東海大学の偏差値や難易度、入試科目別の受験対策とおすすめ勉強法を解説

最終更新日:2024/01/24

※この記事は約19分で読めます。


こんにちは!四谷学院の奥野です。

東海大学は、1943年に開設した航空科学専門学校を前身とする私立大学です。全国に8つのキャンパスを持ち、23学部62学科・専攻を擁しています。

創立者である松前重義が掲げた建学の精神や建学の理想に沿って、知識を教えることに重きを置かず、柔軟な発想力と広い視野を持つ人材の育成を目標としています。

この記事では、東海大学の入試の特徴や難易度、倍率、合格するための効率的な勉強方法を紹介します。東海大学の受験を考えている方、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2023年12月8日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

 

東海大学の概要

東海大学は23学部62学科・専攻を擁し、深い専門性とさまざまな角度から物事を見る視野を育む教育を行っている私立の総合大学です。

調和の取れた文明社会を築く人材育成を大学の使命とし、そのための教育理念として「自らの思想を培う」「学生一人ひとりの素質の伸張を支援する」「文理融合の幅広い知識と国際性豊かな視野の獲得」を掲げています。

キャンパスは品川、渋谷(2021年度入学者まで在籍)、湘南、伊勢原、静岡、熊本、阿蘇くまもと臨空、札幌と全国8箇所に構えています。

大学名:東海大学(略称:東海、東海大)
設立年:1942年
学生数: 27,842人(2023年5月1日時点)
所在地:
・品川キャンパス
〒108-8619 東京都港区高輪2-3-23

・渋谷キャンパス
〒151-8677 東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4

・湘南キャンパス
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1

・伊勢原キャンパス
〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143

・静岡キャンパス
〒424-8610 静岡県静岡市清水区折戸3-20-1

・熊本キャンパス
〒862-8652熊本県熊本市東区渡鹿9-1-1

・阿蘇くまもと臨空キャンパス
〒861-2205 熊本県上益城郡益城町杉堂871-12

・札幌キャンパス
〒005-8601北海道札幌市南区南沢5条1-1-1

公式ホームページ:東海大学

SNS
Instagram:tokai_univ_

X(旧Twitter):@Tokai_Univ_

Facebook:TokaiUniversity.Official

You Tubeチャンネル:東海大学公式

 

東海大学の学部別偏差値と難易度(レベル)

Benesseの「マナビジョン」のデータでは、東海大学の偏差値は43~67、大学入学共通テストの得点率は45~85%となっています(2023年12月8日時点)。

なお、学部ごとの偏差値は以下のとおりです。

学部 偏差値
文学部 48~62
人文学部 45~47
文化社会学部 49~58
法学部 51~55
政治経済学部 50~57
経営学部 52~55
観光学部 52~55
児童教育学部 48~50
国際文化学部 44~48
国際学部 51~58
教養学部 50~53
文理融合学部 45~52
理学部 48~50
工学部 47~53
情報理工学部 48~52
情報通信学部 50~51
建築都市学部 47~52
医学部 54~67
体育学部 43~56
健康学部 49~53
農学部 47~49
海洋学部 47~57
生物学部 48~51

参照:東海大学/偏差値・入試難易度【2023年度入試・2022年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

東海大学の文学部や医学部は偏差値の最高値が60を超えていることから、難易度が高いといえます。特に医学部医学科は大学入学共通テストの得点率が85%となっているため、十分な対策をして受験に臨む必要があるでしょう。

東海大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学

ここでは、東海大学と近い偏差値・難易度(レベル)の私立大学をいくつか紹介します。

■偏差値の近い大学「文学部」
国士館大学 文学部(偏差値48~63)
玉川大学 文学部(偏差値49~62)
帝京大学 文学部(偏差値50~61)

■偏差値の近い大学「法学部」
大東文化大学 法学部(偏差値47~53)
帝京大学 法学部(偏差値49~57)
神奈川大学 法学部(偏差値51~55)

■偏差値の近い大学「政治経済学部」
大東文化大学 経済学部(偏差値48~55)
国士館大学 政経学部(偏差値51~63)
亜細亜大学 経済学部(偏差値50~59)

■偏差値の近い大学「医学部 医学科」
東京医科大学 医学部医学科(偏差値68)
久留米大学 医学部医学科(偏差値67)
帝京大学 医学部医学科(偏差値67)

■偏差値の近い大学「工学部」
創価大学 理工学部(偏差値48~50)
東洋大学 理工学部(偏差値49~54)
中京大学 工学部(偏差値50~56)

東海大学入試の特徴

東海大学には複数の選抜方式があり、大きく分けて「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「学力選抜」「特別選抜」があります。以下におもな特徴を紹介しましょう。

総合型選抜

東海大学を第一志望とする方のみを対象とする選抜方式で、学科試験ではなく意欲や入学後の対応力などを評価の対象とします。

書類審査やプレゼンテーション、面接試験によって合否判定を行う「学科課題型」、スポーツ競技や音楽に関する能力があり、優秀な成績を収めている方を対象とする「スポーツ・音楽自己推薦型」など、さらにいくつかの選抜方法があります。

学校推薦型選抜

出身学校長の推薦を受け、一定以上の学習成績を修めている方を対象とする「公募制学校推薦型選抜」と、東海大学が指定する高等学校の学校長が行う推薦に基づく「指定学校推薦型選抜」があります。

学力選抜

基礎学力を基に評価する選抜方式で、全国の会場で試験が行われます。東海大学の選抜方式のなかで最も募集人数が多い「一般選抜」や、書類審査と大学入学共通テストの成績で合否判定を行う「大学入学共通テスト利用選抜(前期・後期)」など、いくつかの選抜方法があります。

特別選抜

年齢や出身学部に制限がなく、幅広い人材を対象とした「医学部医学科特別選抜」や、東海大学の海洋学部航海工学科航海学専攻を卒業見込みの方、もしくはそれと同等以上の学力があると認められる方を対象とした「海洋学部乗船実習課程選抜」があります。

選抜方式の詳細については、東海大学の入試情報特設ページ入試制度でご確認ください。

東海大学の入試科目別の出題範囲とその対策

東海大学は総合大学であり、文系から理系まで幅広い学部を持ちます。そのため入試対策では、希望する学部・学科の出題範囲や特徴、傾向をしっかりつかんでおくことが大切です。

ここでは、最も募集人数の多い一般選抜(医学部医学科を除く)を取り上げて、主要科目である英語と国語、数学の出題傾向と勉強法を紹介します。

英語の対策と勉強法

英語の試験時間は70分、配点は100点です。英語の受験は必須ですが、英語外部試験のスコアも利用できます。

2023年度の入試では大問6題で構成され、長文読解や文法、並べ替え、グラフの読み取り問題などが出されています。

難易度は標準~やや難しいレベルですが、試験時間に対して分量が多く小問はすべて英語であることから、時間配分の訓練が重要になります。また、過去問を繰り返し解くなどして、速読力や精読力をつけておくとよいでしょう。

数学の対策と勉強法

数学の試験時間は70分、配点は100点です。必須科目になるか選択科目になるかは、学部によります。

出題範囲は学部や学科によって異なりますが、基本的に問題の難易度は標準レベルといえます。その分、ケアレスミスには気を付ける必要があるでしょう。

勉強法としては、まず教科書の例題をもとに基本事項と典型問題の解法を理解します。次に、教科書の章末問題や問題集を活用し、難易度の高い問題に挑戦して応用力をつけましょう。

国語の対策と勉強法

国語の試験時間は70分、配点は100点です。数学と同じく、必須科目となるか選択科目となるかは学部によりますが、文系学部の多くは必須科目となっています。

難易度は標準レベルとされていますが、入試問題としては分量が多めであるため、時間配分が重要になります。

国語の対策としては、漢字問題や空欄補充問題を取りこぼさないよう、基礎的な知識を積み上げる必要があります。

また、読解問題の対策として、基礎・標準レベルの私立大学受験用の問題集を活用したり、普段から新聞やインターネット上の評論文などに目を通したりして、長文を素早く理解する力をつけておきましょう。

東海大学の入試概要


ここからは、東海大学の入試概要を解説します。

 

出願資格について

東海大学の出願資格は選抜方式ごとに定められているため、ここでは学力選抜(文系・理系学部統一/一般/大学入学共通テスト利用選抜)における出願資格を紹介します。ただし、学力選抜のうち医学部医学科は出願資格が異なります。

学力選抜(文系・理系学部統一/一般/大学入学共通テスト利用選抜)では、出願資格として、次の1.〜3.のいずれかに該当する者、なおかつ体育学部武道学科に出願する場合は4.を満たす者としています。

  1. 高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者および入学年の3月卒業見込みの者。
  2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者および入学年3月修了見込みの者。
  3. 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び2024年3月31日までにこれに該当する見込みの者で、次の⑴~⑺のいずれかに該当する者。
    1. 外国において、学校教育における12年の課程を修了した者および入学年3月31日までに修了見込みの者、またはこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定した者。
    2. 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者および入学年3月31日までに修了見込みの者。
    3. 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で、文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者および入学年3月修了見込みの者。
    4. 文部科学大臣の指定した者。
    5. 高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験に合格した者および入学年3月31日までに合格見込みの者で、入学年3月31日までに18歳に達する者(大学入学資格検定規程による大学入学資格検定に合格した者を含む)。
    6. 学校教育法第90条第2項の規定により大学に入学した者であって、当該者をその後に入学させる本大学において、大学における教育を受けるにふさわしい学力があると認めた者で入学年3月31日までに18歳に達する者。
    7. その他、相当の年齢に達し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると本学が認めた者。
  4. 「柔道」または「剣道」の有段者。
参照: 東海大学 2024 東海大学 入学試験要項(PDF)
また、その他の選抜方式に関する出願資格は、東海大学の入試情報特設ページでご確認ください。

入試日と出願の受付期限

2024年度の出願期間と入試日は選抜方式によって異なるため、ここでは学力選抜(一般選抜)を取り上げて紹介します。

選抜方式等 出願期間 入試日
学力選抜 医学部(医学科)以外 一般選抜 ・Web登録:2024年1月4日(木)~1月23日(火)23:59厳守
・出願書類郵送期限:2024年1月26日(金)締切日必着
2024年2月7日(水)、8日(木)、9日(金)、10日(土)
学力選抜 医学部医学科 一般選抜 第一次選考
・Web登録:2024年1月4日(木)~1月20日(土)23:59厳守
・出願書類郵送期限:2023年10月10日(火)締切日必着
第一次選考
2024年2月2日(金)、3日(土)

第二次選考
2024年2月11日(日・祝)、12日(月・休)
※受験日は出願時に選択

参照:東海大学 入試制度

入試科目や配点

東海大学の入試科目や配点について、ここでは一般選抜(医学部医学科以外)について取り上げます。ほかの選抜方式に関する詳細は、東海大学の入試情報特設ページでご確認ください。
なお、以下のデータはすべて2023年12月8日現在のものです。

一般選抜

東海大学の一般選抜(医学部医学科以外)では、3教科で合否判定を行います。科目は学部・学科によって異なるため、ここでは文学部を取り上げて紹介します。

教科 科目 配点
外国語 「英語(コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ)」 100
国語 「国語総合(必須問題〔現代文〕、及び選択問題〔現代文〕または〔古文・漢文〕)」 100
数学

地理歴史

公民

「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A」

「日本史B」「世界史B」

「政治・経済」

上記から1科目選択

100

参照: 東海大学 2024 東海大学 入学試験要項(PDF)

出願者数や合格者数のデータ

東海大学の2023年度一般選抜(医学部医学科以外)の入試結果は、以下のとおりです。

学部・学科 募集人数 出願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
文学部 127 1,103 1,021 480 2.1
文化社会学部 149 1,190 1,083 460 2.4
教養学部 58 240 205 121 1.7
児童教育学部 46 187 160 93 1.7
体育学部 158 591 572 346 1.7
健康学部 75 164 152 102 1.5
法学部 100 683 635 456 1.4
政治経済学部 122 1,280 1,164 565 2.1
経営学部 78 817 744 266 2.8
国際学部 64 358 331 215 1.5
観光学部 75 468 424 206 2.1
情報通信学部 85 648 575 180 3.2
理学部 112 940 863 587 1.5
情報理工学部 105 1,457 1,307 327 4.0
建築都市学部 120 712 652 266 2.5
工学部 284 1,897 1,693 1,124 1.5
医学部(看護学科) 50 439 411 161 2.6
海洋学部 120 1,294 1,203 358 3.4
人文学部 59 170 161 119 1.4
文理融合学部 51 135 125 90 1.4
農学部 80 478 451 317 1.4
国際文化学部 40 117 106 76 1.4
生物学部 52 506 458 319 1.4

参照:東海大学 2023年度 一般選抜(PDF)

また、2023年度一般選抜(医学部医学科)の入試結果は、以下のとおりです。

学部・学科 募集人数 出願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
第一次選考 第二次選考 第一次選考 第二次選考
医学部
(医学科)
60 3,600 3,186 252 313 119 8.0

参照:東海大学 2023年度 一般選抜(医学科)(PDF)

東海大学の受験料と学費目安

東海大学の受験料は、出願時期や選抜方式などによって異なります。ここでは、学力選抜(文系・理系学部統一/一般/大学入学共通テスト利用選抜)の受験料を紹介します。[

学力選抜(医学部医学科以外)
・1月に出願する入試

入試種別 1日のみ出願  
文系・理系学部

統一選抜(前期)

単願

32,000円

2併願・3併願

37,000円

2日間出願

57,000円

一般選抜 単願

32,000円

2併願・3併願

37,000円

複数日出願

57,000円

大学入学共通テスト

利用選抜(前期)

単願

12,000円

2~6併願

17,000円

・2月以降に出願する入試

入試種別 1日のみ出願  
文系・理系学部

統一選抜(後期)

単願

32,000円

2併願・3併願

37,000円

大学入学共通テスト

利用選抜(後期)

単願

12,000円

2~6併願

17,000円

※いずれも、医学部医学科と併願する場合に上記割引は適用されません

学力選抜(医学部医学科)

入試種別 受験料
一般選抜 単願 57,000円
2併願 97,000円
大学入学共通テスト利用選抜 37,000円
医学部神奈川県地域枠選抜 37,000円
医学部静岡県地域枠選抜 37,000円

2024年度の入学金は医学部医学科のみ1,000,000円で、そのほかの学部が200,000円です。授業料や諸会費などを加えると、初年度の年間支払総額は1,209,200〜6,673,200円になります。

東海大学卒業後の進路

東海大学の2022年度の卒業生(医学部医学科を除く)計5,984名のうち、就職者は4,679名(78.2%)です。就職率(卒業年度中に就職活動を行い、卒業後に就職を希望する者に占める就職者の割合)でみると、96.9%になります。

また大学院進学者は、卒業生(医学部医学科を除く)計5,984名のうち497名(8.3%)です。

東海大学が気になった人はオープンキャンパスや進学相談会へ路

東海大学に興味を持った方は、オープンキャンパス進学相談会へ積極的に参加しましょう。

オープンキャンパスでは、学科ごとに趣向をこらした展示や模擬授業などが行われるため、カリキュラムや学びの内容がわかるよい機会です。このほかには、教員や入学アドバイザーとの相談会、在学生とのフリートークなども実施されています。

また、東海大学は全国各地の説明会に参加しています。入学に向けて自信をつけるために、不安や疑問があれば解消しておきましょう。

東海大学のオープンキャンパスや進学相談会の詳細は、受験イベントから確認いただけます。

東海大学に合格するための勉強方法


ここからは、東海大学に合格するための学習方法を紹介します。

東海大学に入るにはどのような対策をすればいい?

東海大学の入試問題はこれまでの傾向として、出題分野や難易度などがある程度決まっています。また、最も募集人数の多い一般選抜では、3教科の試験結果をもとに合否判定が行われます。

受験科目がしぼられ、出題傾向がわかりやすい分、対策はしやすいでしょう。しかし、それはどの受験生にもいえるため、いかにミスなく確実に点をとれるかが重要になります。

希望する学部・学科の入試情報をしっかり確認したうえで、基礎固めを徹底的に行いましょう。また、時間内にミスなく解ききれるよう、過去問などで繰り返し学習することも大切です。

受験期の過ごし方と勉強のコツ

高校3年生の1年間は、過ごし方次第で合否の確率が変わる重要な期間です。漫然と机に向かうのではなく、計画的に学習を進めることが求められます。下記を参考にスケジュールを立て、効率よく勉強しましょう。

  • 春(4〜5月):教科書を中心に基礎問題に取り組むなど、基礎を徹底して身につけることが大切です。また、夏からの学習に備えて、理解度の低い分野や苦手分野を洗い出しましょう。
  • 夏(6〜8月):夏休みはまとまった時間がとれるため、理解度の低い分野や苦手分野に集中して取り組みましょう。「1日に問題集を10ページ進める」など短期的なスケジュールを組むと、モチベーションを保ちやすくなります。自宅で集中力が途切れてしまいがちな場合は、図書館などを利用するのもおすすめです。
  • 秋(9〜11月):大学入学共通テストの対策に取り組み始める時期です。大学入学共通テストの過去問や応用問題集などを活用し、基礎の確認と応用力を身につけましょう。これは、私立大学の入試対策にもつながります。
  • 冬(12月〜):実戦力を身につけるために、過去問に取り組みます。東海大学の入試対策では、ケアレスミスをなくすことと、時間配分が重要になります。本番さながらの緊張感で過去問に取り組み、最後の仕上げをしましょう。

東海大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう

一人で受験勉強に取り組む場合、好きな時間に自分のペースで勉強できるというメリットがあります。

一方で、モチベーションの維持や、スケジュール管理が難しい点がデメリットです。また独学では、十分に受験情報を集められず、不安になることもあるでしょう。

独学での勉強に不安がある方は、予備校を利用するのがおすすめです。

ただし、予備校を利用する場合は注意点があります。それは、一般的な予備校では集団授業が行われており、講師の話を受け身で聞くだけでは、知識が十分に定着しない場合があることです。

また、予備校では自主性が重んじられるため、集団授業では苦手分野の対策が不十分になりがちです。きちんと授業に出席することはもちろん、わからなかったところは自分から積極的に聞きに行く姿勢が求められます。

このような予備校の授業に生じやすいデメリットは、四谷学院の「ダブル教育」でカバーできるでしょう。以下で、ダブル教育の2つのポイントを紹介します。

科目別能力別授業

多くの予備校では、志望校やテストの総合得点でクラス分けをします。

一方、四谷学院では独自の科目別能力別授業を採用し、科目ごとにレベルチェックを行ったうえでクラス編成をします。これにより、苦手科目の授業についていけない、得意科目の授業が物足りないといった「科目ごとのレベルの不一致」を回避できます。

レベル診断テストは毎月実施されるため、いつでも自分に合ったレベルの授業を受けることができ、効率的に学習を進められるでしょう。

55段階個別指導

科目別能力別授業で得た理解力を、解答力へとつなげるのが55段階個別指導です。

55段階個別指導では、過去の入試問題を徹底分析して作られた55テストを用いて、解答力が身についているかを細かくチェックします。

採点はその場で行われ、講師がマンツーマンで指導するため、わからないことは気軽に納得いくまで質問してください。

問題のレベルは中1レベルから東大レベルまでと幅広く、段階を追ってスモールステップで進めていきます。理解に穴があるところや考え方が不完全なところ、表現が不適切なところなどを指摘してもらえるため、確かな解答力を身につけられます。

東海大学入試は丁寧に解く力が重要!

【東海大学の入試概要】

  • 一般選抜を基本とするが、ほかにも多彩な受験方法を用意している。
  • 難易度は、全体的に標準~やや難しいレベル。

【東海大学の入試データまとめ】

  • 2023年度一般選抜(医学部医学科以外)における競争率は1.4〜4.0倍、医学部医学科の倍率は8.0倍。学部や学科によって大きな差がある。

【勉強方法まとめ】

  • 基礎的な問題が多いので、教科書の基本問題などをきちんと学習する。
  • 試験時間に比べて問題が多い科目もあり、時間配分の練習は必須になる。

東海大学の入試では、基礎を徹底したうえで、いかにミスなく問題を解くかが大切です。そこでおすすめなのが、四谷学院の「ダブル教育」。

自分の学習レベルに合った授業で、効率的な成績向上が望めます。気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2023年12月8日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは相談会・説明会参加が重要!

受験生にとって、予備校選びは合否を左右する重要な選択になります。予備校の情報はインターネットやパンフレットでも確認できますが、説明会に参加してご自身の目で確かめるのが大切です。

説明会に参加するにあたり、疑問や不安のある方もいるでしょう。以下の記事では、予備校の説明会について詳しく解説しています。ぜひご一読ください。

大学受験予備校「説明会」の参加の仕方と確認ポイント

また、四谷学院の個別相談会の受付はこちらのページから申し込みが可能となっています。
大学受験を検討している人はぜひ一度四谷学院の個別相談会へ足を運んでいただければなと思います。

大学受験合格ブログ編集部

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

合格体験記はこちら

個別相談会で詳しくご説明します

相談会の様子

システム紹介はもちろん、受講プランの作成や教材閲覧、校舎見学などを行っています。※相談会後の迷惑な勧誘やしつこい電話は一切しておりません。安心してご参加ください。

無料個別相談会はこちら

無料でパンフレットをお送りします

パンフレット

各コースの詳しい資料と合格体験記冊子を無料でお届けします。
お気軽にご請求ください。

無料資料請求はこちら

無料資料請求はこちら

こんな記事も読まれています

 

前の記事 » 
次の記事 » 

 

同じカテゴリの記事を見てみる  大学受験情報  

 

感想をお寄せください

個別のお返事はいたしかねますが、いただいたコメントは全て拝見しております。いただいた内容はメルマガやブログでご紹介させていただくことがございます。掲載不可の場合はその旨をご記入ください。
お問い合わせはフリーコール(0120-428255)にて承っております。

このページの先頭へ