【大学受験】志望校が決まらない!何を基準にどう決める?(前編) <四谷くん奮闘記②>
最終更新日:2022/08/27
四谷くん奮闘記シリーズ
その1 ⇒ 志望校の大学・学部・学科はいつまでに決める?
その2 ⇒ 今ご覧の記事です
その3 ⇒ 志望校は何を基準にどう決める?(後編)
その4 ⇒ 受験勉強の効率が上がる計画の立て方は?
その5 ⇒ 合格者が受験勉強を計画通りに進められた理由は?
その6 ⇒ やる気が出ない受験生がやる気モードになったスイッチは?
その7 ⇒ 受験生のモチベ管理は48時間とアンダーマイニング効果!
続く・・・
目次
志望校が決まっていないのは‟悪いこと”ではない


志望校を決めるときの基準とは?

もし「これを基準に志望校を考えよう!」というわかりやすいものがあれば教えて欲しいです。

やりたい仕事に繋がっているか


たとえば「教師になりたいから教育学部」という話があったけど、実際は教育学部以外にも、国語なら文学部、数学なら工学部や理学部でも中高の教員免許を取得できるんだ。


じゃあどの学部を選んでも、『教師になりたい!』と思ったら切り替えられるんですね。

ただし!教育学部では大学卒業に必要な単位数としてカウントされる授業もあるけれど、他の学部では「卒業単位に含まれない」ことが多いから気をつけよう!
教育以外の分野も専門的に学べる反面、どうしても学習量の負担は増えるから、それは覚悟しておく必要があるね。

選択肢が広がっているか


『文学部に通ってるけど、やっぱり商学部にしておけば良かった~』ってなるとすごい後悔しそう…
たとえば‟旧帝大”※の1つである北海道大学。ここでは「総合入試 文系/理系」という入試があるよ。
この「総合入試 文系/理系」では、入学後に全員が「総合教育部」に所属して、1年間教養科目や基礎科目をしっかり学べる。
大学で高度な教育を受けて知識や関心を高めた上で、2年次にそれぞれの学部へ進学していくんだ。


でも北大かぁ… 学力的にも地理的にもなかなか遠いですね。
その他にも、商学部で「モノの流通」について学んだり、心理学部で「人の‟こころ”」のメカニズムを理解したり、仕事をする上で広く役に立ちそうな分野を学習しておくのも1つの手だね。
せっかく大学に合格したのに、進学先を後悔することになるともったいないから、各学部についても調べてみると良いよ。
これは、また別の機会にお話ししようか。


③~何を基準にどう決める?(後編)へ続く~
本日の四字熟語
虎視眈々 こしたんたん
じっくりと機会をうかがうこと。虎が獲物をねらってじっと観察している様から。
成功する人ほど、勝負する機会を選びます。まだどこへ向けて走り出せば良いのかがわからない人は、時機が来るまで、自分の牙(実力)を磨いておきましょう。
四谷学院のダブル教育では、まずはどの大学にも必要な‟基礎力”を身につけることから始めます。
その‟基礎力”という武器が、あなたを志望校合格に導いてくれますよ!

大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
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