【2023年最新】MARCH理工系の数学対策 | 大学入試数学

最終更新日:2023/10/27

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院の数学担当、鈴木です。
今日は、MARCH理工系の数学について解説していきます。

一口にMARCHといっても出題のしかたや難易度に差があり、また同じ大学でも学部や入試日程による違いもあります。
2023年度入試がどうであったか、主要なものについて、ここではみていきましょう。

★MARCHの対策シリーズ★
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▶MARCHの「理工系 数学」対策 →この記事です

明治大学

明治大学理工学部の学部別入試(2/7実施)は大問3題で、第1問がマーク型、第2問と第3問が空欄に適切な数式を入れる形式です。
第1問は別テーマの4つのブロックに分かれていますが(微分法・高次方程式・確率・ベクトル)、難易度としては教科書の章末問題ぐらいまでしっかり解ければ対応できるでしょう。
第2問・第3問は数Ⅲが主題の標準的な問題で、しっかりとした計算力を養成しておくことが重要です。

青山学院大学

青山学院大学理工学部A方式(2/10実施)は大問5題が出題され、うち2問がマーク型、3問が記述型です。
いずれも入試問題として標準的で、他大学を志望する人でも解いておくとよい演習になるでしょう。
大問5は定積分と数列の漸化式からある数列の極限を求めさせる、上位大学でよく見られる出題です。

立教大学

立教大学理学部試験(2/6実施)は、数学科は大問4題、他学科は大問3題です。大問1が数値のみ解答する形式の基本的な出題、大問2・大問3および数学科用の大問4は標準的な記述型です(一部答えのみを書かせる設問あり)。
全体的に取り組みやすく、標準的な問題を正確に解く力をしっかり身につけていけば合格点に到達できるでしょう。

中央大学

中央大学理工学部の学部別選抜試験(2/15実施)は大問4題が出題され、うち2問が選択型、残り2問が記述型です。
配点比は選択40:記述60ですので、記述対策もしっかりおこなっておく必要があります。
例年難易度は標準的ですが、今年度は第2問が関数と空間図形を複合的に組み合わせたハードな出題です。第3問は数Ⅲの微積分をあつかった標準的な良問で、積分法の学習が終わっている人はぜひ取り組んでおきましょう。

法政大学

法政大学理工・情報科学部のAⅠ方式(2/11)は大問5問の出題で、いずれもマークシートで解答する問題です。
共通テストのように数字を入れる問題と選択肢から解答を選ぶ問題が混ざって出題されるので、本番でとまどわないよう過去問で慣れておく必要があります。
出題内容は入試に典型的なものが多いですが、今年の第3問はガウス記号と指数対数を組み合わせた出題でやや目新しく感じられたかもしれません。

MARCH(マーチ)理工系の数学対策~まとめ~

今回は、MARCH理工系の数学対策についてみていきました。
難関私立大学に合格するために、傾向と対策を把握したうえで効率的に学習を進めていきましょう。

四谷学院ではプロの講師が各大学の特徴と傾向を解説し、合格に向けた道筋を示してくれます。各大学の特徴をおさえて、得点力を磨いていきましょう。

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