【現代文】要約を制する者は読解を制す!要約力の重要性

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大学受験の現代文では、要約問題が出題されることがあります。多くの受験生にとって日本語は母国語なので、なんとなく要約してしまうということも珍しくありません。感覚で解いてしまうがゆえに、いつまでたっても要約問題の正しい解き方がわからない…という方も多いのではないでしょうか?

今回は現代文での「要約力の重要性」について解説していきます。

「要約」はよい勉強法?

生徒
生徒
先生、夏休みなんですけど、四谷学院の夏期特訓で「現代文」の講座を受けようか迷ってるんです。パンフレットの説明を見ると「要約」をやるみたいなんすけど、意味あるんですか?
先生
先生
限りなく意味しかないよ。
生徒
生徒
え?ホントですか? でも私の志望校では要約なんか出ないし、必要ない気がするんです。
先生
先生
一橋大学志望だよね? 大問三は200字要約だよ。
生徒
生徒
そうなんですか? でも東大に志望を変えるかもしれないですし!
先生
先生
東大の大問一の問四の120字記述って、ほぼ要約だよ…。
生徒
生徒
でも、私大も、慶應とか早稲田とかも受けますよ。
先生
先生
慶應の文学部とか法学部の小論文も、要約させるよ。あと早稲田の内容合致問題とか主旨合致問題、あれもほぼ要約だからね。
生徒
生徒
えー! 本当ですか。
なんで大学って、そんなに要約させたがるの??
先生
先生
それはね・・・
要約力がある人はすなわち、国語の読解力があるということになるからだ。
生徒
生徒
え?要約力が読解力?
先生
先生
たとえば、AIやロボットでは東大に合格できないけれど、その理由はそうした読解を苦手としているからだ。そもそも読解のメカニズム自体が非常に複雑であり、仕組みがよく分かっていない。ただ言えるのは、訓練を経た人間だけが、与えられた情報の意味を能動的に読み取り、別の言葉で端的にパラフレーズすることが可能になるということだ。
生徒
生徒
特訓現代文、申し込んできます!夏中かけて、要約の猛特訓をします!

まとめ

話題のChatGPTでも、共通テスト英語の得点率は7割程度とか。数年前にニュースになった「東ロボくん」は東大合格を目指す人工知能でしたが、まだ東大合格レベルには達していないようです。読解のメカニズムはいかに複雑なものかがよくわかります。

『要約力』を鍛えれば、この文章で一番伝えたい主張は何か?いちばん重要な内容は何なのか?ということをおのずと考えるようになるため、『理解力』にもつながってきます。
この力は、現代文以外の大学受験科目でも非常に重要で、例えば、英語の長文問題におけるキーワードがわかるようになれば読解のスピードが上がりますし、数学の文章題を見て重要ポイントがわかれば解法をよりスムーズに見つけ、答えを導けることができるようになったりします。国語や英語、数学といった主要科目だけでなく、ほとんどすべての入試科目で力を発揮できるでしょう。
そのため、受験生にとって最優先で身につけたい力の1つである「要約力」を鍛えるという勉強法は、非常に重要なので、ぜひ意識して取り組んでみてください。

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