関西学院大学は東京でいうとどんな大学?偏差値や大学の特徴を解説

大学受験情報
この記事は約6分で読めます。


こんにちは!四谷学院の奥野です。
「関関同立近」の一つで、関西では名門校として知られる関西学院大学ですが、「東京でいうとどのレベル?」と考える方も多いのではないでしょうか。

本記事では、関西学院大学のレベルが東京でいうとどの程度にあたるのか、偏差値を交えて解説します。

東京の大学と比較した際の関西学院大学のレベルを知りたい方や、関西学院大学の特徴を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

四谷学院について詳しくはこちら
無料個別相談会はこちら
無料資料請求はこちら

関西学院大学は東京でいうとどの大学?


関西学院大学とは、「関関同立近」と呼ばれる大学群のうちの一つで、関西圏では高レベルな大学として広く認知されています。

Benesse「マナビジョン」のデータによると、2025年5月時点の偏差値は54~73、学部別の偏差値は以下のとおりです。

学部偏差値
文学部61~70
神学部57~61
法学部63~69
総合政策学部58~69
経済学部61~70
商学部65~71
社会学部65~70
人間福祉学部59~68
教育学部57~67
国際学部68~73
生命環境学部54~62
理学部54~61
工学部54~62
建築学部57~61

参照元:関西学院大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2025年度入試・2024年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

関西学院大学と偏差値が近い東京の大学としては、以下が挙げられます。

大学名偏差値
青山学院大学57~72
学習院大学57~71
慶應義塾大学61~76
國學院大學48~70
駒澤大学47~66
上智大学59~73

参照元:マナビジョン|Benesseの大学・短期大学・専門学校の受験、進学情報

また、関西学院大学は、関東の「GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政大学)」と呼ばれる大学群とおおよそ同レベルです。

ただし、関西圏において関西学院大学は、企業や一般の方などから「GMARCH」よりも評価されやすい傾向にあります。

関連記事:
【2025年版】関関同立近とは?各大学の特徴や序列、偏差値などすごさを解説

関西学院大学の特徴


関西学院大学は、アメリカ人宣教師ウォルター・ラッセル・ランバスにより、1889年に創立されたミッション系大学です。

教育理念として「Mastery for Service(奉仕のための練達)」を掲げ、奉仕精神を重視した教育を実践しています。

ここからは、関西学院大学の代表的な4つの特徴を解説します。

  • 豊富な海外研修・留学プログラム
  • 日本で数少ない「神学部」の設置大学
  • 複数の学部で学べる「マルチプル・ディグリー制度」
  • 日本初のAI活用人材育成プログラムの履修が可能

豊富な海外研修・留学プログラム

関西学院大学は、54の国と地域、280を超える大学や国際機関と提携しています。特に国際学部では、海外研修や留学サポートが充実している点が魅力です。

海外留学は原則として国際学部生全員が対象で、短期(約1ヵ月)、中期(約4~6ヵ月)、長期(約6ヵ月~1年)のいずれかから選べます。

海外インターンシップや国際ボランティア、キャンパス内での国際交流など、さまざまなプログラムを通じて専門的な国際教育を学び、異文化理解を深められます。

日本で数少ない「神学部」の設置大学

関西学院大学は日本では数少ない「神学部」を設置する大学の一つであり、神学研究の第一線で活躍する教員陣から学問としての神学を学べます。

創立当初から開設されている神学部は複数回の改編を経て体制が見直され、現在は少人数制の授業が採用されている点が特徴です。

なお、神学部を設置している大学は、以下の6大学のみです。

  • 同志社大学
  • 上智大学
  • 関西学院大学
  • 西南学院大学
  • 東京基督教大学
  • 東京神学大学

参照元:神学部を設置する大学|学部検索結果

関連記事:
同志社大学の受験対策!難易度や偏差値、合格に向けての勉強法を解説
上智受験対策!上智受験の難易度や合格に向けての勉強法を解説
関西学院大学の受験対策!難易度や偏差値、合格に向けての勉強法を解説
西南学院大学の偏差値や難易度、入試科目別の受験対策とおすすめ勉強法を解説
ICU(国際基督教大学)の受験対策!難易度や偏差値、合格に向けての勉強法を解説

複数の学部で学べる「マルチプル・ディグリー制度」

「マルチプル・ディグリー制度」とは、複数分野を専攻することにより、最短4年で2つの学位を取得(2学部卒業)できるシステムのことです。

本制度で2学位の取得を目指す場合は、3年生のときにまずA学部(社会学・法学・経済学・商学・人間福祉学・国際学部)を早期卒業します。

そして4年生でB学部(神学・文学・社会学・法学・経済学・商学・国際学部)に編入学し、1年間でB学部の卒業を目指す流れです。

本制度は、日本で初めて関西学院大学により実施されました。現代社会に求められる多面的な能力を短期間で身につけることが可能とされています。

日本初のAI活用人材育成プログラムの履修が可能

日本初となる、AI人材の育成に特化した「AI活用人材育成プログラム」を受講できる点も関西学院大学の特徴です。

最先端AIで知られる「Watson」を擁する日本IBMとの共同による完全オリジナル授業や、体系的なプログラムを通じて、ビジネスの現場で求められる実践的なAI活用スキルを習得できます。

また、文系や理系を問わず、全学部生が履修できる点が魅力です。

関西学院大学を目指すなら四谷学院をご活用ください!

「GMARCH」と同等の学力が必要とされる関西学院大学を目指すなら、塾や予備校のサポートを活用して受験を有利に進めることをおすすめします。

四谷学院では、学力に応じた「科目別能力別授業」と、基礎から段階的に学力を伸ばす「55段階個別指導」のダブル教育を実施しています。

一般的な集団授業で思うように成績が上がらない、基礎から土台を固めて学力を伸ばしたい方に最適な教育システムのため、効率よく学力アップを目指せるでしょう。

まとめ

関西学院大学は、東京でいうと「GMARCH」に近いレベルで受験難易度は平均よりも難しいといえます。

学部・学科における授業や独自のプログラムでさまざまなことを学べる点が魅力の関西学院大学を目指すなら、四谷学院をぜひご検討ください。四谷学院独自のダブル教育システムで「理解力」と「解答力」を効率よく高め、志望学部の合格を勝ち取りましょう。

失敗しない予備校選びは相談会・説明会参加が重要!

予備校選びは志望校合格を左右するといっても過言ではありません。自分に合った予備校を見つけて学習の効果を得るには、入塾前に相談会や説明会に参加して、実際の環境をよく確かめることが大切です。

口コミやWebサイトの情報からは、自分に合いそうな予備校をいくつか絞り込むことはできても、「ここなら大丈夫!」と確信を持つことは難しいでしょう。

相談会や説明会でリアルな学習環境や指導方針、サポート体制を確認し、「ここで頑張りたい!」と思える予備校を見つけましょう。

複数の予備校を訪れて比較検討することで、より自分に合った予備校を見つけやすくなるため、予備校通いを検討している方は早めに相談会や説明会へ足を運ぶことをおすすめします。

大学受験予備校「説明会」の参加の仕方と確認ポイント

大学受験合格ブログ編集部A

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

シェアする

タイトルとURLをコピーしました