横浜市立大学の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説

  公開日:2020/09/18
最終更新日:2021/04/22


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「YCU」という愛称で親しまれている横浜市立大学は、英語教育に力を入れていることでも有名な大学です。高い就職率や立地の良さなども影響し、特に女子からの人気が高い大学でもあります。

この記事では、横浜市立大に合格するためにチェックしておきたい入試の特徴や難易度、倍率などをご紹介します。

記事の後半では効率の良い勉強法についてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

 

横浜市立大の入試問題で問われる能力

横浜市立大学は、横浜という貿易都市にあることからも窺えるとおり、開放的で国際性、進取性に富む学風が特徴の大学です。

特に国際性に重きを置いており、TOEFLやTOEICで一定のスコアを取得するまで受け続ける「プラクティカル・イングリッシュ」という特徴的な英語教育を導入していることでも知られています。

ここでは、横浜市立大の求めている人材や、入試問題の特徴などをご説明します。

 

横浜市立大はどんな人材(学生)を望んでいるのか

横浜市立大学は国際性を重視しており、「国際都市・横浜にふさわしい国際性と自由で柔軟な考えをもち、社会の発展や人類の文化向上および福祉に貢献しようという高い志をもつ人間を育成する」ことを教育理念に掲げています。

そのため、入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)もその理念に則り、以下の3つを掲げています。

●既成の枠組みや慣行にとどまらず、自由で創造的な姿勢で真理を探究する人
●課題意識を持って、自らの人生を生き抜く強い意志力を備えた人
●地域社会のみならず、広く人類社会に貢献する意欲を持つ人
引用元:横浜市立大学 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

さらに、学部や学科ごとに異なるアドミッション・ポリシーが定められており、「自分の意見を的確に相手に伝達できる」「主体的に学習に取り組む」といった人材が求められています。詳しく知りたい方は、ホームページをチェックしてみてください。

 

横浜市立大入試の特徴

横浜市立大の入試は大学の理念と同じく多様性があり、「総合型選抜」や「科学オリンピック特別選抜」など、様々な入試方式が用意されています。

基本的な「一般入試」は、他の国公立と同じく大学入学共通テストと個別学力検査を合わせた入試方式ですが、一部の学部ではA方式とB方式から選べるのが特徴。

●A方式:5〜6教科7科目
●B方式:3教科3科目

自分の得意科目の配点が多い入試方式を選べば、受験を優位に進められますし、方式によって倍率や偏差値も変わってきます。入学者選抜要項をしっかりチェックしておきましょう。

 

各科目の試験問題の特徴

入試問題の特徴を把握しておくことは、効率の良い学習にも繋がります。ここでは、各科目の試験問題の特徴や傾向をご説明するので、ぜひ参考にしてください。

 

英語

大問3つで構成されており、注が英語で書かれているのが特徴。記述式の問題が多く、読解能力はもちろん、英作文能力も問われます。一見するとかなり難易度が高いように見えますが、1つ1つを丁寧に見ていけば難解な問題はほとんどありませんし、必要な語彙力も標準レベルです。

問題文のトピックに左右されないように、何を問われているのか、何が書かれているのかを正確に読み取る練習を過去問でしておくと良いでしょう。

 

数学

学部によって試験問題が異なりますが、難易度は全て標準〜少し難しいレベル。微積分が頻出なので、必ず対策しておきましょう。また、証明問題など、論理的な思考力を求められる問題も多数出題されます。過去問や問題集で数学的な思考の訓練をしておきましょう。

他の大学では見られないような、少し捻った問題も出題されますが、基礎的な知識を応用すれば対応は可能です。過去問演習を丁寧に行って慣れておきましょう。

 

物理

試験時間は、2科目で180分。力学と電磁気から1題ずつ、その他の分野から1題の、大問3つで構成されています。全問記述式なので、基本的な知識を身に付けておくのはもちろん、その知識を説明する力も付けておくと良いでしょう。

計算力も求められるので、問題集で重点的に対策しておくと良いでしょう。

 

化学

こちらも、試験時間は2科目で180分。大問3の構成で、例年理論分野から1題、有機化合物の構造決定から1題、その他の分野から1題出題されています。記述説明問題が多いのが特徴で、難易度は標準レベルにもかかわらず、高い点数をとるのが難しい科目です。

自分の理解している内容を、的確に伝えられる練習をしておくと良いでしょう。

 

生物

こちらも、試験時間は2科目で180分。問題量は決して多くありませんが、論述形式の問題が多いので、ある程度解くスピードが求められます。難易度は標準〜少し難しいレベル。

実験結果の考察や重要事項の違いの説明、グラフの読み取りなど、その場での対応力が求められるのが特徴です。過去問演習で慣れておくことはもちろん、日頃から実験方法などに疑問を持って様々な視点を持っておくと良いでしょう。

 

小論文

文系学部で行われている小論文は、試験時間が60分で1000字。テーマはその場で与えられるので、具体的な対策をするのではなく、小論文を書くときの構成などを把握しておくのが有効です。

試験時間に対して文字数が長めなので、長めの文章を書くことに慣れておく必要があります。

 

横浜市立大入試の難易度

横浜市立大の難易度は、標準〜少し難しめ。国際商学部は偏差値が55程度なのに対して医学部は約67.5と、学部によって難易度のバラつきがあるのも特徴です。

 

横浜市立大試験の概要


横浜市立大学の入試の特徴などをご説明してきましたが、実際に重要なのは「何点以上とれば合格できるのか」という点。明確な目標を立てるためにも、以下でご紹介する横浜市立大学入試のデータを参考にしてみてください。

 

受験資格について

横浜市立大の定めている受験資格は、以下の通り。

●入学年度大学入学共通テストのうち、本学が指定する教科・科目をすべて受験した者
(引用元:横浜市立大学 入学者選抜要項

高等学校を卒業した者と同等以上の学力があることを認定する個別の入学資格審査を希望する場合は、指定の期日までに横浜市立大学アドミッションズセンターへの申し出が必要になります。

 

試験科目や合格要件

横浜市立大の学部ごとの試験科目や配点は、以下の通り。なお、ここでは個別学力検査の前期日程における試験科目などについて解説します。

 

国際教養学部

科目 出題範囲 配点
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・ コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ 300
小論文 人文科学・社会科学分野に関する課題を提示し、問題意識、理解力、表現力、 論理的思考力などを総合的に評価します。 200

 

国際商学部

科目 出題範囲 配点
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・ コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ 300
小論文 社会科学分野に関する課題を提示し、問題意識、理解力、表現力、論理的思考 力などを総合的に評価します。 200

 

理学部

科目 出題範囲 配点
数学 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B 300
理科 『物理基礎・物理』、『化学基礎・化学』、『生物基礎・生物』 から1科目選択

*A方式の場合は2科目選択

300

*A方式の場合は300×2で600点

 

データサイエンス学部

科目 出題範囲 配点
数学 『数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B』から2題、『数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B』『数学Ⅲ』『確率分布と統計的な推測』から1題選択 400
総合問題 図表データ、文章等の情報を与え、それに基づいた論説能力等を問う 300

 

医学部

科目 出題範囲 配点
数学 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B 400
理科 『物理基礎・物理』、『化学基礎・化学』、『生物基礎・生物』 から2科目選択 400
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・ コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ 400
小論文 与えられたテーマについて、1,000字程度で論述する。論理的思考力、記述力などを評価します。 数段階で評価
面接 医学を志す動機、医学・医療に対する適性、意欲、社会的適応力などを総合的に評価します。 数段階で評価

出典:学部入試情報 | YCU 横浜市立大学

 

入試の合格者最低点は?

横浜市立大の合格最低点は、以下の通り。なお、ここでご紹介するのは、2020年度の一般選抜における合格最低点です。

文学部B方式物理学科B方式生物学科後期日程

文学部B方式物理学科B方式生物学科後期日程

学部 学科 方式・日程 満点 合格最低点
国際教養学部 国際教養学科 A方式 1500 947.80
B方式 1200 862.40
国際商学部 国際商学科 A方式 1500 956.00
B方式 1200 870.80
理学部 理学科 A方式 2100 1300.00
B方式 1800 1207.00
データサイエンス学部 データサイエンス学科 前期日程 2000 1406.00
後期日程 1500 1192.20
医学部 医学科 2200 1593.00
看護学科 1300 808.75

出典:学部入試情報 | YCU 横浜市立大学

出願者数や合格者数のデータ

横浜市立大学の出願者数や合格者数は、以下の通りです。なお、ここでご紹介するのは、2020年度の一般選抜におけるデータです。

学部 学科 方式・日程 出願者数 合格者数
国際教養学部 国際教養学科 A方式 334 127
B方式 134 55
国際商学部 国際商学科 A方式 373 160
B方式 144 61
理学部 理学科 A方式 128 45
B方式 126 25
データサイエンス学部 データサイエンス学科 前期日程 131 45
後期日程 51 9
医学部 医学科 198 84
看護学科 107 78

出典:学部入試情報 | YCU 横浜市立大学

 

横浜市立大に合格するための勉強方法


ここでは、効率良く成績を上げるために重要なポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

 

横浜市立大に入るには、何をすればいい?

標準〜少し難しめの問題が多い横浜市立大学の入試では、基礎知識を応用できる力が重要です。基礎知識を徹底的に身に付けておくことはもちろん、問題集や過去問などで演習を行い、実践力を付けておきましょう。

また、記述式の問題や小論文など、「書く力」が重要視される傾向にあります。予備校の講師や学校の先生などに文章の添削を頼み、自分の伝えたいことを分かりやすく簡潔に伝えられるような練習をしましょう。

 

受験期の過ごし方

高校3年生の1年間は、受験において最も重要な期間です。1年間をどう過ごすかによって、合格の可能性が大きく変わります。ざっくりとしたスケジュールで構わないので、長期的なスケジュールを立てて「横浜市立大合格」というゴールを達成しましょう。

ここでは、季節ごとにしておくべきことをご紹介します。

●春(4〜6月):春は、基礎を徹底して身に付ける期間。横浜市立大入試で出題される難易度の高い問題でも、基礎知識の有無は重要です。教科書を中心に丁寧に学習し、基礎知識に穴がないようにしておきましょう。

●夏(7〜9月):夏休みのある夏は、受験期で最も重要な期間。約1ヶ月集中して学習に取り組めるので、この期間で苦手分野を克服しておきましょう。過去問に取り組んでみて、自分に何が不足しているのかを確認してから勉強に取り組むのも有効です。

●秋(10〜12月):共通テスト対策を始めましょう。横浜市立大学の共通テストのボーダーラインは決して高くありませんが、個別学力検査との総合得点が合否の判定に使用されるので、できるだけ取りこぼしのないように対策をしておくのが重要です。

●冬(1月〜):冬は、個別学力検査対策に集中する期間。横浜市立大学では少し捻った問題も出題されるので、過去問で慣れておく必要があります。頻出問題を押さえ、少し難易度の高い問題でも得点できるように演習を繰り返し行いましょう。

 

予備校で勉強する場合

「自分は予備校に通っているから」と安心するのは要注意。

特に予備校の集団授業は、「聞くだけ」という一方通行に陥りやすく、知識の応用力が身に付かないケースが多々あります。

そこで、入試に必要な実践力を身に付けるために、以下の2つを大切にしましょう。

●目的意識をしっかり持って授業を聞くこと
●予備校の授業だけでなく、問題集などで不足分を補うこと

受動的に授業に臨むのではなく、主体的に学習に取り組むことが重要です。

 

四谷学院のカリキュラムのご案内

多くの予備校で陥りがちな「授業の一方通行」という状況を打破するために有効なのが、四谷学院の「ダブル教育システム」です。知識を身に付け、実践する力まで養うことができるので、効率良く成績の向上が目指せます。

以下で、ダブル教育システムの2つの柱を詳しく見ていきましょう。

 

四谷学院のカリキュラムのご案内

一般的な予備校の集団授業でありがちなのが、授業内容を「理解できない」という状況。

総合得点だけでクラス分けを行うために苦手科目の授業についていけなかったり、逆に簡単すぎて授業をもてあましてしまったり、人数が多い故に「ただ聞いているだけ」「出席しているだけ」になってしまうことが多くあるのです。

四谷学院の科目別能力別授業では、科目と能力の2つでクラス分けを行い、どの科目においても自分に合ったレベルの授業が受けられます。授業の無駄がなくなるので理解が早まりますし、成績の向上も効率良く目指せます。

 

55段階個別指導

一見完璧な科目別能力別授業ですが、実はそれだけでは不十分。科目別能力別授業では知識の理解が行えますが、入試において最も重要な実践力は身に付きません。

そこで、実践力を身に付けるために有効なのが、55段階個別指導。マンツーマンで横浜市立大学入試に有効な演習問題に集中して取り組めるので、実践力と解答力が身に付きます。科目別能力別授業で分からなかった部分も補填できるので、さらなる学習効果が得られるでしょう。

 

横浜市立大学入試は論理的な思考力と書く力が重要!

【横浜市立大の入試概要】
●多様性があり、国際性と自由で柔軟な思考を持っている人材を求めている
●大学入学共通テストのスコアと個別学力検査のスコアの合計によって合否判定
●学部によってA方式とB方式で選べる
●難易度は標準〜高め

【横浜市立大の入試データまとめ】
●合格最低得点率は62〜79%程度
●前期日程における倍率は1.8〜4.0倍。後期試験では19.6倍になる学部もあるなど、学部や学科によって大きな差がある。

【勉強方法まとめ】
●小論文や記述式の問題など、書く力が重視される傾向にあるので、日頃から文章を書くこと、考えを簡潔にまとめることに慣れておくのがおすすめ
●一見難解な問題でも基礎知識を応用すれば対応可能なことが多いので、知識を応用する練習を過去問などでしておく

横浜市立大学に合格するためには、知識の応用力が重要。四谷学院の「ダブル教育システム」で、効率良く知識の定着・実践力を身に付けましょう。

勉強方法次第で、学習効率は大きく変わります。成績に伸び悩んでいる受験生は、ぜひ四谷学院の授業を体験してみてください。


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