慶應義塾大学の日本史対策!学部別の日本史攻略法を伝授 最難関私立慶大に合格するには?

  公開日:2023/10/03


※この記事は約5分で読めます。

こんにちは、四谷学院の日本史担当馬場です。
私大最難関の慶應義塾大学の入学試験では、もちろん日本史も難しい問題が出題されます。でも、大切なのは得点すべき問題でしっかりと得点すること。慶應義塾大学の各学部の特徴を踏まえてしっかりとした対策が必要なのは言うまでもありません。

では早速、慶應義塾大学の日本史について解説していきます。

慶応義塾大学 文学部

出題形式と合格ライン

文学部の日本史は、大問5問で選択問題、記述問題、論述問題2題が出題されています。きわめて難度の高い問題が全体の15%くらいといえるでしょう。一方、合格ラインが6~7割くらいですので、まずは65%程度の正答率を目標ラインに考えます。

出題傾向

時代区分に大きな偏りはなく、原始や現代は比較的出題が少ないものの、大問レベルで出題される年もあるため、油断はできません。出題分野は文学部らしく、政治史や文化史が多く、経済史は比較的少ない傾向があります。しかし、土地制度史などが出題されることもあるため、偏った勉強にならないようにしましょう。

論述問題は100字前後のものが2題出題されます。
院政や遣唐使など比較的定番の内容を問う年もあれば、経済の仕組みや因果関係などを問う難度の高い年もあるため、用語の暗記にとどまらず、事象の背景・理由・意図などまで意識して学習する必要があります。史料問題も毎年出題され、未見史料が多くみられますので、設問を確認して何の史料か推測していきましょう。

対策のポイント

文学部の対策としては、論述問題でしっかりと点を取れるようにする必要がありますので、100字程度の論述練習をしておきましょう。そのうえで、他の問題を手際よく解く訓練をしましょう。解ける問題を素早く説き、難問はいったんとばし、論述でしっかり得点するのが文学部で高得点を取るための秘訣です。

慶応義塾大学 法学部

出題形式と合格ライン

大問4問ですべて選択問題ですが、近年正誤問題の割合が増えています。非常に難問が多く、私大最難関の学部といえるでしょう。きわめて難度の高い問題が3割を超える年もありました。まずは6割くらいの正答率を目指しましょう。

出題傾向

法学部の日本史では、分野としては政治史・外交史・文化史からの出題が多くみられます。史料もほぼ毎年出題され、頻出史料が出ることもありますが、未見史料が多くでています。またテーマ史的な出題も多くみられます。

対策のポイント

法学部の対策としては、きわめて難度の高い問題が多いためわかるものから解くが鉄則です。消去法が使いづらい出題方式ですが、すべて選択式であるため、空欄補充については選択肢の吟味を迅速に行い、解答を絞り込んでいく練習をしておきましょう。普段から細かい知識も含めて覚えていこうとする学習姿勢が必要です。

慶応義塾大学経済学部

出題形式と合格ライン

大問3題で選択問題、記述問題、論述問題が出題されます。難問は全体の1割程度と標準的です。ただし、論述問題が多く出題されるため、合格ラインは55~60%あたりのラインになります。

出題傾向

時代区分は大学側が1600年以降としていますので、近現代のみが出題されます。江戸から平成まで出題されますが、近代の問題が特に多いといえます。経済学部のため経済史が多く出題されますが、どの分野からも出題されるため偏ることなく学習が必要です。史料問題も出題されますので、近現代の重要史料については学習しておく必要があります。

経済学部に特徴的なのが、50~160字程度の論述問題が5~8題程度出題される点です。基礎~標準レベルの問題が多いですが、私大にしては論述問題の割合が高いため、重要な出来事などについては経緯の説明までできるように練習しておく必要があります。

対策のポイント

経済学部の対策としては、①資料②年表・年代③論述対策となります。

①資料

(グラフ・地図・統計・年表)などを意識した学習をしましょう。学習の際には必ず図説にも目を通して、資料を意識して進めましょう。

②年表・年代

年表や年代を問う問題がよくでますので、重要年号の暗記や出来事の順番を意識した学習をしましょう。

③論述対策

論述問題が多く出るため、60~100字くらいで出来事を説明する練習をしておきましょう。時代が限られていることもあり、過去問学習も効果的です。近現代史が得意になるように学習を進めましょう。 

慶応義塾大学商学部

出題形式と合格ライン

大問3題で選択問題、記述問題、論述問題が出題されます。難問は年によって幅がありますが、全体の1割程度と標準的です。他学部と比べると点数がとりやすく、まずは7割程度を目標に取り組みましょう。

出題傾向

時代区分は大問3問のうち、2問が近現代からの出題になることがありますので、近現代の比重が高いと言えます。戦後史からも出ることがありますので、戦後の経済・外交もしっかりとおさえましょう。

史料問題はあまり出題されず、論述問題は10~30字程度が中心になりますので、特別な対策までは必要ありません。

対策のポイント

商学部は年によって難度が上がることもありますが、基本的には慶應義塾大学の中では取り組みやすい問題になりますので、近現代を中心に基礎をしっかりと固めましょう。

まとめ「慶應義塾大学の日本史対策!学部別の日本史攻略法を伝授 最難関私立慶大に合格するには?」

今回は、慶應義塾大学の各学部の日本史の問題の特徴を解説しました。最難関に対する正攻法は解ける問題を確実に解くということです。難問に踊らされず、解ける問題を見極めて、しっかりと合格点を取る、という姿勢で対策をしていきましょう。

四谷学院では、冬期講習や55段階個別指導で「早慶日本史」を設置しています。早稲田大学や慶應義塾大学で出題された実際の問題を吟味しながら、どこまでできれば合格できるか、どんな勉強をすればいいか、をイメージして最難関大学の問題を攻略するための戦略を立てていきます。

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