【高3向け】夏から始める漢文対策!高得点のカギとなる漢文を短期間で攻略する方法を解説します
最終更新日:2023/08/11
こんにちは、四谷学院の国語担当、田中です。
国語の勉強は、現代文・古文・漢文とやらなければならないことが多くて、気が付いたら漢文が後回しになっている、という人はいませんか?
実は漢文は、短時間の勉強でも高得点が狙いやすい科目なんです。
高3の夏から始めても遅くない!漢文で点数を取るコツについて伝授します。
漢文を捨てるのはアリ?






共通テストでは、国語の中で一番得点しやすいのが漢文だと言っても過言ではないんだ。高得点が狙える科目を捨ててしまうなんてもったいない!


①どうか私に近づいてきて、私がおまえの絵を描けるようにしてほしい。
②ようやく私に近づいてきたのだから、私はおまえの絵を描くべきだろう。
③ようやく私に近づいてきたのだが、どうしておまえを絵に描けるだろうか。
④もし私に近づいてくれたとしても、どうしておまえを絵に描けただろうか。
⑤もしも私に近づいてくれたならば、必ずおまえを絵に描いてやろう。
(2022年度 共通テスト本試験より)




なんだったかな、見たことはある気がするんだけど。


あれ? 選択肢の中で、前半が『かりにも~ならば』と同じ意味になってるのって⑤しかないような……

5文字目の『当』も重要語だ。見覚えはない?


返り点を無視して一度読み、次に返り点通りにもう一度読む働きを持つ文字だ。『当』は『当(まさ)に~べし』と読んで、『当然~すべきだ』という意味だね。

ということは、前半も後半も正しい意味になってるのは、⑤だけですね!」







漢文で最優先すべきものは?




四谷学院で漢文を得点源に!
漢文の学習で大事なのは、基礎知識を万全に固めることです。
焦っていきなり読解問題に手を出しても、知識が十分でなければ読解で得点することはできません。逆に、知識を固めるだけで安定した得点の見込める科目でもあります。
夏休みには夏期講習を活用して、まずは句形や重要単語の総チェックから始めて、漢文を得点源にしていきましょう!
まずは、夏期の個別相談会にいらっしゃってください。苦手を克服して志望校に合格するための戦略をお話しします。お気軽にお越しください。オンラインでも実施中です!

大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
こんな記事も読まれています
前の記事 » 【大学入試】古文単語は覚えにくい!覚え方のコツを解説します!
次の記事 » 難関大学に逆転合格した人が徹底していた3つの勉強法【目指せ!現役合格】