
こんにちは、四谷学院の受験コンサルタント、田中です。
大学受験での志望校がなかなか決められず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。志望校選びは将来を左右する選択になるため、慎重に判断する必要があります。学部・学科の情報収集や見極めのポイントを知り、自分が本当に行きたいと思える大学を探しましょう。
今回は、大学受験での志望校の決め方について、4つのポイントや併願校の選び方、志望校選びのよくある失敗パターンをご紹介します。志望校選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
大学の志望校はいつまでに決めるべき?

大学受験の志望校は、高2の冬~遅くても高3の夏までに決めるのが望ましいでしょう。
大学受験では、受ける大学や学部によって試験科目が変わります。そのため、志望校が決まらないと対策すべき科目も定まらず、ライバルに出遅れてしまいます。また、各大学や学部の傾向に合わせた対策も進められません。
したがって、高2の冬までには文系・理系などの方向性を定め、高3の夏までには志望校を確定させておくことが大切です。
志望校を決める際は、模試を積極的に活用してみてください。模試の成績から目指せる大学をある程度絞り込めば、志望校も決めやすくなるはずです。
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大学の志望校の決め方

志望校がなかなか決まらないときは、将来やりたいことや入試の難易度、大学の環境などを考慮に入れて検討してみましょう。ここからは、大学受験の志望校を決めるときの4つのポイントをご紹介します。
選び方(1)将来やりたい仕事につながる学部を選ぶ

最もシンプルな考え方としては、将来やりたい仕事や就きたい職業から逆算して、大学を選ぶことが挙げられます。例えば、以下のような考え方です。
- 医者になりたい → 医学部
- 教師になりたい → 教育学部
つまり、志望校・志望学部が決まらない原因の一つには「情報不足」が挙げられます。
学部・学科を知る
名称が同じ学部でも、学べる内容が大学によって違うことは少なくありません。そのため、学部や学科の名前だけ見て決めつけることは、危険だといえます。
例えば、「将来学校の先生になりたい!」と考えたときに「教育学部一択だ!」と考えるのは安易でしょう。実際は、教育学部以外でも中高の教員免許を取得できるからです。
また、「情報について学びたい」と考えたときに「でも理系なら、文系の自分には難しいかも……」とあきらめる必要もありません。理学部や工学部にある情報系学科はたしかに理系ですが、文理融合型の情報系学科もあります。
つまり、学部・学科を知れば、選択肢が一気に広がっていくということです。
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大学に行ってから決めることもできる
やりたいことが明確になっていない場合は、学部・学科を決めずに入学することも可能です。大学の中には、将来への不安を抱える学生のために、実際に大学で学んでから進む道を決められる制度を用意しているところもあります。
例えば、旧帝大の一つである北海道大学には「総合入試」という制度があります。これは、入学後に全員が総合教育部に所属して、1年間教養科目や基礎科目をしっかり学び、2年次にそれぞれの希望学部へ進める制度です。
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選び方(2)偏差値を基準に選ぶ
差値と今の自分の偏差値を参考に、「その大学を目指すのが現実的なのか?」を考えてみましょう。
偏差値については、予備校などで効率的に学力を鍛えれば、半年で10~15程度伸ばせる可能性があります。実際に、四谷学院には半年で偏差値を大きく伸ばして、国立大学や有名私大に合格した卒業生が多くいます。
「偏差値が足りないから」とすぐにあきらめるのではなく、偏差値が10~15ほど伸びることを想定して合格できる大学を探してみましょう。
ただし、偏差値だけで志望校を選ぶと、入学後にミスマッチが判明して勉強のモチベーションが下がることになりかねません。志望校を決めるときは、多角的に条件を検討して自分に合った大学を見極めることが大切です。
選び方(3)環境で選ぶ

以下も、立派な動機の一つです。
- 都心でおしゃれなキャンパスライフを送りたい
- 地元で進学して、その分アルバイトでお金を貯めたい
- 学生のうちに留学しておきたい
- サークルでこういう活動をしてみたい
注意1:学部割れ
「都心でおしゃれなキャンパスライフを送りたい」という気持ちがあるなら、青山学院大学はぴったりでしょう。
【青山学院大学 青山キャンパス】

引用:青山学院大学 キャンパスマップ(青山) | 青山学院大学
しかし、ここで注意が必要です。
青山学院大学の理工学部や社会情報学部、地域社会共生学部、コミュニティ人間科学部は、神奈川県の相模原キャンパスで授業を行います。
【青山学院大学相模原キャンパス】

引用:青山学院大学 キャンパスマップ(相模原) | 青山学院大学
また、東京農業大学は名称に「東京」と入っているので、東京都内にキャンパスがあるとイメージする人が多いかもしれません。実際、都内の世田谷区にキャンパスがありますが、生物産業学部は北海道に、農学部は神奈川県の厚木にキャンパスがあります。
【東京農業大学 北海道オホーツクキャンパス】

【東京農業大学 厚木キャンパス】

引用:東京農業大学 厚木キャンパス | 東京農業大学
このように、学部によってキャンパスが異なることを「学部割れ」といいます。大学名だけで誤解する学生は多いので、必ず自分が通いたいキャンパスをチェックしておきましょう。
注意2「学年割れ」
年次でキャンパスが変わる大学がある点にも、注意が必要です。
例えば、MARCHの一つである明治大学は、多くの文系学部が1・2年次に杉並区の和泉キャンパスで学び、3・4年次では千代田区の駿河台キャンパスに移ります。1・2年生で単位を落とすと、その授業のためだけに、3年生になっても以前のキャンパスへわざわざ通わないといけない場合があります。
選び方(4)対応している入試方式で選ぶ
自分がどの入試方式(もしくは科目)が得意なのかを考え、合格の可能性が高い大学を絞り込むのもおすすめです。
大学(学部)の入試には、「大学入学共通テスト」を利用して受験する方法や大学個別の試験だけを受ける方法、特定の科目(国・英など)だけで受験する方法など、さまざまなパターンがあります。
国公立大学の入試では、5教科7科目の大学入学共通テストに加え、3~4教科の2次試験を受けるのが一般的です。一方、私立大学の入試は3科目が主流で、国公立に比べて科目数が少ないので対策しやすいでしょう。
第一志望・併願校の選び方

志望校を選ぶときは、「自分より偏差値の高いチャレンジ校」「自分の偏差値と同ラインの実力校」「いわゆる滑り止めとも呼ばれる安全校」の3パターンに分けるとよいでしょう。
実際に試験を受ける場合は、受験の日程が重ならないように調整する必要があります。体力や気力の問題もあるので、5~10校ほどの候補を残し、上の3パターンに割り振ってみてください。
第一志望校がすでに決まっているなら、同じ科目で受けられる併願校を選ぶのがおすすめです。勉強するべき科目が増えないので、効率的に受験対策を進められるでしょう。
大学の志望校選びのよくある失敗パターン

大学受験の志望校選びでよくある失敗パターンとして、以下の例が挙げられます。
- 親の意見だけで決める
- 有名大学だけ見る
- 基本的なリサーチ不足
大学は入って終わりではなく、卒業まで最低でも4年は勉強しなくてはなりません(4年制大学の場合)。親の意見や大学のブランドだけで決めると、入学後にモチベーションが保てなくなる可能性があるため、まずは自分がやりたいことを考えましょう。
また、自分に合った大学・学部を見極めるためには、さまざまな大学の情報を集めて比較検討することが重要です。
大学の情報を集めるときは、予備校の利用がおすすめです。予備校では、充実した進路指導や入試に関する情報提供を行っています。志望校がなかなか決められずに迷っている場合は、積極的に予備校のサポートを活用するとよいでしょう。
まとめ【志望校の決め方】選び方のポイントやよくある失敗例も!後悔しない志望校選びをしよう!
大学生活は、社会に出る直前の自分を形成していく大事な時期です。
大学選びの際は、この記事でご紹介した志望校の決め方や併願校の選び方、志望校選びでよくある失敗パターンを参考にしながら、妥協せずにしっかり調べましょう。そして、高2の冬~遅くても高3の夏までに「ここに行きたい!」という志望校を見つけてください。
また、大学の情報を調べる際は、予備校を活用するのがおすすめです。
四谷学院では、進路指導や入試情報の提供なども行っています。個別説明会でも詳しく説明しているので、まずはお気軽にご参加ください。オンラインでも実施しています。
失敗しない予備校選びは相談会・説明会参加が重要!
志望校を決めるときは予備校のサポートを受けることが大切ですが、予備校ならどこでもよいわけではありません。予備校選びで失敗しないためにも、口コミやWebサイトの情報を見るだけでなく、相談会や説明会に参加してみましょう。
実際に予備校へ足を運べば、学習環境や指導方針、サポート体制を自分の目で確かめられます。複数の予備校を訪れて、それぞれの特徴を比較検討し、自分にぴったりの教室を見つけてみてください。







