室蘭工業大学の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説

大学受験情報
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こんにちは!四谷学院の奥野です。

室蘭工業大学は、北海道室蘭市にキャンパスを構える国立大学です。1887年、札幌農学校に、のちに北海道大学附属土木専門部となる工学科が設置されたことから始まり、1939年の室蘭高等工業学校設置を経て、1949年にそれらを統合する形で室蘭工業大学が誕生しました。

室蘭工業大学は1学部2学科を有しており、地域に根差す理工系単科大学として、研究力の向上と社会との共創推進を実現するため、教育および大学改革に取り組んでいます。

AIの登場やIoTの進化などにより産業構造が進化し、社会全体でイノベーションが求められる中、新たな力を養成するために、室蘭工業大学は2019年に工学部から理工学部に改組しました。

この記事では、室蘭工業大学の入試問題の特徴や難易度、合格に向けた効率的な勉強方法について解説します。

※本記事に記載されている情報は2026年4月16日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

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室蘭工業大学の入試問題で問われる能力

室蘭工業大学が求める学生の人物像について解説します。

室蘭工業大学はどのような人材(学生)を望んでいるのか

室蘭工業大学理工学部が掲げる教育目標は、以下のとおりです。

  1. 理工学を通じて社会に貢献し、科学技術に寄与したいという意欲を持った学生を受入れ、一人ひとりの多様な才能を伸ばす教育を行う。
  2. 幅広い教養、情報技術の基礎及び自然工学と工学に関する専門知識を教授する総合的な理工学教育を行う。

これにより、

  1. 幅広い教養に支えられた豊かな人間性を持ち、国際感覚を有する柔軟な思考力、実行力を備えた科学技術者を養成する。
  2. 自然科学と工学に関する専門知識を確実に身に付け、情報技術を基盤としてそれを適切に応用するとともに新しい分野に積極的に対応できる創造的な科学技術者を養成する。
  3. 論理的な思考の展開ができ、それを他者へ的確に伝えることができるとともに、他者の意見を理解することのできる国際的なコミュニケーション能力を持った科学技術者を養成する。
  4. 人間、社会、自然と科学技術との望ましい関係を追求し、科学技術を活用し創造する者としての倫理観と社会的責任を有した科学技術者を養成する。
  5. 自然界や人間社会の変化、発展に常に関心を持ち、併せて自己の能力を永続的に高めていくことができる科学技術者を養成する。
引用:室蘭工業大学 教育目標 | 国立大学法人 室蘭工業大学

また、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)では、以下の資質を持つ学生を求めているとしています。

  • 科学技術と人間・社会・自然に興味・関心があり、新しい課題に積極的に取り組もうとする人
  • 豊かな教養と幅広い専門知識を身につけ活用するための基礎的能力をもつ人
  • 多様な人と協働し、地域社会と国際社会の発展に主体的に貢献しようとする人
引用:室蘭工業大学 アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針) | 室工大受験生サイト

上記によると、室蘭工業大学では、知識や教養を身につけることはもちろん、科学技術や社会に関心を持ち、さまざまな人と協働して社会へ貢献しようとする力を持った学生が求
められています。
各学科の求める学生像については、大学公式ホームページのアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)をご確認ください。

室蘭工業大学入試の特徴

室蘭工業大学は、複数の選抜方法を実施しています。ここでは、2026年度の入試情報をもとに、室蘭工業大学の選抜方法について解説します。

一般選抜(前期日程・後期日程)

室蘭工業大学の一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれています。

前期日程は大学入学共通テストと個別学力検査の合計点、調査書の内容をもとに合否を判定する流れです。後期日程では個別学力検査は実施せず、大学入学共通テストと調査書の内容のみで合否を判定します。

大学入学共通テストは6教科8科目という構成です。また、前期日程の個別学力検査では数学の試験を実施します。

試験会場は室蘭工業大学のほか、札幌、仙台、東京、名古屋にも設けられています。

学校推薦型選抜

室蘭工業大学の学校推薦型選抜は、学業成績や人物が優秀で、学校長の推薦を受けた人が受験でき、合格した場合、必ず入学することが求められます。

合否の判定に使われるのは、大学入学共通テストの成績と調査書、推薦書、志望理由書の内容です。なお、大学入学共通テストは、数学と理科のみを合否判定に使用します。

総合型選抜

総合型選抜には複数の入試方式があり、主な入試方式は、総合型選抜Ⅰ(昼間コース)、総合型選抜Ⅱ(昼間コース)、総合型選抜(夜間主)(夜間主コース)です。

いずれも大学入学共通テストが免除され、基礎学力検定、面接、自己推薦書、調査書の内容をもとに合否を判定します。指定された科目を高等学校で履修していること、合格した場合は必ず入学することが出願資格として定められています。

さらに、総合型選抜Ⅰ・Ⅱは、調査書の評定平均値が一定の基準を満たしている人が出願可能です。総合型選抜ⅠとⅡは募集人員や出願資格、選抜内容、配点などが異なるため、詳細は最新の学生募集要項をご確認ください。

総合型選抜には上記のほかにも、帰国子女、中国引揚者等子女、社会人、企業推薦型、私費外国人留学生などの入試方式があります。詳細は大学公式ホームページの学生募集要項をご確認ください。

室蘭工業大学の各科目の試験問題の特徴や難易度と対策

室蘭工業大学に合格するには、試験全体の難易度や出題の傾向を把握することが大切です。

ここでは、室蘭工業大学の一般選抜(前期日程)における個別学力検査の特徴について解説します。

数学

室蘭工業大学の数学は記述式で、試験時間は120分、大問は5題です。

数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B(数列)・数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)の範囲から幅広く出題されますが、特に数列、ベクトル、微分・積分などが多く出題される傾向にあります。

基本的な公式や定理をしっかり押さえ、答えに至るまでの過程を明確に記述できるよう問題演習を通じて実践力を鍛えましょう。

室蘭工業大学入試の難易度

Benesseの「マナビジョン」のデータによると、室蘭工業大学の偏差値は43~49となっています。大学入学共通テストの得点率は44~59%です(2026年4月16日時点)。

学部ごとの偏差値は以下のとおりです。

学部偏差値
理工学部46~49
理工学部夜間主コース43~47

参照:マナビジョン 室蘭工業大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2026年度入試・2025年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

室蘭工業大学試験の概要


室蘭工業大学の出願資格、試験科目と配点、出願者数や合格者数のデータなど、試験の概要について解説します。

出願資格について

室蘭工業大学の出願資格は、選抜方法によって異なります。ここでは理工学部(昼間コース)一般選抜の出願資格をご紹介します。

一般選抜に出願できるのは、以下のいずれかに該当し、かつ入学年度の大学入学共通テストで大学が指定する教科・科目をすべて受験した方です。

(1)高等学校(高等部を置く特別支援学校を含む。)又は中等教育学校を卒業した者及び入学年の3月卒業見込みの者
(2)通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び入学年の3月修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの者ア 外国において、学校教育における12年の課程を修了した者又はこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの(昭和56年文部省告示第153号)
イ 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者
ウ 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者
エ 文部科学大臣の指定した者(昭和23年文部省告示第47号)
オ 高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)により文部科学大臣が行う高等学校卒業程度認定試験に合格した者(廃止前の大学入学資格検定に合格した者を含む。)
カ 本学において個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、入学年の3月31日までに満18歳以上となるもの

参照:室蘭工業大学 令和8年度 理工学部 一般選抜学生募集要項(PDF)

ほかの選抜方法の出願資格については、大学公式ホームページの学生募集要項をご確認ください。

試験科目や配点

ここでは、一般選抜(昼間コース)における一部の学科について、試験科目と配点をご紹介します。
<理工学部創造工学科>

教科・科目名(大学入学共通テスト)配点
国語『国語』(※必須)100点
地理歴史
公民
『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『地理総合/歴史総合/公共』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から1科目選択50点
数学①『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』から1科目選択200点
数学②『数学Ⅱ,数学B,数学C』(※必須)
理科『物理』(※必須)及び『化学』『生物』『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』から1科目選択300点
外国語『英語(リスニングを含む)』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目選択200点
情報『情報I』(※必須)50点

注1:地理歴史・公民の中から2科目を受験した場合は、第1解答科目の成績を利用。『地理総合/歴史総合/公共』を選択する場合は、3つの出題範囲からいずれか2つを選択解答。

注2:理科について、『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』を選択する場合は、出題範囲のうち、『地学基礎』を除く3つの出題範囲からいずれか2つを選択解答。その際、同一名称を含む出題範囲と科目の選択が可能。

教科・科目名(個別学力検査)配点
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)200点

参照:室蘭工業大学 令和8年度 理工学部 一般選抜学生募集要項(PDF)

出願者数や合格者数のデータ

室蘭工業大学の2025年度一般選抜(前期日程)における出願者数や合格者数は、以下のとおりです。

学科出願者数受験者数合格者数実質倍率
創造工学科2652161421.5
創造工学科(夜間主コース)6456461.2
システム理化学科1801451271.1

参照:室蘭工業大学 令和7年度 入学者数等一覧(PDF)

室蘭工業大学に合格するための勉強方法


ここからは、室蘭工業大学に合格するための勉強方法をご紹介します。

室蘭工業大学に入るには、何をすればいい?

室蘭工業大学では、知識や教養だけでなく、科学技術や社会への関心を持ち、主体的に社会へ貢献する力を持った学生が求められています。

偏差値は40台、大学入学共通テストの得点率は44~59%で、難易度はそこまで高くありませんが、油断は禁物です。基礎をしっかり固め、確実に点数が取れる力を身につけておく必要があります。

一般選抜の個別学力検査(数学)は記述式で出題されます。正確に計算したうえで、答えに至るまでの流れを明確に伝えることができるよう、問題演習を重ねましょう。

受験期の過ごし方

室蘭工業大学を一般選抜で受験する場合、大学入学共通テストの対策をしつつ、個別学力検査で課される数学の記述対策も進めなければなりません。

科目数が多いため、計画を立ててバランスよく取り組まないと時間切れになり、準備不足の状態で受験当日を迎えることになってしまいます。

特に高校3年生の1年間は、長期的な計画をもとに受験勉強を進めることが重要です。季節ごとの過ごし方について、下記にまとめました。

  • 春(4~5月):春のうちにしっかり基礎を固めることが重要です。教科書レベルの問題を理解して確実に解けるようにしましょう。日々の授業の予習・復習を徹底し、その都度理解する習慣をつけましょう。
  • 夏(6~8月):まとまった時間が取れる夏休みは、苦手克服のチャンスです。ここで苦手をなくしておくことで、夏休み明けの本格的な演習にスムーズに取りかかることができます。「週に○ページ問題集を進める」など、短期的なスケジュールを立てるとモチベーションの維持に役立つでしょう。
  • 秋(9~11月):夏までに固めた基礎力をもとに問題演習に取り組み、入試本番で得点するための応用力を身につけます。志望校の過去問には早めに取り組み、出題傾向を把握したうえで対策を行いましょう。
  • 冬(12月~):入試直前期は、過去問を繰り返し解いて実践力を鍛えます。本番を意識して時間配分を考えながら取り組みましょう。不明点があればその都度教科書に戻り、基礎を確認することも大切です。

予備校で勉強する場合

室蘭工業大学の入試では、出題傾向のポイントを押さえて勉強に取り組む必要があります。

受験勉強は独学でも可能ですが、疑問点や不明点を解決するのに時間がかかるというデメリットがあります。また、一人で学習していると集中力が続かず、遊びの誘惑に負けてしまうおそれもあるでしょう。

効率的に学習を進めたい場合は、不明点をすぐに質問できて、一緒に切磋琢磨できる仲間がいる予備校で勉強することをおすすめします。

ただし、大人数の生徒に対して1人の講師が授業を行う集団授業の予備校だと、疑問点や不明点があっても、その場ですぐに質問して解決することは難しいでしょう。

また、授業のペースについていけなくなる場合や、逆に内容が簡単すぎて時間を無駄にしてしまう場合もあるかもしれません。

四谷学院のカリキュラムのご案内

室蘭工業大学を目指すなら、科目別能力別授業と55段階個別指導の「ダブル教育」を実施する四谷学院がおすすめです。

ここからは、科目別能力別授業と55段階個別指導について詳しく解説します。

科目別能力別授業

四谷学院の科目別能力別授業では、志望校別ではなく科目ごとに習熟度別でクラスを編成します。

一人ひとりが現在のレベルに合った授業を受けられるので、「授業が難しすぎてついていけない」「授業が簡単すぎて退屈」ということがなく、安心して学ぶことができます。

クラスは大人数ではないため質問しやすく、同じ志を持った仲間とともに切磋琢磨しながら学力を伸ばすことが可能です。

55段階個別指導

四谷学院の55段階個別指導では、受験に必要な知識を55段階のレベルに分け、段階を追って学んでいくことで、中学1年のレベルから志望校合格レベルまで到達できる仕組みです。

わからない問題や理解が不十分な問題はその場でプロの講師から指導を受けられるため、限られた時間で効率よく学力を伸ばすことが可能です。

室蘭工業大学入試は志望学科に合わせた対策が重要!

【室蘭工業大学の入試概要】

  • 選抜方法は、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜がある
  • 偏差値は43~49でやや容易

【室蘭工業大学の入試データまとめ】

  • 一般選抜(前期日程)の実質倍率は、1.1~1.5倍(2025年度)

【勉強方法まとめ】

  • 大学入学共通テストの対策は計画を立ててバランスよく行う
  • 過去問で傾向を把握し、数学の記述対策に取り組む

室蘭工業大学の受験対策には、「ダブル教育」を実施する四谷学院がおすすめです。基礎をしっかり固めて室蘭工業大学に挑戦したい方は、四谷学院の詳細をご確認ください。

※本記事でご紹介した情報は2026年4月16日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!

室蘭工業大学に限らず、大学受験を成功させるには、予備校選びが重要です。

予備校選びはインターネットや口コミの情報だけではなく、実際に説明会・相談会に足を運んで検討することをおすすめします。教室の雰囲気や実際のテキストなどを自分の目で確認したうえで、自分に合った予備校を選びましょう。

以下の記事では、予備校の説明会・相談会でチェックすべきポイントなどをご紹介しています。ぜひご一読のうえ、予備校選びにお役立てください。

予備校の入学説明会って何をやるの?どうやって参加する?

大学受験合格ブログ編集部A

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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