慶應義塾大学SFC 一般入試の小論文対策!独学で大丈夫?合格するために必要な準備とは?

最終更新日:2024/05/10

※この記事は約17分で読めます。

今回は、慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)を第一志望としている受験生にとって、必ず必要な小論文対策! どんな対策をしていくべきなのか、詳しく見ていきます。
早速、小論文対策について、慶応SFCを第一志望にする受験生と先生とのやり取りをご覧ください。

慶応SFC小論文の配点比率

生徒
生徒
先生、慶應大学のSFCを受験しようと思っているんです。
先生
先生
いいね、頑張れ!あれ?小論文って勉強したことあるんだっけ?
生徒
生徒
小論文? いいえ、あんまり。でも、小論文なんて、配点とかたいしたことないですよね?
先生
先生
おっと、…まずはこちらをご覧下さい。
学部 試験時間 指定字数(23年度) 配点
文学部 90分 760字 100/350点
法学部 90分 1000字 100/400点
経済学部 60分 600字 70/420点
商学部 70分 58字 100/400点
総合政策学部 120 1400+α字 200/400
環境情報学部 120 1800 200/400
生徒
生徒
ええと…、SFCにおける小論文の配点は全体の…、ご…50%?これは何かの間違いでは?
先生
先生
とんでもない。しかもね、SFCでは採点方式に特徴があって、小論文で一定の点数が取れていないと、英語や数学でどれだけ高い点数を取っても合格にならないんだ。
生徒
生徒
えっと…、つまりSFCを受験するにあたっては、小論文が非常に大事ということですね?
先生
先生
そのとおり。

慶応SFC小論文の特徴

先生
先生
小論文を勉強したことがないということだけれど、SFCに入学したいと考えた理由は?
生徒
生徒
実は小さい頃からドラマが好きだったんですけれど、そのなかでも鈴木福さんと芦田愛菜さんが出演していた「マルモのおきて」っていうドラマがお気に入りで…
先生
先生
ふんふん
生徒
生徒
それで最近、偶然、「慶應塾生新聞」というサイトの記事で、SFCに通っている鈴木福さんのインタビューを読んだんです。それで自分も、いま日本のテレビドラマはつまらないみたいなことが言われていますけれど、Netflixとかとも違った、日本独自の、新しいスタイルのドラマや作品を作り出すような仕事がやってみたいんです。これまでにないコンテンツビジネスと言えばいいんでしょうか?
すごく楽しそうじゃないですか?
先生
先生
おお~いいね~、とても具体的なヴィジョンがあって、見込みがあるよ。
まずは、いま自分で言ったことを材料にして、SFCのアドミッションポリシーと絡めながら、志望理由書をつくってみたらいいんじゃないかな。
生徒
生徒
ああ、アドミッションポリシーは確認しましたよ。総合政策学部も、環境情報学部も、「問題発見・解決」を志す学生を求めていますよね。
…でも、志望理由書って? 先生、…ぼくは総合型選抜(AO入試)ではなくて、一般選抜で受けたいと思っているんですよ?
先生
先生
知ってるよ。だからこそさ。SFCの小論文では、大量の課題文や資料が出題されたりするんだけれど、それらをただ通読したって意味ないし、精読なんかしたら、時間ばかりかかって答案をつくる時間がなくなるよ。だから、そうではなくて、自分が大学でしたいことや問題意識をはっきりさせておいて、それに引きつけながら、課題文の必要なところを読み、解答をつくりあげるんだ。
生徒
生徒
え? そ、それは、受験生それぞれで、課題文や資料を読んだり答案をつくったりするポイントが少しずつ変わってくる、ということですか?
先生
先生
わかってるね。まさに、そのとおり!
小論文の試験では、正解はただ1つだけというわけじゃないんだ。もちろん、課題文や資料で示されるような、現代社会が直面しているさまざまな時事問題に対する一定の知識は必要だ。ただ、それは自分の問題意識に対して真摯であれば、自然と身についていくものじゃないかな。

日本のコンテンツビジネスがいま直面している課題は何だと思っている?

生徒
生徒
ええと、ひとつには、ドラマを制作する会社のスタッフの多くが正社員ではないため、若手がなかなか育たないといった問題があるようです。
先生
先生
それって、映像業界に限らない、構造的な問題、日本型雇用システムの問題とも言えるかもしれないけれど、SFCに入って、どうやってそれを解決する?
生徒
生徒
23年度に開講されたなかには、「仕事をめぐる、個人と組織と社会の関係の未来を考える」という研究会もあったようですが、…もっと調べてみます!
先生
先生
うん、とにかく、採点者を納得させるだけの熱い動機=志望理由=問題意識があってはじめて、時間内に効率よく課題文を読み、そして答案を書きあげることができるんだ。

慶應SFC 小論文の出題例

先生
先生
せっかくだから、23年度の総合政策学部の問1のはじめの文を抜粋してみよう。
【問1】
文章①~④のうち、少なくとも3つに具体的に言及し、大学での学びにおいて重要だと考えるものについて600字以内で論ぜよ。

(23年度 慶応義塾大学総合政策学部 入試より)

生徒
生徒
あ、文章を要約しろ…とかじゃないんですね。
先生
先生
そう。文学部や法学部の小論文であれば、課題文を縮小コピーするような要約力が必要になるんだけれどね。
23年度のSFCでは、自身がイメージしている大学での「学び」に照らして考えたとき、重要だと思う内容を含む文章を3つセレクトして、それについて自分なりに論ずることができればよかったんだ。
生徒
生徒
そうすると、大学での自分なりの「学び」について前もってイメージできていないようだと…
先生
先生
文章を読んでも何もひっかかってこないし、だから何も書けないということになる。逆に言えば、それぞれの文章が全体として何を言わんとしているかを理解したり表現しようとしたりするのではなく、文章中に自分の興味と関連している箇所はどこにあるかを読み取り、それは自分の問題意識においては、いったい何なのかを表現すべきなんだ。

ついでに23年度の環境情報学部の設問1もみておこう。

【設問1】
文献1と文献2に通底することを論じてください(150字以内)。

(23年度 慶応義塾大学環境情報学部 入試より)

生徒
生徒
え、これだけですか?
先生
先生
実は、設問2以降も、同じような感じで、二つの文献どうしに通底することは何かを問うている。文献は全部で6つあって、大枠として「生きる」という共通テーマがあるようなんだけれど、それぞれの文章で述べられる事柄は全く異なるので、通底することを見つけて、それをどう表現するかは、読む側の興味関心、問題意識次第…、というところがあるんだよね。
生徒
生徒
すると、SFCはやっぱり…
先生
先生
そう。自分がSFCで何を学習して現在のどのような問題をどう解決したいのか、あるいは自分がどうなりたいのか、こうした意志をはっきりと持っていて、それを軸にして複数の文章を読み、たがいに関連付けて論じられる人だけが、合格答案を作成することができる!
生徒
生徒
とても、わかりやすいです!

慶應SFC 小論文の対策法

先生
先生
言っておくけれど、練習でたくさん書いておかないと、本番も書けないよ~。
想像してごらん。はじめに言ったように、SFCの試験では120分で、1400~1800字の文字を紙に鉛筆で書かされるんだ。
生徒
生徒
う~、手が痛くなりますね。
先生
先生
これは、受験生みんなができることではない。そのための訓練をした人にしか、できないんだ。
生徒
生徒
早めに訓練を始める必要がありますね。
先生
先生
それと最後に、とても大切なことだけれど、志望理由書や過去問題の答案を作成したら、誰かに添削してもらうことが、絶対に必要だ。
生徒
生徒
ぜ、絶対ですか…、それはなぜですか?
先生
先生
それは、文章が論理的で説得力があって、読む人に理解してもらうのに効果的な展開の仕方をしているかどうか、表現は正確かどうか等々ということは、自分自身ではチェックできないからだ!
生徒
生徒
なんと!
先生
先生
やはり、たくさんの受験生の答案を読み、赤ペンで添削してきた、指導経験の豊富な学校や予備校の先生に見てもらって、答案をよりよいものにするためには何が必要なのかをぜひ教えてもらおう!
生徒
生徒
よくわかりました! 

先生って、実は人気講師なんじゃないんですか?

先生
先生
ゲホッ!ゴホゴホ…いけない、会議の時間だ!

その他の科目の対策

慶應義塾大学の科目ごと、学部ごとの入試対策について、詳しい記事がありますので、ぜひご覧ください。

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