女子大御三家とは？東京と関西にある大学群の特徴や偏差値を紹介

こんにちは！四谷学院の奥野です。
大学比較などで目にすることも多い「女子大御三家」に、どの大学が含まれるのかご存知でしょうか。

本記事では、東京と関西の女子大御三家について、各大学の特徴や偏差値をご紹介します。大学進学を検討中の方や、大学情報を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

女子大御三家とは、東京や関西を代表する3つの女子大学を指す大学群の名称です。
東京の女子大御三家、関西の女子大御三家には、それぞれ以下の大学が含まれています。

東京の女子大御三家

関西の女子大御三家

いずれの女子大学も長い歴史を持ち、高いブランド力と人気を有しているのが特徴です。

東京の女子大御三家は、共学の大学群である「成成明学（成蹊・成城・明治学院大学）」と同等の偏差値レベルで、いずれの大学も就職率が高いことが特徴です。

各大学の偏差値や特徴を見ていきましょう。

津田塾大学は、東京都小平市や渋谷区にキャンパスを置く私立女子大学です。
2学部6学科からなり、地域社会と国際社会の両方で活躍できるオールラウンドな女性の育成に力を注いでいます。

Benesse「マナビジョン」の2025年5月時点のデータによると、津田塾大学の偏差値は52～65、学部別の偏差値は以下のとおりです。

東京女子大学は、東京都杉並区にキャンパスを置くミッション系の私立女子大学です。

学部は現代教養学部のみですが、計6つの学科ではそれぞれ少人数形式の演習により、より深い教養を身につけられる学習環境となっています。

また、ほかの学科や専攻の分野についても学べる環境が整備されている点も魅力です。

Benesse「マナビジョン」の2025年5月時点のデータによると、東京女子大学の偏差値は51～65、学科別の偏差値は以下のとおりです。

日本女子大学は、東京都文京区や神奈川県川崎市にキャンパスを置く私立女子大学です。7学部を擁し、2027年4月には8学部目となる経済学部（仮称）の設置が予定されています。

創立者の成瀬仁蔵をはじめ、渋沢栄一や広岡浅子など、多くの著名人とのかかわりの深い大学で、1901年の創立以降、女子高等教育のモデルとして発展を遂げてきました。

Benesse「マナビジョン」の2025年5月時点のデータによると、日本女子大学の偏差値は50～67、学部別の偏差値は以下のとおりです。

関西の女子大御三家は、関西の大学群名称である「産近甲龍（京都産業・近畿・甲南・龍谷大学）」と偏差値が近い大学群です。3大学とも関西において名高いブランド力があり、実績も豊富です。

各大学の偏差値や特徴をご紹介します。

京都女子大学は、京都市東山区にキャンパスを置く私立女子大学です。

計7つある学部のうち、法学部は全国の女子大学の中でも京都女子大学にしか設置されていません。2020年には創立100年を迎えました。自分らしく活躍できる女性の育成に力を入れている点が特徴です。

Benesse「マナビジョン」の2025年5月時点のデータによると、京都女子大学の偏差値は51～67、学部別の偏差値は以下のとおりです。