駒澤大学の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説

  公開日:2020/04/10
最終更新日:2020/05/18


※この記事は約15分で読めます。

関東の中堅大学の総称である「日東駒専」の一角を担う駒澤大学は、全国的な知名度や人気の高い大学。箱根駅伝の常連ということや、仏教学部という全国的にも珍しい学部があることでも有名です。そんな駒澤大学は知名度の高さ故に競争率が高く、どんな受験対策をすれば合格できるのか悩んでいる受験生も多いでしょう。

そこで本記事では、駒澤大学に設置されている学部・学科の特徴や難易度、入試概要をご紹介します。また、駒澤大学合格のための勉強ポイントについても解説します。駒澤大学を受験しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事に記載されている情報は2020年4月10日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

 

駒澤大学の学部・学科の特徴と難易度


130年以上の歴史を誇る駒澤大学は、「仏教」の教えと「禅」の精神を建学の理念として掲げている大学です。そもそも仏教の研究を目的として作られた背景を持ち、今なおその影響を色濃く残しています。

そんな駒澤大学は、今では全国的に有名な人気大学の1つです。グローバル教育にも力を入れており、9ヶ国15大学と国際交流協定を結んでいます。仏教を学びたい方はもちろん、留学をしたい方にもおすすめの大学だといえるでしょう。

 

駒澤大学の学部・学科

駒澤大学に設置されている学部・学科は、以下の7学部17学科。それぞれ設置されている学科と、どのような学部なのかを簡単にご説明します。

 

仏教学部

駒澤大学を代表する仏教学部には、以下の2つの学科が設置されています。

●禅学科
●仏教学科

実は仏教が日本に与えた影響は、信仰に止まらず思想や芸術にも派生しています。そんな仏教を学ぶことを通じて、様々な思想や芸術、文化への理解を深めることができる学部。1、2年生では学科区分がなく、3年生になってから学科が分けられるのが特徴です。

 

文学部

駒澤大学最大の生徒数を誇る文学部に設置されているのは、以下の6つの学科。

●国文学科
●英米分学科
●地理学科(地域文化研究専攻、地域環境研究専攻)
●歴史学科(日本史学専攻、外国史学専攻、考古学専攻)
●社会学科(社会学専攻、社会福祉学専攻)
●心理学科

学科が6つに分かれているだけでなく、さらに専攻も選べる文学部。その選択肢の多さは、より専門性の高い教育を行っていることを意味します。書物やデータ、地図や年表、室内の実験や野外の調査など、様々な素材を読み解くことで「人間」に対する理解を深められるのが魅力です。

 

経済学部

経済学部に設置されている学科は、以下の3つ。

●経済学科
●商学科
●現代応用経済学科

経済学部最大の特徴は、少人数制授業を導入している点。1年生は新入生セミナーで、2年生からはゼミで少人数ずつの指導をしてくれます。また、3学科それぞれにコースが用意されているので、興味のある分野を専門的に学ぶことが可能なのもポイントです。

 

法学部

法学部に設置されている学科は、以下の2つ。

●法律学科
●政治学科

グローバル化が進んでいるからこそ、世界共通のルールを知っておくために法知識は重要。そんな法知識を手に入れることができるのが、法学部です。法律学科には、大学に通う時間帯を選ぶことができるフレックス制度が導入されているのが特徴。

 

経営学部

経営学部に設置されている学科は、以下の2つ。

●経営学科
●市場戦略学科

社会に出てから役に立つ、知識・思考力・コミュニケーション能力の3つを身に付けることができる学部です。ゼミではグループディスカッションやフィールドワークが多く行われており、ビジネス社会で活躍できる力を養うことができます。

 

医療健康科学部

医療健康科学部に設置されているのは、以下の1つの学科のみ。

●診療放射線技術学科

駒澤大学で唯一の理系学部。全国的にも珍しい学部で、診療放射線技師になるための教育が受けられます。基本的に3年生までに国家試験のための授業は終了し、4年生は卒業研究と国家試験対策に集中できるのが魅力。

 

グローバル・メディア・スタディーズ学部部

グローバル・メディア・スタディーズ学部に設置されている学科は、以下の1つ。

●グローバル・メディア学科

グローバルな舞台で活躍できる人材を育てるために、実践的な英語のコミュニケーション能力やITリテラシーを学ぶことができる学部。国際化が進んでいる今の時代にぴったりの学部だといえるでしょう。

 

駒澤大学入試の難易度

結論から述べると、駒澤大学の難易度は全体的に見ると中堅レベル。しかしMARCHレベルの偏差値の学部もあるので、学部によって大きな差があると認識しておくと良いでしょう(50~57程度)。

また、文科省が東京23区の大学に課した定員制限により、以前よりも難易度が高くなっていることにも注意しましょう。

 

駒澤大学の入試の概要

受験生にとって忘れてはいけないのが、入試概要。ここでは、駒澤大学の受験方式や合格最低点などをご紹介します。

 

駒澤大学の受験方式

駒澤大学には様々な受験方式がありますが、一般的に用いられるのは以下の3つ。それぞれの概要は以下の通りです。
※大学入学共通テストについては、不確定な部分も多いため、この記事では記載していません。

●全学部統一日程入試
その名の通り、全ての学部で共通したテストを実施する方式。どの学部・学科でも最大3学科併願可能で、1度の受験で済ませられるのが最大のメリットです。全国12会場で実施するので、地方在住の方でも受験しやすいのもポイント。

●一般入試T方式
同一配点型入試とも呼ばれているT方式は、3科目100点ずつの300点満点で合否を判定する方式。駒澤大学の入試方式の中で最も受験者数が多く、日程が異なれば、全学部統一日程入試、T方式、S方式内で併願が可能です。

●一般入試S方式
S方式は、各学科が指定する特定科目の配点が2倍に換算される方式。400点満点で合否が判定され、得意科目と特定科目が一致するとかなり有利になります。日程が異なれば、全学部統一日程入試、T方式、S方式内で併願が可能です。

また、受験方式によって受験科目も異なります。以下でチェックしておきましょう。

<全学部統一日程入試>

教科 科目 配点 試験時間
国語 「国語総合」(※漢文を除く) 100点 60分
地理歴史 「世界史B」「日本史B」「地理B」 100点 60分(いずれか1科目選択)
公民 「政治・経済」
数学 「数学I・数学II・数学A・数学B(数列・ベクトル)」
外国語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 100点 60分

<一般入試T方式>
T方式の受験科目は学部によって異なります。仏教学部・文学部・経済学部・法学部・経営学部は以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
国語 「国語総合」(※漢文を除く) 100点 60分
地理歴史 「世界史B」「日本史B」「地理B」 100点 60分(いずれか1科目選択)
公民 「政治・経済」
数学 「数学I・数学II・数学A・数学B(数列・ベクトル)」
外国語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 100点 60分

医療健康科学部は、以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
数学 「数学I(数と式、図形と計量、二次関数)・数学II・数学A・数学B(数列・ベクトル)」 100点 60分
理科 「物理基礎・物理(様々な運動、波、電気と磁気)」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物(生命現象と物質〈細胞と分子、代謝〉、生殖と発生、生物の環境応答、生物の進化と系統)」 100点 60分(いずれか1科目選択)
外国語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 100点 60分

グローバル・メディア・スタディーズ学部は以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
英語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 100点 60分
国語 「国語総合」(※古文、漢文を除く) 100点

 

60分(いずれか1科目選択)
地理歴史 「世界史B」「地理B」
情報 「情報の科学」

<一般入試S方式>
S方式も、学部・学科によって受験科目が異なります。仏教学部・経営学部(市場戦略学科)の場合は、以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
国語 「国語総合」(※漢文を除く) 100点 60分
地理歴史 「世界史B」「日本史B」「地理B」 200点 60分(いずれか1科目選択)
公民 「政治・経済」
数学 「数学I・数学II・数学A・数学B(数列・ベクトル)」
外国語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 100点 60分

文学部国文学科の場合は、以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
国語 「国語総合」(※漢文を除く) 200点 60分
地理歴史 「世界史B」「日本史B」「地理B」 100点 60分(いずれか1科目選択)
公民 「政治・経済」
数学 「数学I・数学II・数学A・数学B(数列・ベクトル)」
外国語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 100点 60分

文学部英文学科の場合は、以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
国語 「国語総合」(※漢文を除く) 100点 60分
地理歴史 「世界史B」「日本史B」「地理B」 100点 60分(いずれか1科目選択)
公民 「政治・経済」
数学 「数学I・数学II・数学A・数学B(数列・ベクトル)」
外国語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 200点 60分

文学部歴史学科の場合は、以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
国語 「国語総合」(※漢文を除く) 100点 60分
地理歴史 「世界史B」「日本史B」 200点 60分(いずれか1科目選択)
外国語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 100点 60分

医療健康科学部は、以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
数学 「数学I(数と式、図形と計量、二次関数)・数学II・数学A・数学B(数列・ベクトル)」 高得点科目を200点

他を100点とする

60分
理科 「物理基礎・物理(様々な運動、波、電気と磁気)」「化学基礎・化学」 60分(いずれか1科目選択)
外国語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 100点 60分

グローバル・メディア・スタディーズ学部は以下の通り。

教科 科目 配点 試験時間
英語 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・英語表現I」 200点 60分
国語 「国語総合」(※古文、漢文を除く) 100点

 

60分(いずれか1科目選択)
地理歴史 「世界史B」「地理B」
情報 「情報の科学」

 

英語外部試験利用制度

駒澤大学では、全学部統一日程方式において、特定の英語外部試験の基準スコアを満たしていれば「外国語」の科目が免除される受験制度が導入されています。ただし、外部試験のスコアがいくら高くても一律75点と換算されるので要注意。受験してこの点数以上獲得できた場合は点数の高いほうが採用されます。

代表的なのは英検2級やTOEIC500点以上ですが、他の試験でも制度を利用できます。制度が利用できる英語外部試験の一覧や基準スコアは、HPでチェックしておきましょう。

 

駒澤大学の合格最低点と倍率

それでは、駒澤大学に合格するためには何点獲得すれば良いでしょうか?ここでは、2019年度の全学部統一日程入試の合格最低点と倍率をご紹介します。

学部・学科(専攻) 合格最低点・偏差値 倍率
仏教学部 214 4.6
文学部 国文学科 248 9.5
英米文学科 245 7.7
地理学科 地域文化研究専攻 241 5.8
地域環境研究専攻 237 5.0
歴史学科 日本史学専攻 246 7.6
外国史学専攻 252 6.9
考古学専攻 249 10.4
社会学科 社会学専攻 250 9.5
社会福祉学専攻 228 3.8
心理学科 249 12.5
経済学部 経済学科 177.0(偏差値) 8.6
商学科 174.6(偏差値) 7.1
現代応用経済学科 175.4(偏差値) 8.2
法学部 法律学科フレックスA 175.1(偏差値) 7.5
法律学科フレックスB 161.1(偏差値) 2.7
政治学科 175.1(偏差値) 7.6
経営学部 経営学科 248 10.2
市場戦略学科 242 9.8
グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科 247 8.0

出典:https://www.komazawa-u.ac.jp/exam/data/

 

駒澤大学に合格するための勉強方法


ここまで駒澤大学の受験概要などをご紹介してきましたが、実際にどんな勉強方法で合格できるのか知りたい方は多いでしょう。そこでここでは、合格に必要な勉強ポイントや受験期の過ごし方、四谷学院の強みなどをご紹介します。

 

駒澤大学に入るには、何をすればいい?

駒澤大学の難易度は、それほど高いわけではありません。しかし偏差値が57を超える難易度の高い学部もあります。基礎演習や問題集だけでなく、過去問演習を取り入れて知識を応用できるようにしておきましょう。

また、S方式のように自分の得意科目を使って有利に受験を進められるのは、駒澤大学ならでは。まずは自分が最も有利に戦える受験方式を探してみましょう。

 

受験期の過ごし方

高校3年生の1年間の過ごし方によって、合否の確率は大きく異なります。目の前にあるものだけをこなすのではなく、最終目標を明確に掲げてスケジュール管理を徹底しましょう。効率的に学習するためには、以下を参考にしてみてください。

●春(4〜6月):基礎学習を徹底して行う時期。特に英語の単語や熟語、国語の文法などはここでしっかり学習しておきましょう。
●夏(7〜9月):特に夏休みは、苦手分野をなくす期間。勉強にしっかりと向き合って取り組むことが大切です。
●秋(10〜12月):知識を応用できるように練習する期間。入試レベルの問題集を繰り返し解き、英語の長文読解を、時間を計って読む練習をしましょう。
●冬(1月〜):過去問演習を中心に行い、受験に備えましょう。頻出問題などの傾向を知ることで、試験本番も緊張せずに解くことができます。

 

勉強ポイント

駒澤大学の各科目ごとの勉強ポイントは、以下の通りです。

●英語:文構造を把握しておくのがポイント。試験時間に対しての問題量が多いので、解答スピードが重要です。過去問を繰り返し解くことで、時間配分の練習をしておきましょう。

●国語:現代文では社会情勢などを反映した評論文が出題されることが多いです。空欄補充や内容把握の問題が出題されるので、文章を正確に読み取る練習をしておきま
しょう。

●数学:記述式の試験があるので、証明などを論理的に展開する訓練をしておきましょう。基本的には平易な問題が多いので、問題集と過去問でカバー可能です。

●地理歴史:基本的な語句を問われることが多いので、用語集や資料集で周辺知識や背景までカバーしておきましょう。

●理科:基本的に標準〜易しいレベルの問題がほとんど。用語や基礎知識を問われるので、丁寧に教科書を読み込みましょう。

 

四谷学院のカリキュラムのご案内

四谷学院のカリキュラムは、独自の「ダブル学習システム」が特徴的です。ここでは効率の良い学習を実現する「ダブル学習システム」を構築する、以下の2つを詳しくご説明します。

 

科目別能力別授業

四谷学院の科目別能力別授業は、一般的な予備校の集団授業とは異なり、科目と能力の2つでクラス分けを行っているのが特徴です。

全科目の総合点でクラス分けを行うと、得意科目では実力をもてあまし、苦手科目では授業についていけない、といった事態に陥りがちですが、科目別能力別授業であればそんなことは起こりません。

自分の学習レベルに合った授業を受けることで、より早く深い理解が可能になりますし、各科目における自分の学習レベルを正確に把握することができます。

 

55段階個別指導

実は、科目別能力別授業だけを受けても、知識の定着の観点から見ると不十分です。授業を受けただけだと「理解したつもり」になっていることが多く、実際に知識を活用しようとしても、上手くいかないケースがほとんどです。

知識の定着に必要なのは、知識のアウトプットの訓練です。四谷学院の55段階個別指導は、生徒の理解度に合わせた演習問題を行うことで知識の定着を図るシステム。マンツーマンで「理解」「実践」を知識が定着するまで行うことで、受験に必要な「実践力」を身に付けられます。

 

基本的な問題をミスなく解くのが駒澤大学合格のポイント

【駒澤大学の入試概要】
● 一般的に利用される入試方式は4種類
● 難易度は平易〜標準レベルで、基礎知識や語句を問われる問題が多い
● マーク式だけでなく記述式の問題もあるので、過去問で慣れておくのがおすすめ

【駒澤大学の入試データまとめ】
● 合格最低得点率は70%程度と高め
● 倍率は2〜12倍と学部・学科によって大きな偏りがある

【勉強方法まとめ】
● 教科書と資料集を丁寧に読み込み、問題集や過去問でしっかり演習をしておくと良い
● 過去問を繰り返し解き、時間配分の練習をしておくのがおすすめ

全国的にも珍しい仏教学部を有している駒澤大学は、全国的に知名度の高い大学です。近年はグローバル化にも対応しており、社会に出てからも活躍できる人材を育てる教育が受けられると人気を博しています。

そんな駒澤大学に合格したい方は、四谷学院の「科目別能力別集団授業」と「55段階個別指導」を組み合わせたダブル教育システムを利用するのがおすすめです。自分の学習レベルに合った指導が受けられるので、効率的な教育効果を実感できます。ぜひ、四谷学院への入学をご検討ください。

※本記事でご紹介した情報は2020年4月10日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。


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