筑波大学の受験対策!難易度や偏差値、合格に向けての勉強法を解説
最終更新日:2023/06/16
こんにちは!四谷学院の奥野です。
国立大学のなかでも、知名度の高い名門・筑波大学。特に理系の研究が盛んに行われているため、理系学部を志望している受験生に人気の大学です。
そこでこの記事では、筑波大学入試で問われる能力や難易度、偏差値、入試概要をはじめ、合格するための勉強法をご紹介します。筑波大学の受験を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
※本記事に記載されている情報は2023年3月8日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
目次
筑波大学で問われる能力と難易度
まずは、筑波大学が求める人材像や入試の難易度をご紹介します。
筑波大学はどんな人材(学生)を求めているのか?
筑波大学は「開かれた大学、学際融合・国際化への挑戦」を建学の理念として掲げており、国際性豊かで、多様性と柔軟性のある教育をすることを重視している大学です。そんな理念に基づいて、定められている入学者受入れ方針(アドミッション・ポリシー)は、以下の通りです。
筑波大学は、自立して世界的に活躍できる人材を育成するため、本学の教育を受けるのに必要な基礎学力を有し、探究心旺盛で積極性・主体性に富む人材を受け入れます。
引用元:筑波大学 入学者受入れ方針(アドミッションポリシー)
つまり、学力を有しているのはもちろんですが、学問に対して積極的に取り組める人材を求めている、ということです。
なお、上記の入学者受入れ方針は筑波大学全体のものです。上記を前提に、学群ごとに異なる入学者受入れ方針が定められているので、詳しく知りたい方はホームページをチェックしてください。
筑波大学の難易度や偏差値は?
Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」のデータでは、筑波大学の入試の偏差値は59~71、共通テスト得点率は67~85%となっています。以下は、学部別の偏差値データです。
学部 | 偏差値 |
人文・文化学群 | 64~68 |
社会・国際学群 | 67~68 |
人間学群 | 66~71 |
情報学群 | 63~64 |
理工学群 | 63~65 |
医学群 | 医学類(70) 看護学類(59) 医療科学類(60) |
体育専門学群 | 63 |
生命環境学群 | 62~65 |
芸術専門学群 | 59~63 |
総合選抜文系 | 66 |
総合選抜理系Ⅰ | 63 |
総合選抜理系Ⅱ | 63 |
総合選抜理系Ⅲ | 62 |
筑波大学の入試概要
上述した通り、筑波大学は学群・学類によって偏差値が大きく異なります。そこで、自分が目指している学群・学類はどの程度の点数をとれば合格できるのかを把握しておくことが、とても重要です。
ここでは、受験資格や試験科目、合格要件など、筑波大学の入試に関するデータを中心にご紹介します。
受験資格について
筑波大学の定めている受験資格は、以下の通りです。なお、3つ目の「6つの要件」については入学者選抜要項に詳しく記載されているので、自分が当てはまるかどうか確認してみてください。
1.高等学校又は中等教育学校を卒業した者、および入学年の3月卒業見込みの者。
2.通常の課程による12年の学校教育を修了した者、および入学年の3月までに修了見込みの者。
3.学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、本学が設定した6つの要件のいずれかに該当する者、および入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの者。
引用元:筑波大学 入学者選抜要項
試験科目や合格要件
筑波大学の学群・学類ごとの試験科目や配点は、以下の通りです。ここでは、2023年度の個別学力検査前期日程における試験科目などについて解説します。
総合選抜
令和3年度入試から導入された入試方式です。総合選抜・総合学域群に入学した学生は、1年次の終わりに本人の志望と成績などによって2年次以降の学類・専門学群が決まります。
総合選抜は、文系・理系Ⅰ・理系Ⅱ・理系Ⅲに分かれています。各区分の二次試験における試験科目は以下の通りです。
<文系>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語 | 現代文B、古典B | 500 |
地歴、公民、数学
(1教科選択) *事前選択 |
世界史B、日本史B、地理Bから1つ選択 | 500 |
倫理 | ||
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B | ||
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
500 |
<理系Ⅰ>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 物理基礎・物理は必須、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
500 |
<理系Ⅱ>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
500 |
<理系Ⅲ>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 600 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 | 400 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
500 |
人文・文化学群
人文・文化学群のうち、日本語・日本文化学類は前期・後期日程での募集はありません。日本語・日本文化学類を希望する場合は、総合選抜を受験する必要があります。
<人間学類(前期)><比較文化学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語 | 現代文B、古典B | 600
*比較文化学類は400点 |
地歴、公民
(1教科選択) |
世界史B、日本史B、地理Bから1つ選択 | 600
*比較文化学類は400点 |
倫理 | ||
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
600
*比較文化学類は400点 |
社会・国際学群
社会・国際学群は、学類によって試験科目が異なります。以下で、それぞれ確認しておきましょう。
<社会学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語、地歴、数学
(事前に1教科選択) |
現代文B・古典B | 400 |
世界史B、日本史B、地理Bから1つ選択 | ||
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B | ||
外国語 | 英語 | 400 |
<国際総合学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
地歴、数学
(事前に1教科選択) |
世界史B、日本史B、地理Bから1つ選択 | 400 |
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学Bから1つ選択 | ||
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
400 |
人間学群(前期)
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語、地歴、公民、数学、理科
(事前に1教科選択) |
現代文B、古典B | 250 |
世界史B、日本史B、地理B から1つ選択 | ||
倫理 | ||
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
*障害科学類は、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B、 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学Bから1つ選択 |
||
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | ||
外国語 | 英語(教育学類のみ、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択)
|
250 |
生命環境学群
生命環境学群でも、学類によって試験科目が少し異なります。以下を確認しておきましょう。
<生物学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 300 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 | 300 |
外国語 | 英語 | 300 |
<生物学類(後期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 300 |
理科、地歴 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学、地理Bから2つ選択 | 1科目150
計300 |
外国語 | 英語 | 300 |
<地球学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 400 |
理科、地歴 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学、地理Bから2つ選択 | 1科目200
計400 |
外国語 | 英語 | 300 |
理工学群
理工学群では、学類によって試験科目にいくつかのパターンがあります。以下を確認しておきましょう。
<数学類、物理学類、工学システム学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 物理基礎・物理は必須、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
500 |
<化学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 化学基礎・化学は必須、物理基礎・物理、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
500 |
<応用理工学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 物理基礎・物理は必須、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語から1つ選択
*事前選択 |
500 |
<社会工学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語から1つ選択
*事前選択 |
500 |
情報学群
情報学群も、学類によって試験科目が異なります。以下を確認しておきましょう。なお、知識情報・図書館学類は前期日程が実施されず、後期日程のみとなっています。
<情報科学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 700 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択
*事前選択 |
400 |
<情報メディア創成学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 400 |
外国語 | 、中国語から1つ選択
*事前選択 |
400 |
医学群
医学群では、いずれの学類でも個別面接が行われます。以下を確認しておきましょう。
<医学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 300 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ選択 | 300 |
外国語 | 英語 | 300 |
その他 | 適性試験(1)
筆記試験により、適応力や学習意欲、人間性などを評価する。 適性試験(2) 個別面接により、医学を志向する動機、修学の継続力、適性、感性、社会的適応力など総合的な人間性について評価する。 |
適性試験(1):300
適性試験(2):200 |
<看護学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語、理科から1教科選択
*事前選択 |
現代文B | 200 |
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1つ選択 | ||
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語から1つ選択
*事前選択 |
300 |
その他 | 個別面接(看護学を志向する動機、適性、感性、社会的適応力等について総合的に判断する。) | 300 |
<医療科学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 200 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ選択 | 200 |
外国語 | 英語 | 200 |
その他 | 個別面接(医療を志向する動機、適性、感性、社会的適応力などについて総合的に判断する。) | 200 |
体育専門学群
教科など | 出題範囲 | 配点 |
実技
*事前選択 |
実技①:18種目から1つ選択。当該種目に関する基礎および応用技能について評価
実技②:18種目から1つ選択。おもに入学後の実技履修上の観点から、基礎技能を中心に評価する。 |
実技①:400
実技②:200 |
保健体育理論に関する論述試験 | に関する基礎的学力および文章表現能力をみる。 | 100 |
芸術専門学群
教科など | 出題範囲 | 配点 |
実技
*事前選択 |
次の科目の中から、午前1科目、午後1科目を選択する。
午前:論述、鉛筆デッサン 午後:論述(鑑賞またはデザイン構想)、デッサン(木炭または鉛筆)、平面構成、立体造形(手を含むモチーフの造形)、書 |
700 |
出願者数や倍率は?
筑波大学の出願者数や(志願)倍率は、以下の通りです(2022年度の個別学力検査の前期日程におけるデータ)。
学群 | 学類 | 出願者数 | 倍率 |
総合選抜 | 文系 | 424 | 3.3 |
理系Ⅰ | 440 | 2.9 | |
理系Ⅱ | 129 | 3.1 | |
理系Ⅲ | 283 | 3.1 | |
人文・文化学群 | 人文学類 | 153 | 3.4 |
比較文化学類 | 105 | 3.0 | |
日本語・日本文化学類 | – | – | |
社会・国際学群 | 社会学類 | 193 | 4.8 |
国際総合学類 | 140 | 3.9 | |
人間学群 | 教育学類 | 66 | 3.0 |
心理学類 | 122 | 4.7 | |
障害科学類 | 81 | 4.8 | |
生命環境学群 | 生物学類 | 47 | 2.8 |
生物資源学類 | 101 | 1.9 | |
地球学類 | 54 | 2.6 | |
理工学群 | 数学類 | 35 | 1.6 |
物理学類 | 82 | 4.1 | |
化学類 | 42 | 3.0 | |
応用理工学類 | 133 | 2.7 | |
工学システム学類 | 170 | 3.1 | |
社会工学類 | 238 | 4.0 | |
情報学群 | 情報科学類 | 126 | 2.9 |
情報メディア創成学類 | 71 | 3.4 | |
知識情報・図書館学類 | – | – | |
医学群 | 133 | 3.0 | |
医学類地域枠(全国) | 6 | 2.0 | |
医学類地域枠(茨城) | 30 | 2.0 | |
看護学類 | 91 | 2.3 | |
医療科学類 | 36 | 2.4 | |
体育専門学群 | − | 472 | 3.4 |
芸術専門学群 | − | 138 | 2.8 |
筑波大学に合格するための勉強方法
筑波大学を志望している受験生にとって、最も気になるのは「どんな勉強をすれば合格できるか」ということでしょう。そこでここでは、筑波大学に効率良く合格するための方法やポイントをご説明します。
筑波大学に入るには、何をすればいい?
学群によっては旧帝大と同レベルの難易度を誇るだけあって、筑波大学の入試はとてもレベルが高いです。「簡潔に説明しなさい」という問題や自由英作文など、どの科目においても文章力が必要になるので、知識の応用・活用力を身に付けておくべきです。
また、自分の志望する学群・学類で重視される科目は、特に重点的に対策する必要があります。苦手な科目がある場合は、早い段階から対策をするようにしましょう。
受験期の過ごし方
受験前の1年間の過ごし方によって、筑波大学合格の可能性は大きく変わります。入試当日までに実力が身に付くよう、短期的なものとは別に長期的なスケジュールを立てておくと良いでしょう。
以下を参考にして、季節ごとにやるべきことを考えてみてください。
● 春(4〜6月):春は基礎を徹底する期間。基礎を疎かにすると応用ができないので、焦らずしっかりと基礎を学習しましょう。
● 夏(7〜9月):夏休みは、集中して学習に取り組める期間。秋以降に苦手分野を残さないように、春の学習で出てきた苦手分野や疑問点をここで解決しておきましょう。
● 秋(10〜12月):大学入試共通テスト対策を行いましょう。できるだけミスなく解ききる訓練をしておくことが重要です。
● 冬(1月〜):個別試験対策に集中する期間。過去問や難易度が高い問題演習を行い、筑波大学の出題傾向に慣れておきます。時間配分の練習にもなります。
勉強ポイント
各科目の勉強ポイントは、以下の通りです。
● 英語:長文問題が2題、英作文が1題の計3題。3題目の英作文も長文との融合なので、長文読解の練習を多くしておきましょう。自由英作文は、予備校や学校の先生に何度も添削してもらうのがおすすめです。
● 国語:記述問題が多い傾向にあるため、先生にチェックしてもらうなどして記述力を身に付けましょう。特に「簡潔に」説明する必要があるので、語彙力なども身に付けておくとベターです。また、古文では和歌が、漢文では白文が出題される傾向にあります。
● 数学:文系数学は難易度がそれほど高くないので、共通テスト対策を行っていればカバー可能。理系数学は、計算量の多い問題や証明問題が毎年出題されています。数Ⅲの範囲が多く出題されるので、ポイントを絞って学習しても良いでしょう。
● 社会:日本史、世界史、地理のどの科目においても論述問題があります。世界史は中世以降、地理は地形図が頻出問題ですが、日本史は出題範囲が幅広いので、全体的な学習が必要です。
● 理科:物理・化学・生物・地学ともに、標準的な理解を問う出題が中心です。どれも論述や記述、計算問題が出題されるので、知識の応用が求められます。差がつきやすいのは論述問題なので、過去問などで慣れておきましょう。
予備校で勉強する場合
ただ予備校に通って授業を聞いているだけでは、実践力が身に付かないケースが多々あります。特に、集団授業の場合は要注意。「理解したつもり」になっているだけの可能性があります。
筑波大学に合格するためには、自分に何が足りないのかを見極め、予備校の授業とは別に知識の定着と実践力を養っていく必要があります。
予備校の注意点・落とし穴については以下の記事もぜひご覧ください。
四谷学院のカリキュラムのご案内
四谷学院の「ダブル教育システム」は、予備校にありがちな集団授業の弱点を補填することができます。「ダブル教育」システムの2本の柱は、以下の2つ。
科目別能力別授業
科目別能力別授業とは、科目と能力の2つでクラス分けを行うシステムのことです。一般的な予備校で導入されている、総合得点だけでクラス分けを行うシステムでは、自分の学習レベルに合わない科目が出てきてしまいます。
しかし、科目別能力別授業であれば、どの科目も自分の学習レベルにあった授業を受けられるので、効率の良い学習が進められます。
科目別能力別授業の詳細はこちら!
55段階個別指導
集団授業で授業を聞いていると、「分かったつもり」になってしまいがち。そこで重要なのが、知識を定着させて自分で使えるようにすることです。55段階個別指導では「知識のアウトプット」を徹底的に行い、知識の定着と応用力の養成を実現させます。
筑波大学入試で重視されるのは知識の応用なので、55段階個別指導はまさにぴったりの学習法です。
55段階個別指導の詳細はこちら!
筑波大学合格のためには早めに基本を押さえることが大切!
【筑波大学の入試概要】
- 積極的に学問に取り組める人材を求めている
- 難易度は高く、旧帝大と同レベルの学群・学類もある
【筑波大学の入試データまとめ】
- 合格最低得点率は60〜75%程度
- 前期日程における倍率は1.6〜4.8倍と、学群・学類によって大きな差がある
【勉強方法まとめ】
- どの科目においても記述や論述などの問題があるので、文章力を身に付けておく
- 基礎知識の応用や活用を求められる問題が多いので、実践力を高めておく必要がある
筑波大学は、国立大学のなかでも難易度の高い名門大学。合格を目指す方は、四谷学院への入学をご検討ください。四谷学院独自の「ダブル教育」システムで、筑波大学入試に必須の「知識の応用」を身に付けることができます。
難易度の高い大学だからこそ、効率の良い学習をすることはとても重要です。四谷学院の学習システムを体験活用して、効率良く成績を向上させましょう。ぜひお気軽にお問い合わせください。
※本記事でご紹介した情報は2023年3月8日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
失敗しない予備校選びは説明会参加が重要!
予備校選びは合否に直結すると言っても過言ではありません。ネットで口コミを調べたり予備校のパンフレットを見たりするだけでは、得られる情報に限界があります。自分に合った予備校を選ぶには、説明会に参加して、ご自身の目で確かめるのが一番!
以下の記事では、予備校の入学説明会について詳しく解説しています。ぜひチェックして、予備校の説明会に参加するときに感じがちな疑問や不安を解消してください。

大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
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