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- 立命館大学文学部
「一般入試以外の道」を開いてくれたのは四谷学院の先生でした。AO対策を通して教師という将来像を思い描き充実した大学生活を送っています。
一般入試に向けて苦手克服のため四谷学院へ
平松さんが通信制高校を選んだときの状況を教えてください。
家庭の事情で高校に通えなくなってしまって、通信制に入りました。授業形態が対面からWebに変わったし、スクーリングも初対面の人たちの中で受けるので心細かったです。180度違う学校生活になって、精神的にすごくまいっていた時期でもあったんですが、もともと進学校に通っていたのもあって、大学受験はしたいと初めから考えていました。
受験対策のために四谷学院を選ばれたのは、なぜですか?
55段階にすごく魅力を感じました。苦手科目は手も足も出ないような状態だったので、基礎から学び直したいと思っていましたから。実際に受けてみると、どの先生も指導が丁寧で、私が本当にわからないんだ、というのを理解してくれ、克服できるように教えてくれました。そのおかげで苦手科目に対する嫌悪感がなくなりました。
特に印象に残っている授業はありますか?
現代文の授業が、めちゃめちゃ面白かったです。すごく工夫されているというか、聞いていて全く飽きがこない。科目に特化された先生だから詳しくてわかりやすいし、脱線しすぎない関連知識なんかも教えてもらえました。自分たちの実生活に落とし込んだ例を話してくれるので、イメージしやすいし、すっと入ってくるんです。それまで現代文って、ただ読んで漠然と解いていたんですけど、まるで数学の公式みたいな解き方もあるんですよね。自分の中ではかなり画期的でした。
初めて“AO入試”の存在を知り面白そう!とチャレンジを決意
立命館のAO入試を受けようと思ったいきさつを教えてください。
AO入試を受けるきっかけをくれたのは、四谷学院の先生だったんです。自分では推薦を受けようなんて全く考えていなかったです。AO入試の存在すら知らなかったくらいで。あるとき先生が「この選抜方式はどうか」って勧めてくださったんです。そこから自分でも調べてみたら、立命館のAO入試が面白くて、チャレンジしてみようかなと思いました。もともと関西方面の大学に行きたいとは思っていて、中でも立命館は伝統ある大学で魅力を感じていた、というのもあります。
実際にどのような試験だったのでしょうか?
「大学で何をしたいか」をプレゼンテーションする、というもので、私の場合、大学入学後の目標の1つに「教職をとること」があったので、そこを掘り下げて、最終的に教師になって子供たちに教えたいんだ、ということを伝えました。大学教授を相手に自分が教師になったつもりでプレゼンをしたのですが、かなり良い形でアピールできたのではないかと思っています。願書の中にも「自分の大学生活で思い描く将来像」を書くスペースがあったのですが、私はそこに絵を描きました。
先生からの充実したアドバイスで他の学生に差をつけ合格
それは自由度が高くて工夫や個性が求められそうですね。
書類作成からプレゼンまで、四谷学院の先生方からたくさんのご指導をいただきました。AO入試に詳しい先生が、他の学生たちと差をつけるためにどうすれば良いかを丁寧に教えてくださって。教師になったつもりでプレゼンする、というのも先生からのご提案です。プレゼンの練習も先生が大学教授役になって見てくださいました。練習しはじめは淡々と話してしまっていたんですが、恥を捨てて「自分が教師だ!」という気持ちを全面に出すようにアドバイスくださり、本番はそれをしっかり実践できました。
AO入試を受けた感想を教えてください。
一般入試の人とは違う戦い方をすることに不安もあったのですが、四谷学院の先生方のサポートが充実していたおかげで、気負わず受けることができて良かったです。今振り返ると、とても私に合った選抜方式でしたし、やっていて面白かったです。自ら調べものをしたり、大学訪問をしたり、AO対策を通して率先して動けるようになり、自主性も育まれたと思うので、本当に良い経験ができたと思っています。
最後に後輩たちへメッセージをお願いします。
通信制高校に移ってすぐは精神的につらい時期もあったけれど、その選択は全く後悔していません。その時期があったからこそ、今すごく充実した大学生活を送れている自分がいます。人それぞれ環境や状況も本当に違って、抱えている悩みもそれぞれだと思いますが、とにかく自分を信じて勉強に励めば必ず良い方向にいくので、時々息抜きをしつつ頑張ってください。応援しています!