社会で活躍する先輩への
インタビュー

株式会社富士通

さん

2015 年に法政大学生命機能学部生命機能学科を卒業後、株式会社富士通システムズ・イーストに入社。同年11 月に富士通株式会社に転社。現在は医療情報技師として、東京大学医学部との共同研究や厚生労働省の新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム(HER-SYS)の構築などに携わっている。

医療の最先端技術に触れる仕事でコロナ禍の現代において大きな役割を担う

――現在はどのようなお仕事をされていますか?富士通にて、医療・福祉といったヘルスケア分野の業務に携わっています。主には、東大病院との共同研究や新規ビジネスの立ち上げ、厚労省の新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム(HER-SYS)の構築などですね。システム設計やプロジェクト管理、顧客対応といった幅広い業務を行っています。

――大変重要なお仕事を複数担当されているのですね!お仕事のやりがいは何ですか?日本や世界の医療に関する最先端技術に触れられることや医療業界の実態を知れることで、特に新型コロナウイルスに苦しむ現代において大きな役割を担えることにやりがいを感じています。

「be動詞って何だっけ…」
からスタートした大学受験

――時は遡りますが、髙橋さんはどんな大学受験を経験されましたか?私は英語に関しては「b e動詞って何だっけ…」からスタートしていまして(笑)。理数系科目は得意だったこともあり、得意科目はひたすら伸ばし、苦手科目は何とか受験で戦えるレベルまで到達させるようにしていました。

―― その上で工夫されていたことはありますか?まずは目標やそれまでの筋道を立てて、目標達成のために必要なことにターゲットを絞り、それ以外のことには時間をかけすぎないように意識していました。あとは友達と助け合いながら勉強できたことも、大学受験で成功した一因になっていると思います。

大学受験は、
「未来の自分への先行投資」

――髙橋さんにとって、大学受験の意味は何だったと思いますか?大学受験はその先の未来に向けた自分自身への先行投資でもあります。受験当時は若かったこともあり、その重大性に気づくことはなかったですし、周りから言われても理解できませんでした。しかし、振り返ってみると、私はこのときに勉強したことで今があると感じていますので、人生の大事なポイントで本気で頑張ることはとても大切なことだと思います。若い人に大人の思いを伝えるのはとても難しいことですが、高校生の皆さんには騙されたと思ってでも、挑んでほしい壁だと感じています。

仮に失敗したとしても、そこには実りがあります。実際に私も絶対受かると思っていた大学に、撃沈しました。かなりきつかったです。しかし、そこで何がいけなかったのか、どうすれば良かったのかを振り返ることで、気持ちを切り替えて最終的には志望していた法政大学に合格することができました。この経験はどのような状況においても諦めない今の自分の強みとなっています。

―― 大学受験での経験で、今も役に立っていることはありますか?受験は最終的に、自分との戦いです。私は勉強が大好きというタイプではなかったので、身の回りに起きる誘惑に打ち勝つことに苦労しました。ただ、ここで高い目標に挑む力をつけられたことは、大きかったです。これは社会人になってからも求められるものなので、今は受験時代に培われたこの能力では周りを圧倒できるだけの力を発揮できていると感じています。また、受験で得られる目標や筋道を立てて物事を進めるスキルや考え方は、どの仕事に就くことになったとしても必要なことだと思います。

大学時代にやったことは
その後の人生の財産になる

―― 大学では主にどういうことを勉強・研究されましたか?植物の医者を目指す学科に入学しました。なので、大学生活では主に病理学や感染生理学といった、ほとんど医学部と同じようなことをやっていました。研究室に配属後は新種の植物ウィルスの研究をしていました。日々実験ですね!

――大学へ行く意味は何だったと思いますか?自分の将来像を明確にする大切な4年間だったと思います。どんな仕事をしたいか? ではなく、自分は何をしたいのか? を探求する時間でした。大学でしか学べないことはたくさんあると思います。それは十分にやるべきです。折角入ったしもったいないので。私は大学での研究を経て「仮説を立て計画し、実行して考察、次に活かす」といった一連の流れを考える力を獲得でき、これが今の社会人生活でも活かせる強みになりました。おかげで私の所属する部署で初の2年連続昇進を成し遂げています。大学時代にできることは他にもいろいろあり、それがどんな形になるかは様々ですが、自分の財産になります。

私も勉強だけやっていたといったわけではなく、サークル活動もしっかりやっていましたし(副部長をしていました)、バイトもたくさんして、いっぱい遊びました。いずれの活動においても十分に成果を挙げられたと思っています。どんな事にも全力投球が大切ですね!

メッセージ Message

大学受験では、多くの方がきつい思いをすると思います。私も勉強は苦手というか、嫌いな方でしたので、大変でした。ただ、ここでどれだけ自分が頑張れたか次第で、その先の未来は大きく変わってきます。上手くいったときの成功体験は、他には代えられない大切な経験になっています。私は大学受験の合格ほど嬉しかった経験はなかったかな、と言っても過言ではないくらいです。時には心が折れそうになったり、くじけたりすることもあるでしょう。でも、自分を信じてください。周りに支えながらここまで到達してきた皆さんには、自分が思っている以上に力があり、それを発揮できるだけの土台が整っています。自分を信じて、周りを信じて、そして目の前の高い壁にまっすぐに挑んでみてください。必ず上手くいくはずです。私がお伝えしたいのは、皆さんには自分が求める希望を掴み取る力があるんだよ、ということです。

仲間と行くスノボ旅行が仕事の活力!温泉パワーで癒されて月曜日を迎えます

プライベートでは冬に雪山に行ってスノーボードをすることが多いです。11月の末ぐらいから隔週の土日を使って、大学のサークルのメンバーや仕事場の同僚達と一緒にひたすら滑っています。 朝6時くらいに出て、昼まで滑って、宿でご飯を食べ、色んな温泉に入り、夜は仲間と飲んだり食べたり。全力で滑っても温泉パワーで癒されるので、疲れを溜めずに月曜日を迎えられます。毎年冬が楽しみです!

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