少人数制の授業を行っている塾や予備校のメリット・特徴、大人数制との違いを解説

最終更新日:2024/04/25

※この記事は約6分で読めます。


こんにちは!四谷学院の奥野です。

チラシや看板などで見かける「少人数制」予備校。どのような授業が行われているのか、少人数制にはどのようなメリットがあるのか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、少人数制の予備校の特徴やメリットについて解説します。予備校選びの参考にしてください。

 

少人数制の予備校のクラス授業は、何人くらいで行われている?

少子化や塾業界の激しい競争などの背景から、「少人数」をうたう予備校が増えています。
しかし「少人数」の具体的な人数については、決まりがあるわけではなく、予備校やクラスによってさまざまです。
例えば、「少人数」をうたっている予備校の定員数は、以下の表のとおりとなります。

予備校 定員
予備校A 16名
予備校B 25名
予備校C 20名
予備校D 6名
予備校E 特進4名/進学12名

以上の人数は定員ですので、あくまでも目安ですが、予備校ごとに人数が異なることが確認できます。

 

少人数制の予備校と個別指導塾の違い

個別指導塾では1対1、もしくは1対2の形式で、生徒に合わせた指導が行われます。

予備校と言うと1教室で100人以上の生徒を相手に授業が行われるというイメージがあるかもしれませんが、少ない生徒数で授業を行う少人数制予備校も存在します。
同じ学力レベルの生徒とともに学ぶため、切磋琢磨できる環境が整っています。

 

少人数制と大人数制の予備校の違いを比較!

少人数制と大人数制の予備校の大きな違いを3つ紹介します。
 

違い①学習スタイル

少人数制の予備校では、講師が一人ひとりの生徒の目標や課題を把握し、きめ細かな指導を行います。

対して、大人数制の予備校では、生徒同士で競い合い、励まし合うような環境が生まれやすいのが特徴です。
 

違い②予備校の運営会社

少人数制の予備校は、地域密着型の個人塾や、独自の教育カリキュラムを採用しているところに多いのが特徴です。反対に、大人数制の予備校は、主に全国展開している大手予備校によくみられます。
 

違い③学費

学費は、講師一人あたりが指導する生徒数が少ないほど、高くなる傾向があります。
一般的に、授業の形態が個別指導から少人数制、そして大人数制へと変わるにつれて、学費は安くなる傾向があります。
 

少人数制の予備校にはどのようなメリットがあるの?

ここでは、少人数制の予備校で学習をするメリットを4つ紹介します。
 

メリット①学習に集中しやすい

少人数制の予備校は、静かな環境で講師の手厚いサポートが受けられるため、学習に集中しやすいメリットがあります。

集団授業が苦手な生徒さんでも、集中力が持続しやすいでしょう。
 

メリット②レベル・目標の近い仲間と学習できる

少人数のクラス分けにより、教室での仲間はおのずとレベルや目標が近くなります。

また、レベル分けが行われる予備校では、より難易度の高いクラスを目指すと、モチベーションもアップします(校風によっては、競争意識の少ないアットホームな予備校もあります)。
 

メリット③目標や課題に応じた指導が受けられる

少人数制の予備校では、講師が生徒一人ひとりの目標や課題を把握しやすくなります。個人に合った的確な指導を受けられるため、学習効果が高まります。
 

メリット④講師との距離が近く、質問をしやすい

講師との距離が近いのも、少人数制のメリットの一つです。授業の合間に質問をしやすいので、わからない箇所をそのままにせずに学習を進められます。
 

少人数制の予備校のデメリットは?

少人数制の予備校には、多くのメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。
 

デメリット①講師との相性が大事になる

少人数制の予備校では、講師との相性が重要です。生徒と講師の距離が近いため、相性が悪いと質問がしにくくなり、学習効果が落ちる可能性があります。

また、基礎学力が高い生徒には内容が物足りない場合もあります。
その場合は、一人ひとりに合わせたカリキュラムを提供する個別指導や、よりハイクラスな授業を行う大人数制の予備校のほうが適しているかもしれません。
 

デメリット②大人数制と比べて学力の比較がしにくい

少人数制の授業では、比較の対象となる生徒数が少ないため、学力の比較が難しい一面があります。
例えば、5人のクラスで1位を取ったとしても、それが全国規模の実力とは限りません。
また、クラスで最下位だとしても、ほかの生徒のレベル次第では、その教科が苦手と一概にはいえないでしょう。
 

どのような生徒に少人数制の予備校が向いているのか

ここでは、少人数制の予備校が向いている生徒の特徴を紹介します。
 

苦手科目がはっきりとしている人

少人数制の予備校は、苦手科目に特化して対策をしたい生徒に適しています。講師が生徒一人ひとりに目を向けやすく、細かい指導を受けることが可能です。
わからないことや苦手な分野の質問もしやすく、理解が深まるでしょう。
 

講師に質問しやすい環境が欲しい人

少人数制の予備校では、先生一人に対する生徒の数が少ないため、時間的な余裕があり、スムーズに質問することが可能です。
疑問をすぐに解決できるため、効率良く受験勉強を進められます。

一方、大人数制の予備校では、生徒の数が多いため、個別の質問をするのが難しくなりがちです。多くの生徒が講師に質問をしている場合、その日のうちに疑問が解決せずに残ってしまう場合があります。
 

難関校の受験を検討している人

少人数制の予備校では、講師が生徒一人ひとりの能力や性格、苦手分野などを細かく把握できるため、授業中の個別フォローやサポートが充実します。

また、少人数だと質問しやすい雰囲気が自然と形成され、わからない点を即座に解消することが可能です。

各生徒の学力向上に直結するサポートを受けられるため、難関校受験の成功につながりやすくなります。
 

まとめ

少人数制の予備校では、自分の目標や学力レベルに近い仲間たちとともに、切磋琢磨しながら学習を進められます。

四谷学院では、科目別能力別クラス授業と55段階個別指導のダブル教育を通して、少人数制のメリットを取り入れた学習環境を作っております。興味のある方は説明会にぜひご参加ください。
 

失敗しない予備校選びは相談会・説明会参加が重要!

予備校選びは、大学受験の合否に大きく影響します。口コミやホームページの情報だけで決めず、説明会に参加して、学習環境や雰囲気を直接確認しましょう。

複数の予備校を実際に訪れて、指導方針やサポート体制、授業内容、講師の質などを比較検討することが大切です。

大学受験予備校「説明会」の参加の仕方と確認ポイント

大学受験合格ブログ編集部

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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