看護学部(医学部看護学科)に向いている人の特徴とは?進学するメリットとおもな就職先も紹介!

最終更新日:2024/04/05

※この記事は約6分で読めます。

こんにちは、四谷学院の奥野です!

看護を必要とする人は、子どもから大人まで様々です。
そのため、看護師は患者さん一人ひとりに合わせた適切なサポートをすることを求められます。

看護学部に向いている人は、思いやりがあり、人の役に立ちたいと思える人だと言われています。

本記事では、看護学部に向いている人の特徴や進学するメリット、卒業後のおもな就職先などを紹介します。

看護学部とはどのような学部?

看護学部は、看護師として働くために必要な知識や技術を身に付けるための学部です。
大学の4年間で、医師や患者のサポートに不可欠な「基礎看護学」「臨床看護学」「小児看護学」「老年看護学」や「精神看護学」などの幅広い分野を学びます。

卒業後は、看護師国家試験の受験資格を得られるだけでなく、保健師や助産師の資格取得を目指すことも可能です。

大学の看護学部と看護専門学校の違い

看護大学または看護専門学校のどちらに進学しても、看護師を目指せます。両者の大きな違いは、卒業までの期間や授業内容、学費です。

項目 大学の看護学部 看護専門学校
卒業までの期間 4年間 3年間が一般的
学位・資格 学士(看護学)取得可能。
看護師国家試験受験資格を得られる。
学士(看護学)は取得できない。
看護師国家試験受験資格を得られる。
授業内容 看護理論、医学的基礎知識、実習がバランス良く組み込まれている。一般教養教育も含まれる。 看護の基礎知識と技術、実習に重点を置く。医学的基礎知識も含まれるが、大学ほど幅広い一般教養は含まれない。
学費 年間約80万円~150万円(私立はそれ以上の場合もあり) 年間約50万円~100万円(学校によって異なる)

看護学部では4年間かけて、一般教養と専門知識を学び、看護以外の分野にも目を向けられます。

一方で、専門学校では、3年間で看護に特化した教育を受けられるのが特徴です。

学費に関しては、国立・公立の看護大学が専門学校よりも安く、私立の看護大学が最も高額になります。

看護学部が向いている人の特徴


看護学部が向いている人の特徴としては、以下のような特徴があげられます。

  • 責任感が強い人
  • コミュニケーションが得意な人
  • 肉体的・精神的にタフな人
  • リーダーシップがある人

それぞれの特徴について解説をします。

責任感の強い人

看護師は人の命を扱う仕事であり、日々の業務には重大な責任がともないます。
人の役に立ちたいという強い動機とともに、妥協を許さず、適切な対応を心がけられる人に向いているでしょう。

コミュニケーションが得意な人

看護師には、医師と患者の間、またはチーム内での円滑なコミュニケーションが求められます。
単に情報を伝えるだけでなく、患者の不安を和らげたり、チーム内での協調を促進したりする力が必要です。よって、傾聴力や適切な提案をする能力などが求められます。

肉体的・精神的にタフな人

看護師の仕事は、日勤と夜勤の交代制であり、体力と精神力を要求されます。
不規則な生活による体の負担に加え、患者さんのケアや巡回など、多岐にわたる業務をこなさなければなりません。

命を預かる重大な役割を担っているため、どんなに困難な状況でも、患者さんの前では冷静さを保ち続ける必要があります。

リーダーシップがある人

現代医療では「チーム医療」が重視され、医師だけでなく看護師も積極的に患者の治療に関わることが求められます。
地域包括ケアや予防医療の推進など、横断的な連携が強く求められる現代では、看護師が多職種連携のキーパーソンとなることが期待されています。

リーダーシップを持ち、医療チームを率いる看護師は、これからの医療現場においてますます重要な役割を担うでしょう。

参考:厚生労働省「チーム医療の推進について」

大学の看護学部と看護専門学校どちらを選ぶべき?


看護学部と看護専門学校の選択は、将来の目標に合わせて決めましょう。
大学は専門知識に加えて一般教養も学べるため、将来的にキャリアの選択肢を広げたい人や看護師以外の職にも興味がある人におすすめです。
また、看護学部で学んでいく中で、助産師や保健師への進路変更もしやすい特徴があります。

一方で、看護専門学校は学費が比較的安く、学習期間も短いため、早期に現場で働き始めたい人におすすめです。

しかし、職場によっては応募条件で「大卒以上」と指定をしているところもあるため、自分の希望に合った選択を慎重に行いましょう。

看護学部のおもな就職先


看護学部卒業生のおもな就職先は、看護職と養護教諭です。
それぞれの特徴について解説をします。

看護職に就職

看護学部を卒業した学生はおもに、看護師や助産師、保健師といった職業へと進みます。
助産師や保健師として働くには、看護師と助産師もしくは保健師の両方の国家試験に合格する必要があります。

看護師としての就職活動では、病院の求人を探すことから始まるのが一般的です。
一部の学生は、学校の提携病院や奨学金の条件に基づいて、特定の病院で働く場合もあります。

提携病院で働くことで返済が免除される奨学金のある大学の例:
東京慈恵会医科大学
常磐大学
和洋女子大学

養護教諭への就職

養護教諭は、学校で子どもたちの健康管理を担当する、保健室の先生です。

怪我や体調不良の応急処置のほか、保健主事として学校全体の保健業務も行います。
養護教諭の仕事に就くためには、養護教諭免許が必要です。

看護師や保健師の資格を持つ人は、指定の養成施設で必要な単位を取得すると免許を取得できます。

なお、公立学校へ就職する場合は都道府県の教員採用試験の合格が、私立学校へ就職する場合は学校独自の採用試験の合格が必要です。

まとめ:四谷学院で志望校合格を目指そう!

看護学部を目指す学生には、責任感の強さや、コミュニケーション能力の高さなどが求められます。
成績に応じた奨学金制度などを用意している大学もあるため、自分が目指したい大学についてしっかりと調べることが大事です。

四谷学院では、理解力と解答力の向上を目指す、独自のダブル教育を提供しています。
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