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高2の1学期、しんどくなって高校を中退。四谷学院で勉強を積み重ね小学生のときから憧れた立教に合格!受験で自信と行動力も手に入れました。
いろいろな「しんどいこと」が重なって高2の新しい環境に適応できなかった
通信制高校を選択した理由を教えてください。
もともと通っていた高校を2年の1学期初めに辞めました。当時はクラスの仕事を請け負っていて、入っていた部活も忙しくなってくる時期で。通学時間も1時間半かかるほど、高校が遠かったんです。その上、高1のときにできた友達と高2の文理選択で分かれてしまいました。もともと中学から高校に上がってくる生徒もいる学校だったので、すでにコミュニティができあがっていて、人間関係もうまくいかずでした。どれか一つだったら耐えられたのかもしれませんが、すべてが重なってしんどくなって、夜寝つけなくなってしまい、学校を辞めるしかないのかな…と思うようになりました。そして大学への進学を目指していたので、受験情報ももらえる通信制高校への道を選択することになりました。
椴木さんは高2で四谷学院に入学されていますが、やはり大学受験を意識してのことでしょうか?
はい。ただ、立教大学を目指してという感じではなく、高校が日本大学系列だったため、内部進学を目指して成績を維持することを目的に塾を探し始めたところ、四谷学院の55段階がいいと思うと父に勧められました。実際に説明会で話を聞き、基礎から学べるところが自分に合っていると思ったので、入学を決めました。
大学受験への勉強を始めた当初、困ったことはありましたか?
そもそも、どうやって勉強すればいいかわからなかったことですね。インターネットを見れば勉強方法のアドバイスはたくさんありますが、誰が書いているかもわからないですし、それが自分に合っているかもわからないので、自分にとって一番いい道がわからないというのが最初に困ったことでした。その点は、四谷学院に入学してからコンサルタントの先生に相談できたので解消されました。
「ここは無理だ」と自分の能力を決めつけていた
相談することは大切ですよね。
はい。通信制高校の生徒は、不安の共有ができる人が少ないことが全日制高校の生徒に比べて不利だと思います。なので、受験本番が迫ってきた追い込みの時期に耐えられず負けてしまう友達もいました。実は僕自身も、高3の夏あたりに、模試を受けるだけで吐き気がするようになってしまって。「このままだったら受験本番はどうなるんだろう…」という状況だったのですが、自分の不安や悩みごとを四谷学院の先生が聞いてくれました。話すことによって落ち着いて対処できたし、たくさんの生徒を見ているからこその助言と安心できる言葉が支えになりました。
もともと日大に進学できればとのことでしたが、立教大学を意識し始めたのはいつ頃でしたか?
実は、立教は小学生のときから行きたい大学でした。というのも新座キャンパスが近くにあり、中学生くらいまで毎年学園祭に行っていたのですが、雰囲気が良くて楽しそうで、「行けるならここに行きたい」という思いがありました。ただ、自分の能力を自分の中で決めつけているところがあり、無理だろうと最初は思っていました。でも、四谷学院で勉強を重ねていくうちに、「絶対受からない」が「受かるかも」に変わりました。
E判定だったところから絶対受かるという確信に
「受かるかも」と感じたきっかけは何でしたか?
高3の5月頃に英語の資格、IELTSを取得できたことです。そこで、あとは国語と日本史に力を入れれば合格できるかもと思い、本格的に立教大学を意識し始めました。ただ、実は志望校判定は10月までE判定で。でもそこから四谷学院で学んだ基礎力が最後の2ヶ月で爆発したなと思います(笑)。直前期には55段階の質問制度を活用して、過去問自体からも知識を得たことで、「受かるかも」が「絶対受かる」に変わっていました。
直前期の追い込みで負けずに頑張れたからこそですね。最後に、大学受験を通して学力以外に得られたなと思うことはありますか?
自分の弱さに勝つ力、逃げたい気持ちに勝つ力だと思います。ここで逃げたらずっと見守ってくれていた親を悲しませるだろうし、頑張ってきた自分にも、応援してくれた人たちにも悪いことをするなという気持ちでした。だからこそ、伸びない、やる気が出ない、嫌だと思ったときに「耐える」という選択肢を増やすことができました。あとは「自信」です。自分の中で無理だと思っていた立教大学に合格できたことで自分に自信がついて、「できるんだな、俺」と思えたし、勉強もできるのであれば他のこともできるだろうと思えて、今は勉強以外のことに対しても前向きに行動できるようになりました。
最後に後輩たちへメッセージをお願いします。
後輩の皆さん、今自分に自信を持てていますか? 受験勉強は皆さんにきっと自信を与えてくれると思います。今は無理だと思っている大学も皆さんの努力で行ける大学になります。通信制高校の皆さんには時間がたくさんあります。その時間を最大限に活かして憧れの大学合格をつかんでください。応援しています!