルに合わせて「基礎クラス」「選抜クラス」といったクラス分けを行うのが特徴です。
これにより、授業についていけなくなったり、内容が簡単すぎたりする心配がなく、効率的に理解力を伸ばせます。
また、毎月行う「レベル診断テスト」に合格すると、学力の伸びに合わせてクラスレベルも上がっていきます。
55段階個別指導
科目別能力別授業で得た理解力を解答力につなげるのが、55段階個別指導です。
55段階個別指導では、過去の入試問題を分析して作成した55テストを通じて、解答の仕方が不完全なところや理解が不足しているところをチェックします。
チェックした箇所については、プロの講師がその場で解説するため、着実に解答力を高められます。講師との1対1のやりとりで、できていなかったところの理解はもちろんのこと、思考力や記述力アップも期待できます。
東京都立大学に合格するには丁寧に解く力が重要!
【東京都立大学の入試概要】
- 東京都の公立総合大学で、一般選抜が中心
- 一般選抜ではすべての学部で2段階選抜が実施される
- 入試科目や配点が学部・学科によって異なる
- 難易度は難関レベルに分類される
【東京都立大学の入試データまとめ】
- 一般選抜(前期日程)の倍率は3.0~8.9倍(2025年度試験)
【勉強方法まとめ】
- 学部・学科ごとの傾向を過去問で把握しておく
- 特に理系科目は時間配分を意識して対策しておく
東京都立大学は公立大学として人気が高く、ハイレベルな戦いになりやすい大学です。基礎を徹底し、いかにミスを少なくして問題を解くかが重要だといえるでしょう。そこでおすすめなのが、四谷学院の「ダブル教育」です。
四谷学院では、自分の学習レベルに合った授業で、効率的な理解力・解答力の向上が望めます。気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。
※本記事でご紹介した情報は2025年8月22日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!
予備校選びは、大学受験の合否に大きく影響します。インターネットで得られる情報だけでは、実際の環境や授業の雰囲気などが確認できないため、説明会・相談会に参加して自分に合った予備校を選ぶとよいでしょう。
以下の記事では、予備校の説明会・相談会について詳しく解説しています。説明会・相談会に参加する際の疑問や不安を解消するためにも、ぜひご一読ください。



