日本史の文化史はどう覚える?大学受験で差がつく文化史攻略法

最終更新日:2023/07/31

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院の武田です。
大学受験の日本史で、「政治史」の次に出題割合が高いといわれているのが、「文化史」です。しかし、文化史はつながりを感じにくいため単純暗記になりやすく、なかなか覚えられずに苦労している受験生も多いようです。

今日は文化史を効率よく攻略するための方法について解説します。

1.語呂合わせを活用する

語呂合わせでイメージを作っておくと、記憶を引き出しやすくなります。
例えば室町文化には京都五山と鎌倉五山が出てきますが、十のお寺を正確に覚えることは容易ではありません。いろいろな覚え方がありますが、自分で作ってしまってもいいでしょう。
京都五山は「天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺」。
鎌倉五山にない漢字を組み合わせて、ストーリーを作ります。「天国の人(仁)間は豆(東)腐と饅(万)頭が好き」こんな具合に、自分の中でストーリーを作ってしまうのです。もちろん、これを忘れないようにノートにも書いておきましょう。

2.暗唱を活用する

他人の電話番号を覚えるのは大変ですが、自分の電話番号は覚えている人が多いと思います。
何の脈絡もない数字11桁を覚えるのは大変ですが、何度も書いたり見たりしていることで覚えてしまうのです。
これと同じ要領で、一見意味のない言葉の羅列でも、繰り返し暗唱することで覚えることができます。
例えば、先ほどの京都五山の例では「天国仁東万(てんこくにんとうまん)」と繰り返し唱えるのです。トイレやお風呂に貼って、毎日目に入るようにしておくとより効果的です。
なお、文化史だけでなく、明治の内閣の順番を覚えるときなどにも使えます。「いぐろやま、まいまい、おおやまい」という具合です。なかなか覚えられない時にはこの方法を試してみるといいでしょう。

3.資料集(図説)を活用する

文化史の一部はそのまま写真で出題されることもあります。仏像の名前などは覚えるのが大変ですが、ほとんどは資料集に写真が載っています。
写真を見るとイメージをつかさどる「右脳」が刺激されるので、単純に文字だけで覚えるよりは記憶が定着しやすくなります。
文化史を学習する際には、必ず資料集を用意して、写真と一緒に覚えるようにしましょう。古本などが手に入るようであれば、写真を切り貼りして自分だけの文化史ノートを作ってみてもいいでしょう。

日本史の文化史はどう覚える?大学受験で差がつく文化史攻略法~まとめ~

今回は、文化史の覚え方について解説をしてきました。語呂合わせや暗唱はほかの分野・科目にも応用できる方法ですから、ぜひ試してみてくださいね。
また、文化史独自の出題として、そのまま写真で出題されることがありますから、資料集も手元に置いて勉強するとよりイメージが定着しやすいでしょう。

こちらの記事も参考になさってくださいね。

日本史は暗記科目ではない!?イメージでとらえろ!

四谷学院では夏期講習や冬期講習で「文化史講座」を開講しています。覚え方から問題演習までしっかりと対策ができます。多くの人が苦手とする文化史を効率的に攻略して、受験を有利に進めましょう。

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