【大学受験】志望校が決まらない!大学・学部・学科はいつまでに決める?〈四谷くん奮闘記①〉
最終更新日:2022/08/27
四谷くん奮闘記シリーズ
その1 ⇒ 今ご覧の記事です
その2 ⇒ 志望校は何を基準にどう決める?(前編)
その3 ⇒ 志望校は何を基準にどう決める?(後編)
その4 ⇒ 受験勉強の効率が上がる計画の立て方は?
その5 ⇒ 合格者が受験勉強を計画通りに進められた理由は?
その6 ⇒ やる気が出ない受験生がやる気モードになったスイッチは?
その7 ⇒ 受験生のモチベ管理は48時間とアンダーマイニング効果!
続く・・・
目次
志望校や学部学科は後から変えてもいい

周りは「医学部を目指すんだ!」とか「早稲田に行くぞ!」なんて張り切っているのに、なんだか僕だけ取り残されてしまった感じがします…
やっぱり早く決めないとダメですか?
でも、高校生のうちから「将来は絶対この仕事をするんだ!」と決まっていて、その通りにずっと進んでいく人はそう多くないからね。


まだ少し遠い未来のことだからこそ、真剣に考えれば考えるほど、「本当にこれで良いのかな?」や「あれも面白そうかも!」という疑問や発見が生まれやすいんだ。
就職してからだって「50歳を超えてから仕事をやめて、医学部受験に挑戦して合格」した方もいる。やってみないとわからないことはたくさんあるから、「今から完璧な人生設計をするぞ!」と思い込む必要はないよ。

志望校を決めておくメリットは多い

たとえば、四谷くんは体育の時間にこう言われたらどっちの方が嫌だろう。また、どちらの方が結果的に長い距離を走れるかな?

今から30分、先生が『止め』と言うまで校庭をひたすら周回!
自分で納得のいかない走りだと思ったらもう1周!
B.
今から30分で校庭を10周!時間内に間に合わなければもう1周!


Bは、1周あたり3分くらいのペースで走れば良いんですよね。終盤の方が体力も無くなっているだろうから…スタートはもう少し早いペースでいった方が良いかな。目標に届かなければもう1周っていうのも、『そうならないように頑張ろう!』と気合いが入るかも。

目標が決まっている場合
どうすれば目標に到達できるかのイメージが湧いて頑張りやすい。
さらに、“スタート地点”として、現時点での学力を模試等でしっかり把握しておくと、合格までへの道のりがより鮮明になる!
目標が決まっていない場合
力を出し尽くした後は妥協してしまいやすく、納得がいかない結果かどうかの判断が難しくなるため、大学進学後に後悔することもある。
受験に取り組むモチベーションを高めよう
あらかじめ自分の中で「何としてもこの大学に行きたい!」や「このレベルより上の大学に絶対行くんだ!」と決意を固めておこう!
だから学校の先生たちも、まだ先のことなのに『早く決めなさい!』って言ってくるんだ。



②~何を基準にどう決める?(前編)へ続く~
本日の四字熟語
前程万里 ぜんていばんり
これから先の道のりが非常に長いこと。また、その先には大きな可能性が広がっており、明るい未来が待っていること。
あなたはこれから何者にでもなれる可能性を秘めています。
今のあなたの目標に向けて、または目標が決まった時に、走り出せるよう自己研鑽を重ねましょう!

大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
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